夜、雨が降り出すと、対向車のヘッドライトがウィンドウガラスに反射して、ギラギラする事はありませんか?
こうなると、視界が確保しずらくなり大変危険です。早急にこの油膜を取り除く必要があります。
まだ油膜がそれほどでもない時には、ウオッシャー液で油膜取り効果のある製品が売られていますので、そのウオッシャー液を使うだけで簡単に奇麗になります。
今回はそれでも落ちないような、頑固な油膜の落とし方についての解説です。
手順1「準備」
まず、油膜取り成分のはいったガラスクリーナーが各社から発売されていますので、そのガラスクリーナーを用意します。
ガラスクリーナーを、ウィンドウガラスに塗る為の小さいスポンジを用意しますが、これは製品に同梱されていることが多いです。
その他に、もう一手間かけて奇麗にした人は以下のモノを用意してください。
「ガラス内側用のクリーナー」と「ガラス用の毛羽立たない専用ウェス」。
手順2「洗車」
油膜取りをする前に洗車をします。
ガラスの汚れを落とす為ですが、ガラスだけ洗うと車に水滴や洗剤が残ってしまうので、一緒に洗います。
手順3「ガラスクリーナーで磨く」
ボディが練れている状態のまま、用意してあったガラスクリーナーをスポンジにつけ、しっかりこすりながら油膜を落としていきます。
ボディの水が乾くと水垢が残りますので、手早く行います。
以外と忘れがちなのがワイパーとガラスの接触面です。ここにも長年の油膜が付着していますので、忘れずワイパー側も除去しておきましょう。
手順4「ガラスをカーシャンプーで洗う」
油膜が落ちたら、カーシャンプーで洗い流します。
この時、ガラスが水を弾かなければ成功です。
失敗した場合は、もう一度ガラスクリーナーで磨きましょう。
ボディが先に乾いてしまわないように、ガラスと同時にボディ全体に水を掛けしっかり濡らします。
手順5「ボディとガラスを拭く」
ボディとガラスを拭き上げます。
手順6「ガラス内側をクリーナーで磨く」
新しいウェスを出して、車内用ガラスクリーナーで磨きます。
さらにその後、乾いたウェスでガラスクリーナーを除去しておきます。
ガラスクリーナーは製品毎に、使用方法が異なりますので、必ず説明書で確認してから作業してください。
そもそもこの油膜は、洗車時のワックスの拭き残しであったり、ガソリンスタンドで窓ふきサービスを受けた時の、雑巾が汚れているといったこと等が原因です。
「ガソリンスタンドでは窓を拭いてもらわない」とか、「ワックスを奇麗に拭き取る」とか、「油やワックスで汚れたウェスで窓を拭かない」といった事に気をつけるだけで随分汚れが違ってきます。
窓が汚れてしょうがないといった悩みのある人は、一度注意してみてください。