新型 ホンダ シビック セダンHonda SENSING(10代目)【口コミ・インプレッション】スポーティで上質な4ドアセダン [DBA-FC1]

ホンダ シビック セダンHonda SENSINGのフロント

今回の【口コミ・インプレッション】は「新型 ホンダ シビック セダンHonda SENSING(10代目)」を試乗レポート。
2015年(日本市場では2017年)にフルモデルチェンジした、Mクラスの4ドアセダンです。この他に5ドア・ハッチバックと、ホットバージョンの「タイプR」があります。

軽自動車やコンパクトカーに市場を奪われたシビックは、9代目へのモデルチェンジと同時に日本市場から撤退。2010年から2017年の7年間に渡って、店頭から完全に消えてしまいました。

といってもシビックはホンダを代表する伝統的なモデルです。社内やユーザーからも復活を望む声が強く、今年2017年、ついに10代目シビックとして再び発売されることになります。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【口コミ・インプレッション】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4650mmX全幅1800mmX全高1415mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

ガンダムチックな重厚感とかカッコよさなら「5ドアハッチバック」。全体のまとまりの良さや、品質感なら「4ドアセダン」。

同じスタイリングテーマを使いながらも、それぞれのキャラクターに合わせてうまくデザインが振り分けられています。

フロント

うねりのあるダイナミックなフロントノーズに、シャープなヘッドライトと品質感あふれるクリーンなグリル。ワイド感のあるフロントバンパーが組み合わされ、セダンにふさわしいスポーティで上質なフロントフェイス。

サイド

5ドアハッチバックよりも130mm延長されたリアオーバーハング(後輪からボディ端までの長さ)によって、伸びやかで美しいサイドビューを構成。

リア

ホンダ シビック セダンHonda SENSINGのリア

なだらかに傾斜するルーフと一体となった、クーペのように美しいリアエンド。C字型のリアコンビランプが、このリアエンドをがっしりと引き締めています。

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内装

内装デザインはハッチバック系と共通です。シンプルなラインで構成された、モダンで使い勝手の良いデザインに仕上がっています。

インパネの質感はクラス標準レベルを超えています。

シート

前席は、スポーティな形状を持つ座りやすいシート。クッションには適度なコシがあり、長距離ドライブも快適です。

後席は、頭上、足元空間ともに広々としたスペースが確保されており、大人二人が座っても十分なゆとりがあります。

荷室

ハッチバックよりもさらに広い荷室。家族4人であれば、2泊3日旅行も可能です。

静粛性

低速域ではややエンジン透過音が気になりますが、中高速域ではクラス標準以上の静粛性能を発揮します。

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エンジンとミッション

1496cc・直列4気筒DOHCターボエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、173ps/5500rpmの最高出力と、22.4kgf・m/1700-5500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1300kg。JC08モード燃費は、19.4km/lとなります。

エンジン

1.5Lのツインカムターボで前輪を駆動。低速からフラットなトルクを発生するパワフルなエンジン。急な上り坂でも低回転を保ってグイグイと加速します。

中高速域からの加速も素晴らしく、胸のすくようなフィールでパワーが湧き上がります。

トランスミッション

ベルトとプーリーによって連続的に変速するCVTを採用。これにトルコンと擬似的な7段マニュアルシフトモードが付きます。エンジン回転の上昇と車速がしっかりとリンクしており、CVT独特の「ラバーバンドフィール」はほとんど感じられません。トルコン式ATにかなり近いフィールを持ちます。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

乗り心地

215/55R16のタイヤ・ホイールを装備。

剛性の高いボディに、スムーズにストロークするしなやかなサスが組み合わされ、適度に引き締まったしなやかな乗り心地です。

高速域でのステアリングもしっかりと落ち着いており、フラットな姿勢を維持してまっすぐに直進します。

ハンドリング

適度な重さを伴ったスポーティなステアリングフィール。ドライバーの操舵に素直に反応して、気持ちよくコーナーをクリアします。

リアの接地性能も高く、うねりのあるコーナーが連続するワインディングでも、安定した姿勢でヒタヒタと走りぬきます。

その他

先進安全技術は最新の「Honda SENSING」を装備。

【口コミ・インプレッション】のまとめ

ダイナミックで美しいスタイリングをもった4ドアセダン。従来のシビックと異なり、ひとクラス上の上質感があります。

ターボとVTECによるスポーティで気持ちのいいエンジン。16インチタイヤとスムーズなサスペンションが組み合わされ、上質でしなやかな乗り味を実現しています。5ドアハッチバックと比較すると、快適性を重視したセッティングです。

ボディが拡大されたことも手伝って、居住空間、荷室ともに広々とした空間が確保されています。

「ファミリーカーとして使えるスポーティで上質な4ドアセダンを探している」という人にふさわしい一台です。

中古車市場では

新型が登場したばかりですが、中古車市場には試乗車上がりの極上車や新古車が結構あります。2017年式「ホンダ シビック セダンHonda SENSING」であれば、270万円前後といったところです(2017年12月現在)。

価格

価格 | 2,650,320円(消費税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)