新型 マツダ CX-5 20S PROACTIVE(2代目)【評価レビュー】上質な走りと美しいスタイリングを手頃なお値段で [DBA-KFEP]

今回の【評価レビュー】は「新型 マツダ CX-5 20S PROACTIVE(2代目)」。
2017年にフルモデルチェンジした、MクラスのクロスオーバーSUV(5ドア)です。

2012年に登場した「初代CX-5」は、「SKYACTIVEエンジン」や「SKYACTIVEシャシー」といった一連の「SKYACTIVE TECHNOLOGY」と、マツダの新世代デザインフィロソフィー「魂動デザイン」を初めて採用した新世代マツダ第一弾モデル。開発段階におていは、本社の設計スタッフだけでなく生産スタッフの意見もバランス良く採用。車体設計から生産行程まで幅広い分野で見直しが行われ、コスト削減と生産効率の向上を一気に実現しています。

当時のマツダは「このモデルが失敗すれば後がない」といった追い詰められた状況でしたが、全社一丸となって取り組んだ結果、CX-5はマツダの中でも25%以上の販売量を占める主力モデルへと成長。その後、続々と登場する新世代マツダ車の良い呼び水となっています。

今回の「2代目 マツダ CX-5」は、その新世代マツダ車の中でも初となる第2世代モデル。つまり、「新世代マツダ車」これで全ての車種が一巡し出揃ったことになります。

プラットフォームは先代のものを改良してそのままキャリーオーバー。エンジンやトランスミッションも先代と同じです(その後、2018年のマイナーチェンジで全面刷新)。

主要グレードは、2.0Lディーゼルターボを搭載する「XD」ですが、2.0Lツインカムエンジンを搭載するこのガソリン車「20S」も、ディーゼルにはない軽快感と価格の安さといったアドバンテージがあります。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4545mmX全幅1840mmX全高1690mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

初代CX-5で初めて世にお披露目された「魂動デザイン」も、5年の時を経て躍動感のある美しいスタイリングと進化しています。

フロント

筋肉質なフロントノーズに薄型ヘッドライト。大型グリルが装備された、ダイナミックで美しいフロントフェイス。

サイド

がっちりとしたボディに逆スラントしたノーズ。傾斜の強いAピラー(一番前の柱)とDピラー(一番後の柱)が組み合わされたクーペライクなスタイリング。ボディに対してキャビン(居住空間)が短いため、どっしりとした力強さがあります。上級モデルの「CX-8」は、キャビンとホイールベースが延長され「CX-5」よりも伸びやかなスタイリングです。

リア

丸みのあるリアエンドに小さなテールランプ。傾斜の強いリアウィンドウを対比。力強くも上質な後ろ姿です。

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内装

シンプルで品のいい室内。上質な樹脂に緻密な輝きをみせるメタリックパーツが組み合わされます。

ダッシュボード中央の高い位置にはナビ情報などを表示するインフォメーションディスプレイが設置され、視認性も上々。フルオートエアコンは、手探りでの操作もやりやすいダイヤルタイプです。

メーターナセルにはスポーティな3眼メーターをレイアウト。右のメーターにはインフォメーションディスプレイが内蔵され、走行距離や気温、平均燃費などの基本情報を端的に表示しています。

シート

フロントシートは、適度なサイドサポートを持つ大柄なシート。しなやかな表皮にコシのある硬めのクッションが組み合わされ、身体全体をしっかりと支えます。クッションには不快な微振動をしっかりとカットする「衝撃吸収素材」が織り込まれ、長距離ドライブでも疲れにくいです。

リアシートもフロントに準じる快適なシート。座面および背もたれには充分なサイズが確保され、足元、頭上空間も広々。大人二人でゆったりとロングドライブを楽しめます。

荷室

短いリアオーバーハング(後輪からボディ後端までの長さ)の割に荷室容量は大きめ。高さ方向に余裕があるため、荷物の嵩張るキャンプも可能です。

背もたれを4:2:4で分割して倒せば、さらに容量を拡大することもできます。

静粛性

室内にはしっかりと遮音材や吸音材が施され、クラス標準レベルを超える静粛性能を持ちます。

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エンジンとミッション

1997cc・直列4気筒DOHCエンジンに、6速ATが組み合わされます。
エンジンは、最高出力155ps/6000rpmと、最大トルク20.0kgf・m/4000rpmを発揮。

車両重量1530kg。JC08モード燃費は、16.0km/l。

エンジン

2.0Lツインカムエンジンで前輪を駆動(FF)。MクラスSUVとしては軽いボディと良く出来たAT。フラットなトルク特性があいまって、意外と走りは軽快です。市街地など日常領域内であればモタつくこともありません。

高速域ではややエンジン回転が高まるものの、制御の行き届いたトランシュミッションによって結構活発な走りをみせます。ただし、「車内に人やモノを満載して坂道を登る」なんていうシチュエーションは苦手。こういった使い方が多い人には、上級グレードの「XD」や「25S」をオススメします。

トランスミッション

トルコン式の6速ATを装備。エンジンをしっかりと高回転まで回して、必要十分なパワーを作り出します。スムーズで賢いトランスミッションです。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションを装備。

乗り心地

装着されるタイヤは前後ともに225/55R19。

すべらかで上質な乗り味。通常、車重が軽くなるとそれにともなって乗り心地も悪くなるものですが、この「20S」の乗り心地は上級グレードと遜色ありません。

目地段差や橋脚ジョイントでは、路面からの衝撃を素早く吸収して緩和。フラットなボディ姿勢を維持したまま走り抜けます。

高速域での安定性も高く、わだちや横風で進路を乱されることもありません。

ハンドリング

上級グレードよりも軽い鼻先と標準装備された「G-ベクタリングコントロール」によって、軽快感をともなった素直なステアリングフィールを実現。ボディサイズを感じさせない一体感が気持ちいいです。

最小回転半径は5.5mと標準的なレベル。

その他

先進安全技術は最新の「iアクティブセンス」を装備。このパッケージには、衝突を予測して回避、もしくは被害権限をはかる「アドバンストSCBS(衝突被害低減自動ブレーキ)」や、一定の車間を維持して前車に追従する「マツダレーザークルーズ(前車追従・速度維持)」といった機能が含まれます。

【評価レビュー】のまとめ

「マツダ CX-5」は、マツダの新世代モデルを象徴するクロスオーバーSUV。今回、第二世代へとモデルチェンジされ、スタイリングからドライブフィールまで全てが一新されています。

その中「CX-5」でもこの「20S」は、小さな2,0Lツインカムエンジンを搭載する廉価グレードです。といっても、存在感のあるスタイリングや上質な乗り味は上級グレードと変わりません。逆に軽い車重を活かした軽快な身のこなしが特徴となり、上級グレードには無い「20S」だけの魅力となっています。

「上質なクロスオーバーSUVを探しているが、凝った4WD機構やパワフルすぎるエンジンはいらない」とか、「SUVにも美しいスタイリングや上質な走りを求めたい」といった人にピッタリな一台です。

中古車市場では

2017年式「マツダ CX-5 20S PROACTIVE」で240万円前後(2018年5月現在)。

新車価格

2,689,200円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

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