8代目 ホンダ シビック 2.0GL【旧型レポート】軽快に吹け上がるエンジンと素直なハンドリング、広大な居住空間を持った4ドアセダン [DBA-FD2]

今回の旧型レポートは「8代目 ホンダ シビック 2.0GL」。
2005年から2010年に渡って製造販売されていた、小型4ドア・セダンです。

シビックを象徴する存在であったハッチバックモデルはカタログから落とされ、4ドア・セダン一本に絞られています。「日本市場ではハッチバックの人気が無い」
というのがその理由ですが、蓋を開けてみると4ドア・セダンの人気も今一つで、この後、9代目シビックの日本市場導入は見送られることになります。

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外観

全長4535mmX全幅1750mmX全高1440mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

フロント

スムーズなラインで構成されたフロントノーズに涙目型のヘッドライトをレイアウト。穏やかでスポーティな印象のフロントフェイスです。特徴的な形のヘッドライトがシビックに一目で分かる個性を与えています。

サイド

短く切り詰められたフロントオーバーハングにロングホイールベース。極端に傾斜したAピラーと前後に長いキャビンが組み合わされ、スピード感のあるカプセルのようなデザインに仕上がっています。

リア

サイドの近未来的な印象とは対照的に、リアエンドはごく普通のセダンといった印象です。リアコンビランプ内の大きな丸型リフレクターがちょっと野暮ったいです。もう二回りほど小さければ、ぐっと凝縮感が増すのですが。

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内装

リズム感とメリハリのある明快なインテリアデザインです。ダッシュボードにはしっとりとした上質な樹脂が使われており、クラス標準以上の質感があります。

メーターナセル内には上下2段に分割されたメーターが装備され、下段には大きなアナログ式のエンジン回転計が、上段には薄型のスピードメーターがデジタルで表示されます。

Aピラーが極端に傾斜しているため、斜め前方に大きな死角があります。

シート

アイポイントが低く、ボンネットが緩やかに膨らんでいるためボディの見切りは今一つです。

フロントには立体的な形状のがっしりとしたシートが装備されます。クッションには適度なコシとストロークがあり、長時間ドライブでも疲れが少ないです。

リアシートはややコシが足らないものの、頭上、足元空間ともに充分なスペースが確保されています。座面の広さ、バックレストの角度ともに申し分ありません。

荷室

トランクスペースには充分な広さが確保されており、家族4人であれば2泊3日旅行も余裕です。バックレストを折りたたむことで、リアシートと連結してさらに広いスペースを確保することができます。

静粛性

ロードノイズと風切音、エンジン透過音ともに良く抑えられているため、室内の静粛性は上々です。

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エンジンとミッション

1998ccの直列4気筒DOHCエンジンに、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、155ps/6000rpmの最高出力と、19.2kgf・m/4500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1280kg。10モード/10・15モード燃費は、13.6km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。出足から中高速域まで、切れ目の無いシームレスな加速フィールを味わうことができます。ホンダのツインカムエンジンらしくスポーティに吹けあがり、高回転域ではシャープなエンジンサウンドを奏でます。

トランスミッション

トルコン式の5速ATを装備。優れたパワーユニットを存分に活用して、力強い加速感を発揮します。巡航時は低回転域をシッカリと使ってスムーズに走り、アクセルを踏み込むと高回転域までエンジンを回してキビキビと加速します。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。

足回り

たっぷりとしたストロークを持つ快適な乗り心地。当たりにしっとりとした質感があるため、目地段差を通過しても不快な衝撃は少ないです。

よく動くサスと高剛性ボディによって、高速域でもフラットな姿勢を維持します。

ハンドリング

素直でスポーティなハンドリング。ドライバーの操舵に対して素直な反応で応えます。重心が低くサスの追従性が高いため、コーナリング中の安定感も高いです。

評価のまとめ

セダンとしてはスポーティなスタイリングが与えられています。といっても「シビック」といえばやはりハッチバックボディです。スポーティで若々しい雰囲気はハッチバックボディの方に分があります。

スポーティでよく回るツインカムエンジンに、素直で気持ちの良いハンドリング。適度に引き締まった快適な足回りが組み合わされシビックならではの世界観は健在です。

ロングホイールベースにより、室内空間にはたっぷりとしたスペースが与えられており、使い勝手も申し分ありません。

家族で1台を所有するなら、通勤から週末のドライブまで幅広く対応できるこういった車がオススメです。

特に家族に運転の好きな人がいる場合は、スポーティな乗り味を持つシビックはうってつけです。

ただし、「そんなに長距離を乗ることは無い」という人にはひとクラス下のフィットで充分です。現実にこういったユーザーは多く、当時、好調なフィットに対してシビックは苦戦を強いられる事になります。

価格

新車当時の価格 | 2,257,500円(消費税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)