新型 日産 シルフィ G【試乗評価】しっかりと作り込まれた基本とバランスの良い走り [DBA-TB17]

3代目日産シルフィのフロント

今回は「新型 日産 シルフィ G」を試乗レポート。
2012年にフルモデルチェンジした、Mクラスの4ドアセダンです。

2度目のモデルチェンジを経て、車名から伝統ある「ブルーバード」の名前が外れました。

プラットフォーム(基本骨格)には、マーチなどと同じ「Bプラットフォーム」が使われています。ただし、車格にふさわしい補強がしっかりと施され、ボディ剛性はマーチクラスよりも高いです。

このモデルから海外を中心に販売されることになり、先代までの5ナンバーサイズをわずかに超えるワイド&ローのボディが与えられます。

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外観

全長4615mmX全幅1760mmX全高1495mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

直線的でがっしりとした凝縮感のある先代シルフィから、ゆったりとした印象のアメリカンなスタイリングに生まれ変わりました。

フロント

張りのはる有機的な形状のフロントノースにくさび形のヘッドライトがレイアウトされます。のびやかで優しい印象のフロントフェイスです。

サイド

分厚いボディに巨大なキャビンが組み合わされ、傾斜の強い前後ピラー(柱)と相まって、ワンモーションに近い近未来的なフォルムです。

リア

3代目日産シルフィのリア

傾斜の強いリアウィンドウと、どっしりとしたふくよかなリアエンドによって、ダイナミックなリアビューを構成しています。

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内装

3代目日産シルフィのナビ

ややプラスチッキーな印象の内装デザインです。のっぺりとしたメタリック素材が全体の質感を落としています。

3代目日産シルフィの内装

室内空間が広く、大人4人が快適に過ごすことができます。室内に小物入れが少なく、そういった意味での使い勝手はいまひとつです。

スタイリッシュなボディ形状の割に、視界は広々としておりボディの見切りも上々です。

シート

3代目日産シルフィのフロントシート

ゆったりとした形状の快適なフロントシートが装備されます。適度なコシもあるため、長時間ドライブでも身体が痛くなる心配はありません。

3代目日産シルフィのリアシート

リアシートにも十分なサイズが確保されています。足元、頭上空間ともにゆったりとした余裕があり、成人男性であっても無理なく座ることができます。

荷室

Mクラスセダンにふさわしい広大な荷室スペースを持ちます。家族4人であれば2泊3日旅行も余裕です。

静粛性

市街地モードではエンジン音の高まりも少なく、車内の静粛性は高いです。

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エンジンとミッション

1798ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、131ps/6000rpmの最高出力と、17.7kgf・m/3600rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1240kg。JC08モード燃費は、15.6km/lとなります。

エンジン

1.8Lのエンジンで前輪を駆動。低速からフラットなトルクを発生する扱いやすいエンジンです。街中などの市街地モードならパワー不足を感じることもありません。

トランスミッション

3代目日産シルフィのシフト

ベルトとプーリーによって連続的に変速するCVTを装備。日常領域では、たっぷりとした低速トルクを有効に活用して、低回転を維持しながらスムーズに変速します。

ただし、アクセルを踏み込むとエンジンノイズとバイブレーションが高まります。エンジン回転に対する車速の遅れ(ラバーバンドフィール)も気になります。

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

足回り

たっぷりとしたストロークのサスに高剛性ボディが組み合わされ、不快な揺れの無い快適な乗り心地です。

高速域での安定性も高く、フラットな姿勢を維持してビシっと直進します。

ハンドリング

3代目日産シルフィのステアリング

可もなく不可もない乗用車的な操舵フィール。ドライバーの操舵に対する反応も素直で、日常の足にふさわしい疲れにくいセッティングです。

大きなボディの割に小回り性能が高く、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

評価のまとめ

先代よりもやや全高が低くなったものの、逆に車幅や全長は拡大されています。それによってバランスの良いスタイリングと広々とした室内、余裕のあるラゲッジスペースを確保しています。

とくに目立ったところはありませんが、乗用車的な資質がしっかりと磨き込まれたバランスの良いセダンです。車格のわりに価格も比較的安く、コストパフォーマンスの高い仕上がりをみせます。

ただし、先進安全技術などの最新デバイスが搭載されておらず、安全性では不満が残ります。まあ、このあたりは発売から5年以上が経っているため、仕方のない部分もありますが。

中年層からシニア層まで、幅広い世代の人が日常の足として使うのにピッタリな車です。広々とした室内とラゲッジが装備されていますので、ファミリーカーとしても十分な使いでがあります。

価格

価格 | 2,458,080円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

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