【試乗レポート】新型トヨタ ランドクルーザー プラド TG-Z ちょっと無骨な都会派SUV [LDA-GDJ151W-GKTZY]

トヨタプラド前面画像

今回はマイナーチェンジで新しくクリーンディーゼルエンジンが追加された「トヨタ ランドクルーザー プラド TG-Z 」を試乗レポートします。

プラドの前身となる「ランドクルーザーワゴン」は、好調な売り上げを誇るパジェロやビッグホーンの対抗馬として、1984年に開発されました。
ランドクルーザーより軽量で安価なモデル、という位置づけでした。
その「ランドクルーザープラド」も、今回で4代目のモデルチェンジとなります。

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外観

2代目プラドまでは、パジェロなのかプラドか混乱するくらいパジェロに似ていた外観ですが、4代目では一目でプラドと分かる個性的な外観です。
兄貴分のランドクルーザーより押し出しの強い顔と、迫力のある大型グリルが印象的です。
最近のベルファイア等に通じるライオンのような厳つい顔です。

全体のシルエットもマッシブで力強いデザインです。がっしりとしたCピラーがさらに力強さを強調しています。
ランドクルーザーの横に並べれば、一回り小さい事に気付きますが、実際に街中で見掛けると非常に大きい印象を受けます。
全体の直線基調で力強いスタイルが、大きさを強調しているのでしょう。
しかしランドクルーザーのような、力強さの中にもそこはかとなく漂う「気品」のようなものは感じられません。

トヨタプラド後部画像
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内装

きっちり整理された真面目なデザインに、木目と本革のコンビネーションが驕られています。
昭和のお金持ちのお家にお邪魔したような、高級感の中にも安心とか、懐かしさのある「和み系デザイン」です。
なんだかほっとします。

このグレードでは、「7人乗りシート」しか選べません。
前席シートは厚みもストロークもたっぷりしていて、コシのある疲れないシートです。
それは、2列目シートも同様でこれなら長距離でも安心です。
2列目シートには、スライドとリクライニング機構が備わっています。長距離移動の際にはありがたい機能です。
3列目シートは作りはしっかりしていますが、サイズが小さく、厚さも薄いので長距離では遠慮したいです。
この3列目シートは電動で格納出来るギミックが備わります。

トヨタプラド内装画像
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エンジンとミッション

2.8Lディーゼルターボと6速ATが組み合わされます。
豊かな低速トルクを使って、坂道であっても2.3tの重量級ボディをぐいぐい引っぱります。
しかし、スポーティにビュンビュン回るタイプのエンジンではありません。
じわっとアクセルを開けてやると、このエンジンの一番おいしい所が使えて気持ち良く走れます。
巡航時は静かですが、加速時や低速走行時には少しエンジンをがうるさくなります。

このクリーンディーゼルは、メルセデスベンツなどと同じく、尿素水を使ってNOxを除去するタイプのエンジンです。
燃費とパワーを犠牲にせず、NOxを除去できるというメリットがありますが、コストは高めです。
また尿素水は、オイルのように定期的に交換する必要がありますので、そのつどお金がかかります。
個人でも交換できますが、トヨタではディーラーでの交換を推奨しています。

足回りとハンドリング

本格的クロスカントリーとして、頑丈なラダーフレームを装備しています。
これなら悪路で大きな衝撃を受けても、ボディはびくともしません。

足回りには「AVS&リヤ電子制御エアサスペンション」を装備しています。
これにより機械式サスに比べて、ロールの少ないフラットでしっかりした乗り心地を味わう事ができます。
「リヤ電子制御エアサスペンション」は、リアだけですが3つの車高を選ぶことが可能です(ハイ/ノーマル/ロー)。
ラフロードではリアサスを40mm上げ、荷物の積み卸しでは逆に20mm下げるという使い方ができます。
「AVS」には走りを自分好みに調整できる機能(コンフォート/ノーマル/スポーツ)が付いています。
これはステアリングの重さ、サスの減衰力等を統合的に制御する機能です。
さらにナビと協調して道を先読みする事で、サスの減衰力を路面に合わせて制御するという機能まで付いています。

またハーシュネス性能も良く、小さな段差を滑らかにイナシます。
これは、オンロードではスラビライザーの効果を高め、凸凹道の小さな衝撃を吸収するという「油圧制御式前後スタビライザー」のおかげです。

評価のまとめ

全方位で全てが良く出来た車です。プラットフォームも、先代からのキャリーオーバーですから熟成も進んでいます。
「ランドクルーザーではちょっと大きすぎて・・・」と二の足を踏んでいた人にはぴったりです。
周りのライバル車種と違って、ちょっと無骨なところも魅力的です。

主要諸元と価格

全長X全幅X全高 | 4760mmX1885mmX1835mm
JC08モード燃費 | 11.2km/l
価格 | 5,130,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)