ポルシェジャパン、「ポルシェ 911 GT3 CUP」を展示。ワンメイクレースのために開発されたレーシングカー【東京モーターショー2017】

ポルシェ 911 GT3 CUPのフロント

ポルシェジャパンは、2017年10月25日に開幕した「東京モーターショー2017(※)」の会場で「ポルシェ 911 GT3 CUP」を展示していました。

※一般公開は2017年10月28日から11月5日まで。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明)。

第45回東京モーターショー2017のポルシェブースは世界最高をめざすスポーツカーメーカーとして「進化と挑戦」をし続けるロードマップを、そしてスポーツカーの過去・現在・未来を、Porsche Intelligent Performanceというテーマで表現します。

引用:ポルシェジャパン公式サイト

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「ポルシェ 911 GT3 CUP」の概要

「ポルシェ 911 GT3 CUP」は、世界中で開催されているワンメイクレース「ポルシェカレラカップ」用に作られたレーシングマシン。

世界で最も生産台数の多いレーシングマシンで、会場に展示してあったマシンは現行991としては第二世代にあたるモデル。排気量が3.8Lから4.0Lに拡大され、第一世代よりもパワフルなマシンへと進化しています。

「911 GT3」との関係

ベース車輌は先日も紹介した「911 GT3」。エンジンや足回りの強化に加えて、ボディの軽量化や補強、空力特性のチューンなどが行われサーキットでは「911 GT3」を圧倒する速度を身につけています。

興味深いのは「911 GT3」が最高出力500馬力のところ、「911 GT3 CUP」は485馬力とやや控えめな点。つまり、サーキット内では数値上の最高出力よりもトルク特性やレスポンス、扱いやすさといった事を含む総合力やバランスのほうが重要だということです。

トラクションコントロールやABSといった電子デバイスが装備されないため、「人間のテクニックや経験を積み重ねることでドンドンラップタイムが向上する」という面白さが残されています。

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「ポルシェ 911 GT3 CUP」のスタイリング

フロント

大型フロントエプロン(リップスポイラー付き)が装備され、ダウンフォースを最適化。シンプルながらエッジの効いたカッコいいフロントフェイスです。

サイド

路面ギリギリまで下げられた車高と大型リアウィング。ボディにめり込むように配置された大径アルミホイールを装備。レーシーな雰囲気あふれるサイドビュー。

リア

トレッドの拡大に対応してワイド化されたリアフェンダー。スポーティなデュアル・エキゾースト・パイプ・フィニッシャー。大型GTウィング。大型リアエプロンなどが装備されます。小さく絞り込まれたキャビンとワイドフェンダーが対比された、ダイナミックな後ろ姿。

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主要スペック

項目 スペック
パワーユニット 3996cc・アルミニウム製水平対向6気筒DOHCエンジン
トランスミッション ポルシェ6速シーケンシャル・ドッグ・トランスミッション
最高出力(エンジン) 485ps/7500rpm
最大トルク(エンジン) 48.9kgf・m/6250rpm
全長x全幅x全高 4564mmx1980mmx1246mm
ホイールベース 2456mm
車両重量 約1200kg
駆動方式 後輪駆動(RR)
ボディタイプ 2ドア・クーペ
ベースモデル 911 GTS

日本デビュー

2018年を予定

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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