新型 スズキ ハスラー X ターボ(FF)【評価レビュー】楽しくてコンパクトなクロスオーバーSUV [DAA-MR41S]

スズキ ハスラー X ターボのフロント

今回の【評価レビュー】は「新型 スズキ ハスラー X ターボ(FF)」。
2014年にフルモデルチェンジした、軽ハイト系ワゴンタイプのクロスオーバーSUV(5ドア)です。

ワゴンRをベースにした四角いボディに、SUV風の楽しい演出がほどこされたユニークな成り立ちの車。独創的で魅力のある車を開発するスズキらしい一台です。

今でこそ、「ハイト系ワゴン」とか「スーパーハイト系ワゴン」などといった車がもてはやされ、各メーカーがこぞって発売していますが、こういったジャンルを最初に切り開いたのはスズキのワゴンRです。

このハスラーもワゴンRほどのインパクトこそありませんが、登場から4年を経た現在でも人気が高く、他社から似たようなコンセプトのフォロワーも登場しています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長3395mmX全幅1475mmX全高1665mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2425mmとなります。

フロント

丸みのある四角いノーズに四角いキャビン(居住空間)が組み合わされた、道具感あふれるフロントフェイス。メタルベゼルで縁取られた丸いヘッドライトが、クラシックな趣をそえています。

こういった楽しい外観の車には、「空色」や「ピンク」といった明るいソリッド系カラーが似合います。

サイド

四角いボディに垂直に切り立った短いノーズ。ブラック樹脂製のホイールアーチトリムが組み合わされ、SUVテイストあふれる楽しいサイドビューを構成。

前後ギリギリの位置にレイアウトされた大径ホイールが、力強いSUVテイストを強調しています。

リア

スズキ ハスラー X ターボのリア

ブロックキューブのようなコロンとしたリアエンドに小さな縦型リアコンビランプが配置され、シンプルで可愛らしい後ろ姿。大きなブラック樹脂製バンパーとぶ厚いシルバーパネルによって、程よいSUV感を添えています。

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内装

外観のタフで楽しいイメージをそのまま踏襲する室内。カラフルな樹脂パネル(外装がオレンジもしくはイエローの場合はボディ同色)にメタリックパーツが組み合わされ、元気あふれるポップなデザインです。

メーターナセルには視認性の高い大型単眼メーター。メーター下部にはマルチインフォメーションディスプレイが装備され、車両情報とともにユニークなアニメーションも表示します。エアコンのダイヤルが大きく、手袋をしたままでも操作できそうです。

アップライトなポジションでボディの見切りも良いため、車両感覚がつかみやすく運転がしやすいです。

インパネトレーやグローブボックス、ドリンクホルダーなどが豊富に用意され、小物の積む場所で困ることはありません。

シート

ボディカラーをパイピングにあしらった楽しいシートデザイン。

フロントシートには適度なコシのある快適なシートを装備。ほど良いサイドサポートもありドライバーの身体をしっかりと支えます。

リアシートはややシートバックが平板となるものの、頭上、足元ともに広々とした空間が確保されます。加えて160mmのロングスライド機構が装備され、一番後までシートを下げればLクラスセダンなみの足元空間を作ることが可能です。

荷室

リアシートを一番後まで下げると、荷室には手荷物程度しか置けません。ただし、シートを前にスライドさせたり、シートバックを折りたたむ事で自在に容量を拡大することができます。

静粛性

低速トルクの厚いターボエンジンによってエンジン回転が低く保たれ、室内の静粛性は意外に高いです。さらに停車時にはアイドリングストップが作動して、無音状態となります。

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エンジンとミッション

658cc・直列3気筒DOHCターボエンジン+電気モーターに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジン最高出力は64ps/6000rpm、最大トルク9.7kgf・m/3000rpmを発揮。
電気モーター最高出力は2ps、最大トルクは4.1kgf・m。
車両重量820kg。JC08モード燃費は、27.8km/l。

エンジン

658ccツインカムターボ+電気モーターで前輪を駆動(FF)。出足からぶ厚いトルクを発生して、スムーズで力強い走りを実現。この力強さは中高速域まで持続しますが、スポーツユニットのような吹け上がりの気持ちよさはありません。

装備されるハイブリッドシステムは、簡易なマイルドハイブリッドシステム「S-エネチャージ」。減速時のエネルギーで「ISG(モーター機能付き発電機)」を回して充電。発進および加速時には「ISG」によるモーターアシストで力強くスムーズな走りをサポートします。アイドリングストップからの復帰は、「ISG」のスターター機能を使ってスムーズなエンジン再始動を行います。

トランスミッション

ベルトとプーリーによって無段階に変速するCVTを装備。ぶ厚い低速トルクを活かしてエンジン回転を低めに抑制、静かでスムーズな走りをサポートします。ダイレクト感はいまひとつですが、スポーティにぶん回して走る車では無いので支障ありません。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはアイソレーテッド・トレーリング・リンク式サスペンションを装備。

乗り心地

装着されるタイヤは前後ともに165/60R15。

引き締まった乗り味を持つワゴンRに対して、このハスラーにはSUV用に設計されたストロークの長いサスが与えられ、穏やかで心地いい乗り味を実現しています。

ハイト系ワゴンにしてはフラット感が高く、安定した姿勢で直進します。目地段差や橋脚ジョイントでは、鋭い衝撃をまろやかに緩和。穏やかな乗り味を維持します。

180mmの最低地上高や、ぬかるんだ坂道を一定の速度で安全に下るための「ヒルディセントコントロール」なども装備され、実用上の悪路走破性もそこそこあります。轍の深い泥道や河原くらいなら気軽に入っていくことができます。

ハンドリング

ある程度のロールは許容するものの、沈み込んだところでしっかりと踏ん張るセッティング。ロール変化が予想しやすく無駄な揺れが発生しにくいため、不快な印象はありません。

穏やかで自然なステアリングフィール。コーナリング中もタイヤが路面をしっかりとグリップし続け、安心してステアリングを握ることができます。

最小回転半径は4.6mと、狭い路地でも簡単に切り返すことが可能。

その他

先進安全技術は「スズキ・セーフティ・サポート」を搭載。このパッケージには2つのカメラを使った「デュアルブレーキサポート(衝突時被害低減ブレーキ)」や「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」及び「ふらつき警報機能」といった機能が装備されます。

【評価レビュー】のまとめ

このハスラーにおける一番の特徴は、その四角いボディを活かした道具感あふれる楽しいスタイリングです。この車が自宅のガレージにあるだけで、「次の週末は釣りを楽しもう」とか「山登りに出かけよう」とかどんどん妄想が膨らんできます。

もちろんベース車輌は「ワゴンR」ですから、機能性や実用性も十分。パワフルなエンジンにしなやかな足回りが組み合わされ、ハスラー独自のゆったりとした乗り味も魅力です。

「おしゃれなクロスオーバーSUVが欲しいけど、大きな車は取り回しが面倒」とか、「実用性の高いハイト系ワゴンを探しているが、スペーシアやワゴンRでは色気が足りない」なんて考えている人にピッタリな一台です。

中古車市場では

2017年式「スズキ ハスラー X ターボ」で140万円前後、2014年式だと100万円前後となります(2018年2月現在)。

価格

価格 | 1,547,640円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)