初代 日産 ティーダ G【試乗評価】かっこいいスタイリングとモダンな内装、コンパクトカーとしての絶妙なバランス [DBA-C11]

今回は「初代 日産 ティーダ G」を試乗レポート。
2004年から2014年に渡って販売されていた、コンパクトな5ドア・ハッチバックです。

ベースとなるプラットフォームには、日産キューブと同じ「Bプラットフォーム」が使われています。

この他に、4ドアセダンの「ティーダ・ラティオ」がラインナップされています。

このティーダ・ラティオは、実質的に9代目サニーの後継車となるモデルで、これによって38年の歴史を持つ名車「サニー」の製造・販売は終了する事になります。

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外観

全長4205mmX全幅1695mmX全高1535mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2600mmとなります。

ルノー・メガーヌとよく似た雰囲気の外観です。といっても、アバンギャルドなメガーヌに対して、ティーダは少し大人しい印象です。

フロント

ボンネットとフェンダーが分割されており、これが全体をスポーティに引きしめています。立体感のある端正なフロントフェイスです。

サイド

短い前後オーバーハングに、ゆるやかな弧を描くルーフ。がっしりとした硬質感のあるキャラクターラインが一体となって、キビキビとした小気味いいサイドビューを構成しています。

リア

斜めにスパッとレイアウトされたリアコンビランプに、小さなリアウィンドウ、ギュッと絞り込まれたキャビン。張りのあるリアバンパーが対比され、若々しくも上質感のあるリアエンドです。

古めかしい「サニー」の名前を消して、若々しい「ティーダ」として売り出した気持ちが良くわかります。

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内装

さらっとした清潔感のある樹脂に、メタリックパーツが控えめにほどこされます。さわやかで感じの良いデザインです。

見晴らしの良いコックピットと、見切りの良いボディが相まって、楽に運転することができます。

シート

このクラスのフロントシートとしては、出色の出来です。身体によくフィットするシート形状と、コシのある上質なクッションが組み合わされ、長時間ドライブも苦になりません。

広々とした室内空間を活かして、リアシートの足元、頭上ともに十分なスペースが確保されています。シートの質感もしっかりとしており、成人男性でも余裕を持って座ることができます。

荷室

サスの張り出しが大きいため、荷室の幅はかなり制限されます。といってもリアシートを大きくスライド(240mm)させれば、簡単に荷室容量を増やすことができます。家族4人なら、2泊3日旅行も余裕でしょう。

デザイン上の制約からハッチゲートが斜めに切り上がっているため、ちょっと荷物の出し入れがしにくいのが玉に傷です。

静粛性

巡航時はエンジン回転が低めに保たれているため、室内の静粛性は高いです。

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エンジンとミッション

1498ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、109ps/6000rpmの最高出力と、15.1kgf・m/4400rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1140kg。JC08モード燃費は、18.2km/lとなります。

エンジン

1.5Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。オールアルミ製の新型エンジンで、低速域からフラットなトルクを発生します。数値は平凡ですが、使ってみる事ではじめて分かる、扱いやすさがあります。

トランスミッション

CVTならではのネガはほとんど解消されています。アクセルのレスポンスが良く、不快なノイズもほとんどありません。

エンジン回転をなるべく低く保って走るため、エンジン透過音も小さめです。

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

足回り

ちょっと引き締まった印象のスポーティな乗り心地。といっても、ガツガツと不快な衝撃を伝えることはなく、角の丸められた快適な乗り心地です。

ハンドリング

ハンドリングは雑味の無いスッキリとしたフィール。切り始めから僅かな操舵に対しても正確に反応して、自然にノーズの向きを変えてくれます。キビキビとした楽しい走りです。

最小回転半径が小さいため、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

評価のまとめ

コンパクトなボディに、広々とした室内。過不足のないスムーズなエンジンに、素直なハンドリングとスポーティで快適な乗り心地。全ての要素が理詰めで考え抜かれ、絶妙なバランスの上に成り立っています。

「独身者が通勤通学に使ったり、若いお母さんが買い物や子どもの送り迎えに使ったり、週末は家族揃ってドライブに出かける」なんて生活にピッタリとハマる一台です。

サニーの後継車として大々的にデビューした「ティーダ」ですが、後継車は「ノート」と統合されてこの代で消滅しています。そのため新型ノートは2つのコンセプトに引きずられ、明快なコンセプトが感じられません。コンパクトカーとしてのバランスの良さを味わうなら、あえてこの「ティーダ」を買うというのもアリです。

価格

価格 | 1,722,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)