新型 メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350e 4MATIC Sport(X253)【評価レビュー】重厚感あふれるしなやかな乗り味のプラグイン・ハイブリッドカー [DLA-253954]

メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350eのフロント

今回の【評価レビュー】は「新型 メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350e 4MATIC Sport(X253)」。
2015年に登場した、MクラスのクロスオーバーSUV(5ドアハッチバック)です。

「GLC」の「GL」はクロスオーバーSUVを、末尾の「C」はCクラスサイズを表しています。つまり「GLC」とは、CクラスサイズのクロスオーバーSUV」ということになります。

ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)はCクラスと共通ながら、リフトアップされた車高と大径タイヤ。アウトドアテイストあふれるディティールによって、力強い外観を形づくっています。

そのGLCクラスの中でも今回の「350e」は、2.0Lツインカムターボ+電気モーターを装備したプラグインハイブリッドカーです。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4670mmX全幅1900mmX全高1640mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2875mmとなります。

フロント

がっしりとしたフロントノーズに大型グリル、D字型ヘッドライトを組み合わせた重厚感あふれるフロントフェイス。デザイン自体はベースとなるCクラスとよく似ています。

サイド

張りのあるサイドパネルに大きなキャビン。ロングノーズが組み合わされた、逞しくも美しいサイドビュー。Dピラー(一番後ろの柱)周りは、クーペのようになだらかな弧を描きます。

リア

メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350eのリア

ワイドなリア周りに横長のリアコンビランプ、二本出しのパイプフィニッシャが相まって力強く上質な後ろ姿。

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内装

メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350eのインテリア

しっとりとした樹脂にメタル素材が組み合わされた、上質で美しい内装デザイン。全体のデザインはベースとなるCクラスと共通です。

アップライトなポジションと見切りの良いボディがもたらす、運転のしやすさがあります。

シート

メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350eのフロントシート

前席は適度なサイドサポートのある立体的なシート。ストロークのあるクッションが組み合わされ、座り心地も申し分ありません。

後席は足元、頭上ともに十分なスペースが確保されています。大人二人で座っても窮屈感はありません。

荷室

床下にリチウムイオン電池を搭載するものの、室内への張り出しは最小限で、幅、奥行きともに広大なスペースがあります。家族4人であれば、荷物の嵩張るキャンプも可能です。

シートバックを4:2:4で分割して倒せば、さらに荷室スペースを拡大することができます。

静粛性

室内にはしっかりと遮音材がほどこされ、エンジン負荷の少ないハイブリッドシステムとあいまって十分以上の静粛性能を持ちます。エンジンからのノイズもよく抑えられています。

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パワーユニットとミッション

1991cc・直列4気筒DOHCターボエンジン+電気モーターに、7速ATが組み合わされます。
エンジンは、211ps/5500rpmの最高出力と、35.7kgf・m/1200-4000rpmの最大トルクを発揮。
電気モーターは、116psの最高出力と、34.7kgf・mの最大トルクを発揮。
車両重量2110kg。JC08モード燃費は、13.9km/l。

パワーユニット

2.0Lツインカムターボ+電気モーターによるハイブリッドシステムで4輪を駆動。電気モーターならではの低速トルクを使って、出足はキビキビとした力強さがあります。

加速しようとアクセルを踏み込むと、エンジンが立ち上がってさらに力強いトルクを発生します。ただし、レスポンスはいまひとつで若干のタイムラグが生じます。もちろん、じわっとした穏やかな加速ならなんの問題もありません。

トランスミッション

トルコン式7速ATを装備。熟成されたトランスミッションですが、最新の9速ATと比較するとどうしてもスムーズさやダイレクト感で物足りなさがあります。

現在、9速ATの搭載計画が進行中ということですから、時間に余裕のある人はしばらく待った方がいいでしょう。

乗り心地とハンドリング

前後ともに「AIR BODY CONTROL」サスペンションを装備。

乗り心地

255/45R20の大径タイヤを装備。

電子制御されたエアサスペンションによって、重厚感あふれるしなやかなで上質な乗り心地を実現。

高速域での安定性も高く、矢のように直進。4つのサスが互いに協調して、この大きなボディをフラットに保ち続けます。

ハンドリング

背の高いSUVにしては、十分に素直で扱いやすいハンドリングです。ややダルな印象があるものの、ドライバーの操舵に忠実に反応してみせます。ゆったりとドライブを楽しむには、逆にこれくらいのダルさがちょうど良いです。

最小回転半径は5.5mと、ボディサイズにしてはわりと小さくまとまっています。

その他

先進安全技術は、適切な車間を維持する「HISTRIONIC PLUG」、飛び出しなどの衝突を回避する「PRE-SAFE Brake」、安全な車線変更をサポートする「Active Blind Assist」、車線逸脱を防止する「Active Lane Keeping Assist」が装備されます。

【評価レビュー】のまとめ

GLCの最上級グレードにふさわしく、ハイブリッドシステムとエアサスを使って、重厚感あふれるしなやかな走りを実現しています。

ハイブリッドカーならではのレスポンスの悪さが気になるものの、この車のキャラクターを考えればそう大きな問題ではありません。穏やかで力強い走りを楽しむのにふさわしい車です。

ただし、重量級ボディとパワフルなセッティングが災いして、ハイブリッドカーとしては燃費性能がいまひとつです。

「上質なプレミアムSUVをパワフルなハイブリッドシステムで乗ってみたい」とか、「ハイブリッドカーに燃費性能は求めない、上質感や所有感、ブランド価値のほうが大切だ」という人にピッタリな一台です。

中古車市場では

2017年式「メルセデスベンツ GLCクラス GLC 350e 4MATIC Sport」の新古車で700万円前後。同2016年式で500万円台となります(2018年1月現在)。

価格

価格 | 8,780,000円(消費税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)