新型 スズキ ソリオ バンディット ハイブリッド SV【試乗評価】フルハイブリッド化によるキビキビとした走り [DAA-MA46S]


今回は「新型 スズキ ソリオ バンディット ハイブリッド SV(フルハイブリッド)」を試乗レポートいたします。
スズキ ソリオ・バンディットは、2015年のモデルチェンジで4代目となりました。Bセグメントに分類されるハイトワゴン系5ドアハッチバックです。

2016年のマイナーチェンジで、これまでのマイルドハイブリッド版に加えて、ストロングハイブリッド版(パラレル方式)がラインナップされました。

スズキ・ソリオ・バンディットの前面画像

ノーマルボディのマイルドハイブリッド仕様については、「【試乗レポート】スズキ ソリオ HYBRID MZ」のページをご覧ください。

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外観

全長3710mmX全幅1625mmX全高1745mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2480mmとなります。

スタイリングは基本的に従来のソリオ・バンディットと同じです。流行の「エアロ・カスタマイズ」が施され、どっしりとした印象を持ちます。

フロント

フロントフェイスには、ポジショニングランプにヘッドランプが2段重ねにレイアウトされ、ちょっと厳つい表情が与えられています。

サイド

サイドビューは通常ボディのソリオと大差ありません。キャビンスペースがブラックアウトされ、ショルダーラインがリアエンドで軽く跳ね上げられているため、スポーティな印象を持ちます。

リア

リアエンドでは、ブラックアウトされた四角いキャビンとL字型のリアコンビランプにより、スポーティな軽快感と重厚感が両立しています。

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内装

スズキ・ソリオ・バンディットのナビ画面

メーターはセンターメーターとなりますが、大型の3眼タイプが採用されているため、使い勝手に不足はありません。

スズキ・ソリオ・バンディットのステアリング画像 スズキ・ソリオ・バンディットのシフト画像

直線基調で重厚感のあるインテリアデザイン。樹脂にはしっとりとしたツヤがあり、スイフトの一つ下のクラスだと考えると質感もまずまずです。

シート

スズキ・ソリオ・バンディットの前席画像

フロントシートは適度なサイズが確保されており、長時間座っていても疲れることはありません。シートクッションにも程良い硬さとコシがあります。

スズキ・ソリオ・バンディットの後席画像

リアシートは、ハイブリッドシステムの重量増とリアサスペンションの影響か、若干の突き上げ感があります。シートバックが短いため長距離移動には向きませんが、中距離移動(30km程度)なら大丈夫そうです。ロングスライド機構が備わるため、足元には広々とした余裕があります。

荷室

ヴィッツなどのコンパクトカーと比べると、荷室の前後長は不足気味です。ただ、高さには余裕があるため、積み方を工夫すればかなりの荷物が積めそうです。

リアシートを前にスライドさせたり、5:5で降りたんだりできるため、もしもの時には大きな荷室を作り出すことができます。

静粛性

マイルドハイブリッド版よりも遮音性が向上しており、快適な室内空間が確保されています。

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エンジンとミッション

1242ccの直列4気筒DOHCエンジン+電気モーターに、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、91ps/6000rpmの最高出力と、12.0kgf・m/4400rpmの最大トルクを発揮します。
また電気モーターは、13.6psの最高出力と、3.1kgf・mの最大トルクを発揮します。

車両重量は990kgで、JC08モード燃費は、32.0km/lとなります。

これまでのマイルドハイブリッド版(ソリオ MZ)のメカニズムをそのまま流用し、新たに大容量リチウムイオン電池と 駆動用モーター(MGU)を追加することで「フルハイブリッドシステム」を成り立たせています。

エンジンとモーター

エンジンと電気モーターの出力をフルに活用するシステムのため、従来のマイルドハイブリッド版よりもキビキビとした活発な走りが楽しめます。

20km/hまでなら、電気モーターだけで走らせることができますが(エコモード必須)、電気モーターの出力がそれほどでもないため、強くアクセルを踏み込むと即座にエンジンが回りだします。

トランスミッション

トランスミッションは従来のCVTから、5速AGS(ロボタイズドトランスミッション)に換装されています。ロボタイズドトランスミッション独特のフィールは残るものの、変速ショックがモーターで緩和されており、スムーズで違和感の少ない変速を行います。AGSならではのダイレクトな変速フィールを味わうことができます。

このトランスミッションを採用した理由は、フルハイブリッドシステムのためにスペースが欲しかったという事と、エネルギー効率を上げるためという事ですが、何よりもダイレクトな変速フィールに大きな魅力を感じます。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備され、前後共にスタビライザーで強化されています。

足回り

背の高いボディの割にロールは適度に抑えられています。かといって足回りがガチガチに固められているというわけでもなく、適度なしなやかさと重厚感のバランスした乗り心地です。

ハンドリング

マイルドハイブリッド版に比べて20kgの重量アップが見られますが、追加重量分は車体の低い部分に集められているため、ロールが大きくなったりハンドルが取られるようなことはありません。

マイルドハイブリッド版ソリオに比べて重量が増加した分、適度な重みの感じられるハンドリングフィールとなっています。リアサスの食いつきも良くなっており、コーナリングでの安定感が向上しています。

評価のまとめ

マイルドハイブリッド版に対してこの「SV」は20万円高の価格差があります。そのため燃費効率は優れるものの、価格差を取り返そうと思うと何十万キロも走らなければならず現実的ではありません。

ただし、マイルドハイブリッド版に比べると、活発でキビキビした走りや、ダイレクトで気持ちの良いロボタイズドトランスミッションなど、スポーティな魅力に溢れているのも事実です。

対象となるユーザー

コンパクトなボディにスペース効率に優れる室内、フルハイブリッドシステムによる力強くキビキビとした走りを求める人にオススメの一台です。

コストパフォーマンスを重視する人には、若干エネルギー効率は劣るものの、ランニングコストを含めた総費用で有利となるマイルドハイブリッド版の「ソリオMV」をオススメします。

価格

価格 | 2,046,600円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。