メルセデスベンツ日本、「Mercedes-Maybach S 650」を展示。Sクラスの上位に位置する最上級サルーン【東京モーターショー2017】

「Mercedes-Maybach S 650」のフロント

2017年10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」(一般公開は10月28日から11月5日まで)。

メルセデスベンツ日本は、この会場の自社ブースで「Mercedes-Maybach S 650」を展示していました。今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。

メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社:東京都品川区)は、 「第 45 回東京モーターショー2017」(会期:2017 年 10 月 27 日-11 月 5 日、会場:東京 ビッグサイト)に、日本初公開の新型モデルなどを含む、メルセデス・ベンツ/スマート各 ブランドの最新モデルを計 21 台出展します。

引用:メルセデスベンツ日本公式サイト

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「Mercedes-Maybach S 650」の概要

「Mercedes-Maybach S 650」は、メルセデスベンツ傘下の高級サブブランド「メルセデス・マイバッハ」が提案する最高級サルーン。

「メルセデスベンツ Sクラス ロングモデル」をベースに、ホイールベース(+200mm)と全長(+240mm)をストレッチ。フロントフェイスとリアエンドはSクラスと変わり映えしませんが、超ロングホイールベースと重いボディを活かして最上級の乗り味を実現しています(車は一般的に重さが増すほどゆったりとした上質感を演出しやすい)。

この「マイバッハ」の由来となったのは、かつて1920年代から1930年代にかけて高級車を製造販売していた自動車メーカー「マイバッハ」。その後メルセデスベンツに買収されブランド名も消滅していましたが、2002年にメルセデスベンツ傘下の高級ブランドとして復活をはたします。

実はこの「マイバッハ」ブランド。知名度の低さとSクラスとの住み分けの失敗から、2011年には再びブランドを廃止されています。

その後、2012年にメルセデスベンツのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として三度復活。現在は実質的にSクラスの上位グレード(スリーポインテッドスター付き)として販売されています。

経緯がややこしいので下にまとめてみました↓

マイバッハの変遷

1952年:マイバッハ社(1920年代から1930年代にかけて高級車を製造)メルセデスベンツ傘下に

2001年:新マイバッハ設立(メルセデスベンツ傘下の高級ブランドとして復活)

2011年:販売不審から新マイバッハ廃止

2012年:メルセデス・マイバッハ設立(メルセデスベンツ傘下のサブブランドとして三度復活)

現在に至る

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「Mercedes-Maybach S 650」の外観

「Mercedes-Maybach S 650」のリア

ホイールベースと全長がストレッチされている以外は、ベースのSクラス・ロングモデルと同じです。

フロント

重厚感あふれるフロントノーズに大型グリル、エレガントな形状のヘッドライトを組み合わせた威風堂々としたフロントフェイス。

最上級サルーンには、アバンギャルド顔(グリルの中央に大きなスリーポインテッドスター)よりもエレガンス顔(ノーズ先端に小さなスリーポインテッドスター・マスコット)のほうが似合いますね。

サイド

Sクラス・ロングボディより、ホイールベースで200mm、全長で240mmストレッチされた伸びやかでエレガントなサイドビュー。

ホイールベースの拡大によって、後席には超広大な居住空間が確保されています。一度でいいから、こんなシートにふんぞり返ってのんびり過ごしたいものです。

リア

巨大なリアエンドに、尻下がりのヒップライン。木の葉型の優雅なリアコンビランプが組み合わされた、上品で力強いリアエンド。

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主要スペック

項目 スペック
パワーユニット 5980cc・V型12気筒DOHCツインターボ
トランスミッション 7速AT
駆動方式 FR(後輪駆動)
最大出力 630ps/5000rpm
最大トルク 102.0kgf・m/2300-4200rpm
全長x全幅x全高 5462mmx1899mmx1498mm
ホイールベース 3365mm
ボディタイプ 4ドア・セダン

メーカー希望小売価格

27,610,000円(消費税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)