新型 スバル インプレッサ G4(5代目・2017年式)【試乗評価】バランスに優れたテンロク [DBA-GK2]

スバルインプレッサG4のフロント

今回は「新型 スバル インプレッサ G4 1.6-iL EyeSight(5代目・2017年式)」を試乗レポートいたします。
このインプレッサ・G4は、2017年のモデルチェンジで4代目となりました。5ドアハッチバックの前輪駆動車です。

今回の1.6Lモデルは、セダン、ハッチバックともに「1.6-iL EyeSight」のみのグレード構成こなり、これにFFと4WDを組み合わせて選ぶことができます。

車種の少ないスバルでは、このインプレッサのプラットフォームをベースに、数種類の車種が横展開される事になります。そのため、普通では考えられないほどのしっかりとした作り込みが行われています。それはひとクラス上の車種にも脅威を与えるほどの出来栄えとなっています。

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外観

全長4625mmX全幅1775mmX全高1455mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2670mmとなります。

1.6と2.0のスタイリングの違いはホイールの大きさのみです。

フロント

スポーツと同じフロントフェイスが装備されます。先代の面影を残すキープコンセプトですが、複雑な曲線が多用され上質感が増しています。

サイド

フロントオーバーハングの長い、スバル独特のサイドビューです。大きなキャビンにトランクルームが装備されるため、サイドビューはいたってオーソドックスな印象です。

Aピラー(1番前の柱)とCピラー(前から3番目の柱)が極端に傾斜しているため、スポーティなシルエットを持ちます。

リア

リアエンドはごく普通のセダンといった趣です。もっと若々しくスポーティな方が良いという人には、5ドアハッチバックの「スポーツ」をオススメします。

スバルインプレッサG4のリア
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内装

近未来的な雰囲気のある、上質な室内空間です。最近のスバル車の中では、アウトバックに次ぐ出来の良さです。一昔前のスバル車は、何車種かで内装を共有していたのですが、それがなぜか妙なデザインばかりでうんざりしたものです。

スバルインプレッサG4のステアリング

インパネにステッチ処理が施されますが、これが本物のステッチでは無いため、ちょっと貧乏くさい感じがしてしまいます。ただし、この後から登場する上級車種との差別化を考えると仕方がない面もありますが。

スバルインプレッサG4のセンターコンソール

シート

適度な張りとコシのあるがっしりとしたシートが装備されます。レガシィほどのロングドライブ性能はありませんが、中距離程度(30km)の移動であれば腰が痛くなる事もありません。

スバルインプレッサG4のフロントシート

シアシートには、頭上、足元空間ともに適度な余裕が確保されています。シートの構造もしっかりとしているため、中距離程度(30km)の移動であれば問題ありません。

スバルインプレッサG4のリアシート

荷室

奥行きのたっぷりとした巨大な荷室スペースが確保されています。開口部の広いため、荷物の出し入れも快適です。

静粛性

エンジンの取り付けブッシュなどが見直され、エンジンノイズ、バイブレーションなどが大幅に減衰されています。

ロードノイズ、風切音の進入も少ないため、車内には上質な静粛性が確保されています。

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エンジンとミッション

1599ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVTが組み合わされます。
エンジンは、115ps/6200rpmの最高出力と、15.1kgf・m/3600rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量は1300kgで、JC08モード燃費は、18.2km/lとなります。

エンジン

旧型の1.6Lエンジンとほぼ同じスペックですが、細部に渡ってリファインが施されており、フィールやレスポンス、扱いやすさが向上しています。

一般道での日常使用や、高速巡航時であれば、パワー不足を感じることはありません。ただし、急な上り坂や合流地点では、2.0Lのパワフルなトルク感が恋しくなります。

今回から「マニュアル・トランスミッション」は廃止されていますが、「このレスポンスに優れるテンロクエンジンにMTが組み合わされたらどんなに楽しいだろう」と、ついつい想像してしまいます。

トランスミッション

先代モデルよりもCVTのレスポンスが格段に向上しており、数値以上の力強さを感じさせます。

スバルインプレッサG4のCVT

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。スタビライザーはフロントのみ装備されています。

足回り

重厚感なフィールの2.0に比べると、ソフトなサスセッティングに加えて、1インチサイズダウンされたホイールが装備されるため、ゆったりとした快適性が増しています。

ハンドリング

元々バランスのいいインプレッサの新型ボディに、重量の軽いテンロクエンジンが搭載されるため、切れ味のスッキリとした自然なハンドリングです。

どっしりとした印象の2.0に比べて、軽快感溢れるスポーティなハンドリングとなっています。

ステアリングの正確性も向上しており、僅かに切り始めただけで素直にノーズが向きを変えます。

評価のまとめ

先行して発売された2.0系と比べると、しなやかで快適な乗り心地と、軽快感あるれるヒラヒラとしてハンドリングが印象的です。

どちらのグレードもしっかりとした作り込みが行われているため、相対的にこの1.6の方がコストパフォーマンスが高く感じられます。

マニュアルトランスミッションが装備されていれば、更に楽しいだろうと思いますが、経営規模の小さなスバルに販売量の少ないグレードを維持する余裕はありません。これはビジネス上の事ですから致し方ありません。

スポーティで若々しいルックスがお好みならハッチバックボディの「インプレッサ・スポーツ」を、オーソドックスなボディがお好みならセダンボディの「G4」をオススメします。

価格

価格 | 1,922,400円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)