2017年10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」。プレスデイ10月25、26日。プレビューデイは10月27日。一般公開は10月28日から11月5日まで。
BMWジャパンはこの会場の自社ブースで、「BMW X3」をアジアプレミア(アジア初公開・展示車両はxDrive 20d M Sport)していました。今回も会場で撮影した写真とともにお伝えします。
夢中を、解放しよう。 Xの名に相応しい強烈な存在感と溢れる躍動感。 7年ぶりとなる待望のフルモデル・チェンジで登場。
引用:BMWジャパン公式サイト
「BMW X3」の概要
BMWの「X」シリーズは、乗用車のコンポーネントを活かして作られたクロスオーバーSUVです。X3の場合は、5シリーズや7シリーズと共通の新世代プラットフォーム「CLAR」が使われます。遅れてモデルチェンジを迎える「3シリーズ」も結果的には同じプラットフォームを採用しますが、現状ではひとクラス上のプラットフォームという事になります。
新しいプラットフォームによって、大幅なボディ剛性の向上と軽量化、しなやかな乗り味、うねった路面を物ともしない高い安定性を手に入れています。
同時に全長とホイールベースも拡大され、後席の足元空間と荷室スペースに余裕をもたらしています。ただし、その分狭い駐車場や路地裏では取り回し性(最小回転半径5.7m)が悪くなっている可能性もありますので、購入の前には必ず試乗してチェックしてください。
搭載されるパワートレーンは、「2.0Lディーゼルターボ」と「2.0Lツインパワーターボ」の二種。
デザインパッケージは、標準モデルの「STANDARD」に上質な「xLINE」、スポーティな「M SPORT」の3種が用意されます。
「BMW X3(xDrive 20d M Sport)」のスタイリング
先代(2代目)のイメージを継承するキープコンセプトデザイン。キリリとした印象の先代に対して、新型X3(3代目)はちょっとグラマラスな感じがあります。
フロント
重厚感溢れるフロントノーズに、大型キドニーグリル。シャープなヘッドライトと、ダイナミックなフロントバンパーが組み合わされ、スポーティで上質な雰囲気のフロントフェイスに仕上がっています。いやー見れば見るほど男前な顔です。
キープコンセプトというと聞こえは良いですが、「前のモデルを陳腐化させる」なんていう裏事情もあったりします。
サイド
ロングノーズ&ビッグキャビンに、短く切り詰められたフロントオーバーハング(ホイールからボディ先端までの長さ)。がっしりとした逞しいボディが組み合わされた、SUVテイストあるれるスポーティなサイドビュー。
リア
凝縮感のあるリアエンドに有機的な形状のリアコンビランプ。小さく絞り込まれたリアウィンドウが相まって、パワフルで若々しい後ろ姿を形づくっています。
主要スペック(xDrive 20d M Sport)
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 1995cc・直列4気筒DOHCディーゼル・ターボ |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | フルタイム4WD(4輪駆動) |
最大出力 | 190ps/4000rpm |
最大トルク | 40.8kgf・m/1750-2500rpm |
全長x全幅x全高 | 4720mmx1890mmx1675mm |
ホイールベース | 2865mm |
車両重量 | 1860kg |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格(xDrive 20d M Sport)
7,100,000円(消費税込み)