新型 ボルボ XC60 T5 AWD Inscription(2代目)【口コミ・インプレッション】ゴージャスなクロスオーバーSUVで、北欧デザインを楽しむ [DBA-UB420XC]

ボルボ XC60 T5のフロント

今回の【口コミ・インプレッション】は「新型 ボルボ XC60 T5 AWD Inscription(2代目)」。
2017年にフルモデルチェンジした、MクラスのクロスオーバーSUV(5ドア)です。

初代「ボルボ・XC60」は、コンパクトなサイズ感とボルボならではの高い安全性、個性あふれるデザインセンスが受け高い人気となったモデル。日本市場で初めて「プリクラッシュブレーキ(完全な停止をするタイプ)」を装備した車としても有名です。

2代目「ボルボ・XC60」はその初代のコンセプトを受け継ぎつつ、全く新しいプラットフォーム(基本骨格)と「XC90」の流れをくむクリーンでモダンな内外装が与えられ、さらに魅力を増しています。

そのプラットフォームは、兄貴分「XC90」にも使われるモジュラー・プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」。これに、パワフルな2.0Lツインカムターボとスムーズな変速を行う8速ATを組み合わせます。

ライバル車種は「BMW X3」や「アウディQ5」、「メルセデスベンツGLC」といった高級クロスオーバーSUV勢。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【口コミ・インプレッション】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4690mmX全幅1900mmX全高1660mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2865mmとなります。

フロント

エレガントな曲線を描くフロントノーズに、重厚感あふれるグリルに組み込まれたアイアンマーク。トールハンマー型LEDライナーを内蔵したヘッドライト。上質な中にも信頼感を感じさせるフロントフェイスです。

サイド

伸びやかなフロントノーズに、クーペライクなキャビン。筋肉質な曲線で構成されたサイドパネルと、力強く高められた最低地上高。今にも走り出しそうな疾走感があります。

リア

ボルボ XC60 T5のリア

力強く張り出したヒップライン。傾斜の強いリアウィンドウと組み合わされるL字型リアコンビランプ。ダイナミックなデュアル・エキゾースト・パイプフィニッシャーが相まって、キリッと引き締まった端正な後ろ姿を見せます。

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内装

ボルボ XC60 T5の内装

温かみのある木目パネルにしっとりとした樹脂。ピアノブラック調パネルやメタリックパーツ、本革素材を巧みに組み合わせた上質かつモダンな室内。一世代前の濃いスカンジナビア風味は若干薄まりましたが、逆にデザインの質感や完成度は向上しています。

メーターナセルには12.3インチ液晶ディスプレイを使った、デジタル式メーターを表示。

センタークラスター上段には9インチ縦型タッチ・ディスプレイをレイアウト。ナビゲーションをはじめエアコンやシート調整、スマホとの連携などあらゆるコントロール系が集約されています。

シート

ボルボ XC60 T5のシート

フロントシートは、しなやかな表皮にストロークのあるクッション、強固なバックシェルを備えた快適なシート。少し身体が沈み込んだところで適切な反発力が立ち上がり、包み込むように支えます。

リアシートもフロント同様に上質な構造。広々とした足元および頭上空間が用意され、大人二人で座っても十分な余裕があります。

荷室

荷室形状はスクウェアで容量自体も広大。家族4人であれば荷物のかさばるキャンプ遊びも余裕です。

静粛性

室内にはたっぷりと遮音材が施され、高級サルーン並の静粛性能を持ちます。

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エンジンとミッション

1968cc・直列4気筒DOHCターボエンジンに、8速ATが組み合わされます。
エンジンは、254ps/5500rpmの最高出力と、35.7kgf・m/1500-4800rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1830kg。JC08モード燃費は、12.6km/lとなります。

エンジン

2.0Lツインカムターボで4輪を駆動(フルタイム4WD)。低速域から湧き上がるぶ厚いトルクを使って、1.8tあまりの重量級ボディを軽々と押し出します。アクセル操作に対するレスポンスも素晴らしく、軽く踏み込むだけで瞬時に加速。ターボラグを感じさせることはありません。

トランスミッション

トルコン式の8速ATを装備。多段化されたギアを巧みに使って緻密に制御。巡航時は低回転を維持して静かな走りを、アクセルを踏み込めばリズミカルな変速でダイレクト感ふれる走りを支援します。スムーズで歯切れの良いトランスミッションです。

乗り心地とハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションを装備。

乗り心地

装着タイヤは235/55R19。

SUVならではの鷹揚な揺すられ感を適度に抑えつつ、コシのあるしなやかな乗り味を実現した快適な足回り。高剛性ボディに精度の高いサスが組み合わされるため、スッキリとした印象が強いです。

衝撃へのアタリも柔らかで、目地段差や橋脚ジョイントでは鋭い衝撃をしなやかに減衰。フラットな姿勢を維持してスムーズに走り抜けます。

ハンドリング

穏やかで自然なステアリングフィール。

ステアリングセンターから正確に反応して、ドライバーのイメージしたラインを外しにくいです。兄貴分のXC90と比較すると、軽快な印象が強調されています。

それなりにロールを発生するものの、挙動の変化がスムーズで予測がしやすいため不自然な印象はありません。安定した姿勢でコーナーをクリアします。

最小回転半径は5.7m。ボディサイズを考えればこんなものでしょう。

その他

先進安全技術は最新の「IntelliSafe(インテリセーフ)」を搭載。

予防安全技術として衝突の危険を警告および被害を防止・軽減する「City Safety(衝突被害軽減ブレーキ)」や「ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援システム)」、斜め後方を走る車との接触を回避支援する「ステアリングアシスト付きBLIS」といった技術を。

運転支援技術として安全な車間を保って追従する「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」や「パイロットアシスト(車線維持支援システム)」、「フル・アクティブ・ハイビーム(自動ハイビーム調整)」といった技術を装備。

【口コミ・インプレッション】のまとめ

「ボルボ XC60 T5 AWD Inscription(2代目)」は、高い人気を誇った「初代 XC60」のコンセプトを受け継ぎつつ、モジュラープラットフォーム「SPA」とクリーンで個性的な外装デザインを纏ったクロスオーバーSUV(5ドア)。

パワフルなターボエンジンに穏やかで自然なハンドリング、上質でしなやかな乗り味を備える使い勝手の良さも魅力。専用ボディを持つSUVらしく、室内には広々とした居住空間とたっぷりとした荷室を備えます。

「ラグジュアリーなクロスオーバーSUVを探しているが、ドイツ高級車勢では面白くない」とか、「逞しいアウトドアテイストを演出しながらも、上品で穏やかな北欧デザインも楽しみたい」といった人にピッタリな車です。

中古車市場では

2016年式「旧型 ボルボ XC60 T5 AWD SE」で350万円前後。2013年式「旧型 ボルボ XC60 T5 2WD SE」で250万円前後(2018年3月現在)。

価格

価格 | 6,790,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

パリモーターショー行きたい(2018年10月)