2017年10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー2017」(10月27日はプレスデイ。一般公開は10月28日から11月5日まで)。
この会場でスバルは、デザインコンセプトカー「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」を参考出品していました。
今回も当日会場で撮影した写真とともにレポートします。
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」は、世界トップレベルの安全性能を備えたIMPREZA SPORTをベースに、新たなスポーツの価値を提案するデザインコンセプトモデルです。
引用:スバル公式サイト
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の概要
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」は、「現行型 スバル インプレッサ スポーツ」をベースに開発された、デザインコンセプトカー。
鮮やかなイエローをベースにした内外装が施され、インプレッサに「新しいスポーツの価値観」をデザイン面から提案しています。
ベースとなる「インプレッサスポーツ」は、2016年にフルモデルチェンジしたばかりの小型5ドアハッチバック。2017年には初めての年次改良がほどこされ、アプライドBへと切り替わりました。
今回のモデルチェンジによって、クラスを超えた上質でカッコいい内外装と、滑らかな乗り味が与えられています。インプレッサはスバル全車種のベースとなる基幹車種ですから、これから次々と生まれてくる新型車にこの上質さが受け継がれると思うと楽しみでなりません。
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の外観
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」最大の特徴は、鮮やかな特別色のイエローと、オリジナルデザインとなる前後バンパーです。
特別色の鮮やかなイエロー
スポーツ感を演出する鮮やかなイエローは、ソリッドカラーの明るい色味です。インプレッサ・スポーツの標準色にも設定はなく、XVに設定される「サンシャイン・オレンジ」と比較すると「赤み」が少なく、より原色の「黄色」に近い印象です。ポップでアクティブなXVにも似合いそうです。
専用デザインとなる前後バンパー
外観上の特徴となる前後バンパーは、標準バンパーと大きく異なりワイド感を強調する安定感のあるデザインです。ウィング形状のシルバーが組み合わされ、メカニカルな表情を与えています。
スポーティな二本出しパイプ・フィニッシャー
リアバンパーの下には、エキゾースト・フィニッシャーが中央から二本出しされ、スポーティなコンセプトをさらに強調しています。
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の内装
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の内装はより実車に近いイメージで、ディーラーオプションとしてすぐにでも販売できそうです。
鮮やかなイエローのさし色
ステアリングやエアコンダイヤル、シフトノブなどに「ボディカラーをイメージした鮮やかなイエロー」がさし色としてセンスよく施され、「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の車内からスポーティ感を演出しています。
ここまで来るとシートもイエローで飾られそうなものですが、ここはぐっと抑えて、前後バンパーに組み込まれた「ウィング形状」をイメージさせるホワイト(シルバー?)がシートのエッジ部分を飾ります。
ベース車両「スバル インプレッサ スポーツ 2.0i-S EyeSight」の主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
エンジン | 1995cc・水平対向4気筒DOHCエンジン |
トランスミッション | CVT(無段変速機) |
駆動方式 | 4WD |
最大出力 | 154ps/6000rpm |
最大トルク | 20.0kgf・m/4000rpm |
全長x全幅x全高 | 4460mmx1775mmx1480mm |
車輌重量 | 1400kg |
今後の販売予定
「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」について、スバルから今後の販売予定などは発表されていません。
ただし、コンセプトカーの内容を見ると、主要な部分は市販車両がそのまま活かされています。多少バンパー形状などが簡素化される事はあるでしょうが、限定グレードとして販売される可能性は高いと思います。