新型 ボルボ S90 T6 AWD インスクリプション(2代目)【試乗評価】北欧テイスト溢れる美しい内外装と、フラッグシップモデルにふさわしい高品位な質感 [DBA-PB420]

今回は「新型 ボルボ S90 T6 AWD インスクリプション」を試乗レポート。
2016年にフルモデルチェンジした、L クラスの4ドアセダンです。同時にステーションワゴン版のV90もラインナップされます。

セダンでありながらクーペのような流麗なスタイリングを纏った、シリーズ随一のステイタスを誇る最高級フラッグシップセダンです。

ただし、ステーションワゴンのV90に対して、セダン「S90」はあまり販売量が見込めないため、500台の限定販売となります。

ライバル車種としては、ドイツ高級セダンの「メルセデスベンツEクラス」や「BMW5シリーズ」、「アウディA6」が想定されます。

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外観

全長4965mmX全幅1890mmX全高1445mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2940mmとなります。

伸びやかでエレガントなスタイリング。肉厚のボディに薄いキャビンが対比され、実際以上に大きく感じさせる効果があります。

フロント

ロー&ワイドなフロントノーズに、最近のボルボに共通するクリーンで知的なデザインの薄型ヘッドライトが装備されます。穏やかな印象を持ちながらも、堂々とした風格を感じさせるフロントフェイスです。

サイド

長いノーズに薄く長いキャビンが載せられ、伸びやかで重厚感のあるサイドビューを構成しています。FFベースの4WDとしてはキャビンが後ろに後退しているため、FR的なスポーティ感もあります。

リア

なだらかなリアウィンドウにヒップアップされたリアエンドが組み合わされ、スポーティなまとまりと重厚感を感じさせます。「コ」の形をしたリアコンビランプが、スポーティなリアエンドをクッキリと引き締め、効果的なアクセントとして機能しています。

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内装

しっとりとした樹脂に上質な木目とナッパレザー、輝度の高いキラキラとしたメタル素材が組み合わされ、フラッグシップセダンにふさわしい上質な空間を演出しています。

メーターナセルにはクッキリとした表示の液晶ディスプレイが装備され、視認性も抜群です。ノーズの長いわりにボディの見切りも良く、運転しやすい車です。

シート

前席には、ストロークのたっぷりとしたクッションが詰め込まれ、上質は本革が張り込まれています。しっとりとしたアタリと適度な硬さを持つ快適なシートです。

後席のシートも、フロントシート同様にコシのある快適なシートです。座面の大きさ、シートバックの高さともに問題ありません。足元空間にはたっぷりとした余裕があり、足を組んだまま座ることができます。

荷室

リアサスの張り出しが大きいため、ボディサイズの割に荷室の幅は狭いです。それでも家族4人であれば、2泊3日旅行からちょっとしたキャンプまで可能です。

静粛性

フラッグシプセダンにふさわしい、十分な静粛性能が与えられています。

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エンジンとミッション

1996ccの直列4気筒DOHCターボ・スーパーチャージャー・エンジンに、8速ATが組み合わされます。
エンジンは、320ps/5700rpmの最高出力と、40.8kgf・m/2200-5400rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1820kg。JC08モード燃費は、12.5km/lとなります。

エンジン

ターボ+スーパーチャージャーによって過給された、2.0Lツインカムエンジンで4輪を駆動。低速気ではスーパーチャージャーが作動し、中高速域ではターボチャージャが作動して全域で力強いトルクを発生させます。1.8tの重量級ボディを軽々と加速させる力があります。急な坂道から合流ポイントまで、力不足を感じることはありません。

アクセルを強く踏み込むとやや4気筒ならではのノイズが気になりますが、ゆったりとクルージングしている分には問題ありません。

トランスミッション

トルコン式の8速ATを装備。オートホールドモードが装備されており、トルコン式ATでありながら停車中はクリープ現象が発生しません。車が停止すると自動でブレーキが作動し、アクセルを踏み込むことで自動的に解除される仕組みです。力強いパワーユニットと組み合わされることで、全域でダイナミックかつスムーズな変速を行うことができます。

足回りとハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

足回り

足回りは意外とスポーティに引き締まっています。低速域ではコツコツと路面の段差を拾いますが、速度が上がってくるに従い、フラットライドで快適な乗り味に変化します。

ハンドリング

スポーティな足回りに対して、ハンドリングはゆったりとした鷹揚なセッティングです。キビキビとした俊敏なハンドリングは期待できませんが、ドライバーの操舵に対して自然な反応が返ってくるため、ゆったりと気持ちの良いクルージングが楽しめます。

その他

大型動物回避機能、右折時対向車検知機能など独創的な機能を搭載した「先進安全技術」が標準で装備されます。このあたりは、流石「安全技術のボルボ」といったところです。

評価のまとめ

エレガントで美しいボディに、パワフルなエンジンとスムーズかつダイレクトなトランスミッションが与えられ、フラッグシップモデルにふさわしい高品位な質感を得ています。さらに北欧テイスト溢れる内外装もこのS90の大きな魅力です。

室内にはゆったりとした広大な空間が与えられており、家族4人で使うなら十分な余裕があります。広々とした後席はショーファードリブン(運転手付き)としても使えそうです。

「ファミリーカーとして広々とした高級セダンを探しているが、レクサスやクラウンでは面白く無い、かといってメルセデスやBMWを選ぶのも安直すぎる」と感じている人にピッタリな高級セダンです。

価格

価格 | 8,420,000円(消費税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)