2代目 スズキ ソリオ S【旧型レポート】充実した走行性能と快適性を持った、使い勝手の良いハイトワゴン [DBA-MA15S]

今回の旧型レポートは「2代目 スズキ ソリオ S」。
2010年から2015年にかけて製造販売されていた、コンパクトな5ドア・ハイトワゴンです。

軽自動車のワゴンRをベースに開発された初代と異なり、この2代目ソリオは普通車であるスイフトのプラットフォームを使って開発されています。

三菱デリカD:2は、このソリオに三菱エンブレムを付けただけのOEM車です。車としての内容はまったく同じです。

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外観

全長3710mmX全幅1620mmX全高1765mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2450mmとなります。

フロント

初代のコンセプトをそのまま受け継いだ、ワゴンRのようなトールワゴンボディに仕上げられています。有機的なラインのボディに、複雑な形状のヘッドライトがレイアウトされ、上質な雰囲気を感じさせます。

サイド

短いノーズに大きなキャビン、前後ギリギリまで押し込められたホイール。一見、軽自動車のようなシルエットですが、サイドパネルには複雑な表情と明快なキャラクターラインが与えられ、軽自動車には無い質感とどっしりとした重量感があります。

リア

がっしりとした四角いリアエンドに、水平にスパッとレイアウトされたリアコンビランプが印象的です。単調になりがちな大きなパネル面に、細かく様々な変化が与えられ、充実した表情をもたらしています。

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内装

しっとりとした質感の樹脂が使われ、コンパクトカーとしては上質な室内。広々とした視界と見切りの良さを併せもつ、運転のしやすい車です。

コンパクトなボディに、スペース効率に優れた四角いボディが構築され、広々とした余裕のある室内空間を確保しているのも、このソリオの大きな美点です。

シート

フロントには、適度な硬さとストロークのあるどっしりとしたシートが装備されます。中距離(30km)程度であれば、十分快適に移動することができます。

リアシートには「スライド&リクライニング機構」が装備され、一番後ろまでスライドさせる事で、コンパクトカーとは思えない程、広々とした居住空間を作り出すことができます。

ややシートバックの高さが足りませんが、中距離程度であれば問題ありません。

また、室内高が高くシートの間にも適度なスペースがあるため、立ったままリアシートからフロントシートへと移動する事も可能です。

さらに、後席の両側にはスライドドアが装備されます。狭い駐車場や路上での乗り降りに大いに役立つ装備です。

荷室

リアシートを一番後ろまでスライドさせると、荷室スペースは最小限となってしまいます。といっても、リアシートのスライド量を常識的な範囲内に納めれば、家族で2泊3日旅行くらいなら十分可能です。

さらに、リアシートを折り畳めば、ステーションワゴンのような使い方もできます。

静粛性

コンパクトカーとしては、エンジン透過音、ロードノイズ共によく抑えられています。

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エンジンとミッション

1242ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、91ps/6000rpmの最高出力と、12.0kgf・m/4800rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1040kg。10モード/10・15モード燃費は、21.0km/l。JC08モード燃費は、20.0km/lとなります。

エンジン

1.2Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。低速域からフラットなトルクを発生する扱いやすいエンジンです。回転を高めていってもパワーが頭打ちになるような事はなく、リニアに吹けあがります。

ただ、急な坂道や加速を必要とする合流ポイントでは、パワー不足を感じてしまいます。

トランスミッション

副変速機付きのCVTを装備。エンジンの美味しいところをしっかりと使ってスムーズに加速します。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはアイソレーテッド・トレーリング・リンク式サスペンションが装備されます。

足回り

適度に引き締まった印象のしっかりとした乗り心地。背の高いトールワゴンボディにも関わらず、コーナリング中のロール感は最小限度に抑えられています。

高速域での安定感も高く、長時間ドライブも快適にこなす事ができます。

ハンドリング

重厚感のある重めのステアリングフィール。中立付近から僅かな操舵にも正確に反応して、ドライバーの意図したラインを素直に描いてくれます。

最小回転半径が小さく、狭い場所でも簡単に切り返す事ができます。

評価のまとめ

ワゴンRをそのまま膨らませたようなスタイリングですが、この2代目ソリオは、乗用車としてのしっかりとした基本骨格が与えられており、走行性能、快適性ともに初代ソリオを大きく上回ります。

コンパクトなボディに、四角い広々とした室内スペースが与えられ、大人4人が余裕を持って座ることができます。特にリアシートは、後ろギリギリまでスライドさせる事で、Lクラスワゴンに匹敵するほどの広大な室内スペースを確保することができます。

スタイリングに妙な甘ったるさもありませんので、男性から女性まで幅広い年齢層の人が乗ってもしっくりとハマります。

普段は、買い物や通勤、子どもの送り迎えに使い、週末は家族揃ってレジャーに出かけるという人にピッタリな一台です。

価格

新車当時の価格 | 1,624,350円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)