2017年10月25日から11月5日まで(一般公開は10月28日から11月5日)、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」。
ポルシェジャパンは、この会場の自社ブースで「ポルシェ・マカン GTS」を展示していました。今回も、会場で撮影した写真とともにお伝えします。
第45回東京モーターショー2017のポルシェブースは世界最高をめざすスポーツカーメーカーとして「進化と挑戦」をし続けるロードマップを、そしてスポーツカーの過去・現在・未来を、Porsche Intelligent Performanceというテーマで表現します。
「ポルシェ・マカン GTS」の概要
「ポルシェ・マカン」は、ポルシェ初となるSUV「カイエン」の弟分として2014年に登場したMクラスのクロスオーバーSUV。
弟分といっても、スポーツカーにとって軽量コンパクトなボディは時にエンジンパワー以上の価値をもたらします。このコンパクトなSUV「マカン」も、そのコンパクトなボディを活かして「カイエン」には無い軽快感あふれるスポーティな走りを与えられています。
ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)には、グループ傘下のプレミアムメーカー「アウディ」が製造販売する「Q5」の一部を使用。ポルシェ独自の味付けにより、Q5とは全く異なるキャラクターを得ています。
「GTS」グレードについて
この「GTS」は、そのマカンの中でトップモデルとなる「ターボ」の下に位置する中級グレード。3.0リッター・ツインターボによって、最高出力360馬力/最大トルク51.0kgf・mを発揮。FRをベースとする4WDシステムにデュアルクラッチ式の7速PDKが組み合わされます。
兄貴分のカイエンがトルコン式ATを装備するのに対して、マカンはデュアルクラッチ式7速PDK。このあたりにもポルシェがマカンのキャラクターを「よりスポーティなものだ」と考えていることが現れています。
スポーツシャシー+エアサスの効果でベースグレードよりも25mmのローダウン化を実現。カイエン比では80mmも車高が低く、より重心が低くスポーティな走りを可能にしています。
「ポルシェ・マカン GTS」のスタイリング
フロント
伸びやかなフロントノーズに楕円形のヘッドライト。ワイドに広がるエアインテイクが組み合わされ、スポーティで凄みのあるフロントフェイスを実現。
サイド
ロングノーズになだらからルーフが組み合わされたスポーティなシルエット。ブラックアウトされた樹脂パネルと黒いアルミホイールが装備され、このコンパクトなSUVにただならぬ存在感を与えています。
リア
ブラックアウトされたリアコンビランプがスポーティな雰囲気を強調。ワイドに広がるリアフェンダーに小さく絞り込まれたキャビンが対比され、力強く安定感のある後ろ姿を形づくっています。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 2997cc・V型6気筒ツインターボエンジン |
トランスミッション | 7速AT(PDK) |
最高出力(エンジン) | 360ps/6000rpm |
最大トルク(エンジン) | 51.0kgf・m/1650-4000rpm |
全長x全幅x全高 | 4700mmx1925mmx1610mm |
ホイールベース | 2805mm |
駆動方式 | 4輪駆動(フルタイム4WD) |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格
9,810,000円(消費税込)。