新型 日産 キューブ(Z12)【試乗評価】ユーモラスな個性的な外観とバランスの良い中身 [DBA-Z12]

日産キューブ前面画像

今回は「新型 日産 キューブ 15X Vセレクション」を試乗レポートいたします。
日産キューブは、2008年のモデルチェンジで3代目となりました。

先代からキープコンセプトのままモデルチェンジが行われ、外観のイメージの変化は少ないのですが、実際はボディが一回り大きくなっており使い勝手が向上しています。
それでも、日本市場に最適な5ナンバーサイズの枠内に収められており、街中での取り回しの良さは健在です。

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外観

全長3890mmX全幅1695mmX全高1650mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2530mmとなります。

スペース効率を優先した直線基調のスタイリングでありながら、曲線のラインを多用することで、ユーモラスかつやわらなか独特の雰囲気を作り出しています。

フロント周りは、先代のほんわかとしたデザインを継承しながらも、ヘッドライト間のグリルに段差が設けられ、引き締まった新しい表情が与えられています。
先代では、ボディの細かなプレスラインにきりっとしたエッジが付けられていましたが、新型では、あえてプレスラインの無いなめらかな面表現が使われています。

サイドビューも、先代のイメージを色濃く受け継ぐデザインが施されています。ただ、サイドウィンドウのグラフィックは、先代と同じモチーフを使いながらも、曲線のアールを大きくしたユーモラスなデザインが採用されています。

リアコンビランプは、ヘッドライトと同じく段差が付けられたデザインで、前後の統一感が演出されています。
リアビューも、先代のイメージを継承しながらも、大きなアールによる曲線と、プレスラインの無い滑らかなボディワークという手法で、統一感のあるリファインが行われています。

その結果、先代のイメージを継承しながらも、新しさと上質さを見事に表現した個性的なスタイリングに仕上がっています。

日産キューブ後部画像
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内装

内装の質感はクラス標準的なレベルです。個性的かつユーモラスなデザインが与えられており、思わずにやけてしまいます。

日産キューブメーター画像

メーターは、コロンとした独特のメーターバイザーの中に、2眼メーターが設置されています。

日産キューブ内装画像

ダッシュボードは乗員の場所に合わせて大きく波打った形状で、広々とした居心地の良さが感じられます。
センターコンソールにレイアウトされたエアコンパネルは、大きなダイヤル型で他では見られない独特の形状で、使い勝手も悪くありません。

フロントシートは、大きなベンチシートタイプが装備され、サイズもストロークもたっぷりとした快適なシートです。当たりはソフトでありながら、座るとぐっと弾力を増し、しっかりと身体を支えてくれるフランス車のような座り心地です。長距離の移動でも苦になりません。

リアシートも、しっかりとした座り心地が与えられており、室内空間にも余裕があります。

ラゲッジルームは、ハイト系ワゴンにありがちな前後長の短いタイプですが、縦方向の容量が大きく、荷物の積み方を工夫する事で思った以上の量を積む事が出来ます。

元々巡航時のエンジン音が小さく、ロードノイズや風切り音の進入も最小限ですので、車内の静粛性はクラス標準レベル以上です。

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エンジンとミッション

1.5L直列4気筒DOHCエンジンに、CVTが組み合わされています。
エンジンは、111ps/6000rpmの最高出力と、15.1kgf・m/4000rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、19.0km/lとなります。

必要十分な動力性能で街中での不足感はありません。1200kgのボディを予想以上に活発に走らせてくれます。ただ、2、3人の乗車ですと、出足や加速などでかったるさを感じます。
加速では結構な音量のサウンドを響かせますが、音質自体は不快なものではなく、気持ちのいい加速フィールを味わうことができます。

組み合わされるCVTは、変速感もスムーズでこれといった欠点はありません。街中を流しているだけなら、CVT独特の妙な変速のずれも起こりません。

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

高速コーナーをギュンギュンと攻めるというわけにはいきませんが、ゆったりとしたロールを使って意外と小気味好く回ってくれます。
素直でおっとりとした気持ちの良いステアリングフィールです。

ソフトなシートと柔らかい足回りが相まって、ふわふわとした癒し系の乗り心地です。
そのわりに重いボディにトーションビーム式リアサスペンションですから、低速では路面の段差を結構ひろいます。

評価のまとめ

目を三角にしてガンガン攻め込むような車ではありません。のんびり、ゆったりと街中を流すのがピッタリとくる癒し系の車です。

乗り心地が良くハンドリングも自然で、車内の広い5ナンバーサイズの個性的な車を探している人にオススメの一台です。

価格

価格 | 1,782,000円(税込み)

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    akiroo

    クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

    ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

    ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

    記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

    修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)