新型 マツダ デミオ 13S(4代目)【評価レビュー】欧州車に迫る質感の高い走り [DBA-DJ3FS]

今回の【評価レビュー】は「新型 マツダ デミオ 13S(4代目)」。
2014年にフルモデルチェンジした、コンパクトな5ドアハッチバックです。

今回のモデルチェンジでは、5ナンバーサイズを維持しながらもボディサイズを僅かに拡大、使い勝手と走行安定性を高めています。

ライバル車は、トヨタ・ヴィッツやホンダ・フィット、スズキ・スイフトといった国産コンパクトカー。

そんなライバル車がハイブリッド化を続々と進める中、デミオはクリーン・ディーゼルエンジンによってエコカー購買層を獲得する戦略です。その中でベーシックなガソリン車は影の薄い存在ですが、基本となる作りはディーゼル車とかわりません。スムーズで効率の良いSKYACTIVE-Gエンジンに高剛性ボディ、ストローク感のある上質なサスが組み合わされます。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4060mmX全幅1695mmX全高1525mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2570mmとなります。

マツダの新世代デザインフィロソフィー「魂動デザイン」を採用した、今にも動き出しそうな力強く上質なスタイリング。

フロント

凝縮感のあるフロントノーズに、五角形の大型グリル。おむすび型のLEDヘッドライトを組み合わせた力強くも可愛らしいデザイン。妙な甘ったるさが無いので、男性が乗っても恥ずかしくありません。

サイド

前後ギリギリまで切り詰められたオーバーハング(タイヤからボディ端までの長さ)に、傾斜の強い前後ピラー(柱)。コンパクトカーとしては長めのフロントノーズに小さなキャビン(居住空間)が対比され、キビキビとした軽快感とスポーティさを表現しています。

居住空間の広さを優先したコンパクトカーが多い中、デミオの実用性とスタイリングをバランスさせた設計は大きな魅力です。

リア

力強く大地を踏みしめるように張り出したリアフェンダーと小さく絞り込まれたキャビンが対比され、力強さと安定感を感じさせます。

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内装

機能的に整理された上質な内装デザイン。メーターナセルには特徴的な一眼メーターが装備されます。エアコンは操作のしやすいダイヤル式。手に馴染みやすいようにちょっと大きく設計されています。

センターコンソールの高い位置には、ナビゲーションや車両情報を表示するインフォメーションディスプレイをレイアウト。目線の移動が少なく画面も大きく見やすい。

シート

前席は適度なサイドサポートのある立体的なデザイン。組み合わされるクッションには絶妙なコシと硬さがあり、長時間ドライブでも疲れにくいです。

後席はやや頭上空間に窮屈感があるものの、大人二人が適正なポジションで座わるには十分です。

荷室

荷室には結構奥行きがあり、家族4人で1泊2日旅行くらいなら十分行けます。ただし、開口部が狭いため大きな荷物の出し入れは少々やりづらいです。

静粛性

アイドリングストップ機能に自然吸気エンジンが組み合わされるため、室内の静粛性は高いです。不快なバイブレーションの発生もよく抑えられています。

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エンジンとミッション

1298cc・直列4気筒DOHCエンジンに、6速ATが組み合わされます。
92ps/6000rpmの最高出力と、12.3kgf・m/4000rpmの最大トルクを発揮。

車両重量1030kg。JC08モード燃費は、24.6km/l。

エンジン

1.3Lのツインカムエンジンで前輪を駆動(FF)。自然吸気エンジンの特徴を活かして、すべらかでスムーズな加速を行います。中低速域のトルクもこのクラスにしてはしっかりと出ており、不足感はありません。もちろん、ダウンサイジングターボと比較すれば物足りませんが、自然吸気小排気量エンジンにはその分コスト面でのメリットが大きいです。

トランスミッション

トルコン式の6速ATを装備。小気味いいステップ感で必要十分なパワーを絞り出します。ライバル車の多くがCVTを採用する中、ダイレクト感にあふれるトルコン式ATを採用するのはデミオの大きなアドバンテージです。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションを装備。

乗り心地

装着されるタイヤは、前後ともに185/65R15。

高剛性ボディにストロークの長いサスがガッチリと組み付けられ、しなやかで上質な乗り味を提供しています。

ハンドリング

キビキビとした軽快感あふれるステアリングフィール。鼻先の軽さを活かした素直な動きで、ドライバーの意志に応えます。

最小回転半径は4.7mと小さく、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。同時に低速域からシッカリとパワステが効くため、駐車場での出し入れもしやすいです。

その他

先進安全技術は最新の、「スマート・ブレーキ・サポート(衝突被害低減自動ブレーキ)」や「アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(前後・衝突回避サポート)」「AT誤発進抑制制御(前後)」、「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(30km/h~高速域まで)」を装備。

【評価レビュー】のまとめ

新型デミオは、限られた予算の中で欧州コンパクトカーに迫る上質な乗り味と、軽快感溢れるキビキビとしたハンドリングを実現しています。

少々後席は狭いのですが、ここはデミオの短所というよりもあえて意図的にデザインとのバランスをとっているといったところでしょう。

「多少後席が広くなるよりは、カッコいいスタイリングを重視して欲しい」とか、「上質な乗り味の国産コンパクトカーを探している」といった人にピッタリな一台です。

中古車市場では

2017年式「マツダ デミオ 13S」で140万円前後。2014年式で100万円前後となります(2018年2月現在)。

価格

価格 | 1,490,400円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)