アウディジャパンは「東京モーターショー2017」の会場で、2017年に発売された「アウディ SQ5」を展示していました。
今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。
※「東京モーターショー2017」の会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明)。会期は2017年10月25日から11月5日。一般公開は10月27日から最終日まで。
展示車両はコンセプトカーのAudi Elaine concept、Audi Q8 sport conceptのほか、来年以降日本で販売を予定しているNew Audi A8、New Audi A8L、Audi RS 4 Avant、Audi Q7 e-tron quattro、今年日本で発売したばかりのAudi SQ5、Audi RS 5 Coupéなどのモデルを出展します。
「アウディ SQ5」の概要
「アウディ SQ5」は、2017年に登場したMクラスの高級クロスオーバーSUV。「Q5」をベースに足回りとエンジンの強化が行われた高級スポーツバージョンです。
3.0L・V6ツインカムエンジンにツインスクロース式ターボチャージャーが装備され、354馬力の最高出力と、51.0kgf・mの最大トルクを発生。先代「SQ5」を上回る力強さと上質な走りを手に入れています。
ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)は新世代のモジュラープラットフォーム「MLB evo」。可変ダンピングシステムを持つスポーツサスと組み合わされ、安全性と操縦安定性、走りの楽しさが向上しています。
ベースとなる「Q5」がオンデマンド式の4WD(普段はFFで走り、スリッピーな路面になると後輪にもトルクが配分される)となるのに対して、「SQ5」は前輪に40、後輪に60のトルク配分を基準とするFRよりのフルタイム4WDシステムが搭載。より自然なステアリングフィールを実現しています。
「アウディ SQ5」の外観
おだやかな印象の先代「SQ5」に対して、新型はシャープなラインを基調とする硬質なスタイリング。
フロント
張りのある面で構成されたフロントノーズに、キリッとしたラインで構成された大型シングルフレームグリル。シャープなデザインのLEDライナーを内蔵した角型ヘッドライトがレイアウトされ、上質感あふれるスポーティなフロントフェイス。
サイド
ぶ厚いボディに傾斜の強いAピラー(一番始めの柱)とDピラー(一番後の柱)が組み合わされた、エレガントで力強いサイドビュー。短く切り詰められたフロントオーバーハング(前輪からボディ端までの距離)と、20インチ・大径ホイールが力強さを強調しています。
リア
丸みのある穏やかなヒップラインに、シャープな形状のLEDリアコンビランプ。4本出しエキゾーストパイプフィニッシャーが組み合わされ、控えめにスポーツ感を演出しています。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 2994cc・V型6気筒DOHCターボ |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | フルタイム4WD(4輪駆動) |
最高出力 | 354ps/5400-6400rpm |
最大トルク | 51.0kgf・m/1300-4500rpm |
全長x全幅x全高 | 4685mmx1900mmx1635mm |
ホイールベース | 2825mm |
車輌重量 | 1930kg |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格
8,920,000円(消費税込み)