新型 メルセデスベンツ Eクラス セダン プラグインハイブリッド E350e アバンギャルド・スポーツ(5代目・W213)【試乗評価】上質でパワフルなPHV [DLA-213050C]

今回は「新型 メルセデスベンツ Eクラス セダン プラグインハイブリッド E350e アバンギャルド・スポーツ(5代目・W213)」を試乗レポート。
2016年にフルモデルチェンジした、Lクラスの4ドアセダン。「E350e」は2017年に追加された新グレードで、Eクラス初のプラグインハイブリッドカーです。

プラグインハイブリッドによる静かでスムーズなフィールと、パワフルな走りを両立。Eクラスの上質なキャラクターがさらに深みをましています。

4ドアセダンのみのラインナップで、ステーションワゴンやクーペ、カブリオレといったボディバリエーションはありません。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

スポンサーリンク

外観

全長4950mmX全幅1850mmX全高1475mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2940mmとなります。

スタイリングは先行して発売された「Eクラスセダン」と全く同じです。変更点はエンブレムなど一部パーツに留まります。ハイブリッドカーが特別な存在であった頃はブルーのLEDライナーやエンブレムなど、エコをイメージした演出がふんだんに施されていたものですが、それだけハイブリッドカーの普及が進み一般化したという事でしょう。

フロント

スポーティなアバンギャルド顔に、D字型のヘッドライト。迫力あるエアーインテークが組み合わされたダイナミックなフロントフェイス。後ろからこの顔が迫ってきたら、思わず道を譲ってしまいます。

サイド

ロングノーズ&ビッグキャビンのエレガントなFRルック。フロントノーズ先端が垂直に切り立っているため、適度な重厚感もあります。

リア

有機的なラインで構成された尻下がりのリアエンドに、小さく絞り込まれたキャビン(居住空間)が組み合わされ、上品かつスポーティな印象です。

スポンサーリンク

内装

しっとりとした質感の樹脂に木目パネル、メタリックパーツがあしらわれた上質な室内。ステアリングにはAMG仕様のデザインが採用されます。

メーターナセルには高精度のワイド液晶パネルが2枚連結して装備され、ドライバーの前にはデジタル表示によるメーター類。インパネ中央には、ナビゲーションや車体情報を表示するインフォメーションディスプレイとなります。

シート

フロントシートは合皮とアルカンターラによるコンビシート。しっとりとした表皮とコシのあるクッション、人間工学に基づいた立体的な形状によって、疲れの少ない快適なシートに仕上がっています。

リアシートにもしっかりとした構造が受け継がれており、足元、頭上空間ともに広々とした空間が確保されています。大人二人で座っても十分以上の余裕があります。

荷室

荷室奥の床下にリチウムイオン電池が搭載されているため、その分、床面に5cm程度の段差があります。といっても、元々の広さが広大なので荷室スペースとしては十分。家族4人であれば3泊4日旅行も可能です。

静粛性

ハイブリッドシステムによりエンジン音の低下と、車内にしっかりと施された遮音材との相乗効果によって、静粛性能はガソリン仕様を大きく超えています。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1991ccの直列4気筒DOHCターボエンジン+電気モーターに、9速ATが組み合わされます。
エンジンは、211ps/5500rpmの最高出力と、35.7kgf・m/1200-4000rpmの最大トルクを発揮。
電気モーターは、88psの最高出力と、45.9kgf・mの最大トルクを発揮します。
車両重量1980kg。JC08モード燃費は、15.7km/l。

ハイブリッドシステム

2.0Lのツインカムターボ+電気モーターによるハイブリッドシステムで後輪を駆動。電気モーターのアシストによって、滑らかで上質なエンジンフィールを実現。低速からしっかりとトルクを発揮するエンジンと電気モーターとの相乗効果によって、大排気量自然吸気エンジンのような力強い走りをみせます。

トランスミッション

トルコン式の8速ATを装備。トルクフルなハイブリッドシステムの特性を活かしたハイギアードな設定。早いタイミングでリズミカルに変速して、スムーズでエネルギー効率の高い走りをサポートします。変速制御が自然なため、ガソリン車から乗り換えても大きな違和感はありません。

乗り心地とハンドリング

前輪に4リンク式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

乗り心地

前輪に245/40R19、後輪に275/35R19の大径タイヤを装備。ゆったりとしたロール感を伴う穏やか乗り味で、段差を通過したときの衝撃もきれいに遮断されます。

高速域での安定性も高く、鬼のような安定感でドッシリと直進。まさに陸のクルーザーといった感じです。

ハンドリング

メルセデスらしい重厚感を伴ったスローなハンドリング。キビキビとした軽快感はありませんが、ドライバーの操舵に対して素直な反応で応えます。

試乗評価のまとめ

完成度の高いEクラスセダンに、プラグインハイブリッドシステムが搭載され、上質さと力強さが増しています。

リチウムイオン電池の搭載によって、若干荷室が狭くなっているものの、車自体の使い勝手はほとんど変わりません。広々とした居住空間と荷室を備えた高級セダンです。

「クリーンなイメージを持つハイブリッドカーに興味があるが、プリウスやアクアのようなエコカーは嫌だ」とか、「上質なプラグインハイブリッドが欲しい」という人にピッタリな一台です。

自動車重量税と自動車取得税が100%免除になるのもうれしいポイントです。

価格

価格 | 7,980,000円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)