新型 日産 フーガ HYBRID(Y51)【試乗評価】アメリカンな雰囲気たっぷりのプレミアムカー [DAA-HY51]


今回は「新型 日産 フーガ HYBRID VIP(Y51)」を試乗レポートいたします。

この日産フーガは、2009年にフルモデルチェンジが行われ2代目となりました。フーガ HYBRIDは、翌年の2010年に追加されたモデルです。
また、2015年にはフェイスリフトを含めた、ビッグマイナーチェンジが行われています。

日産フーガハイブリッド前面画像

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外観

全長4980mmX全幅1845mmX全高1510mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2900mmとなります。

ハイブリッド車とガソリン仕様車との違いは、アルミホイールの色と細かいエンブレムの有無だけです。

今回のマイナーチェンジでは、インフィニティ系に共通の新しいフロントグリルが装備されています。またヘッドライトとグリルを近づけることで、面構えが精悍さを増しています。

サイドビューには、ロングノーズアンドショートデッキの美しいFRルックが与えられています。マイナーチェンジによる大きな変更点はありません。

日産フーガハイブリッド後部画像

リア周りには、小さなリアコンビランプとリアウィンドウを生かして、きゅっと引き締まったスポーティなリアスタイルが与えられています。
またマイナーチェンジにより、リアコンビランプとリアバンパー周りのデザインがガラリと変更されています。

全体を通して見ると、マイナーチェンジにより随分とアグレッシブでスポーティな印象が増しています。

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内装

内装のデザインもガソリン仕様車と基本的に変わりません。ただメーターには、ハイブリッド車専用の液晶画面が装備され、全体のデザインもブルーに統一されています。

日産フーガハイブリッド内装画像

前席シートはソフトで上質なタッチのクッションが使われており、ふんわりと体全体を包み込むように支えてくれます。また、クッションの奥にしっかりとしたコシがあり、腰痛に悩まされるようなこともありません。快適で上質な座り心地のシートです。

後席シートも同様に、がっしりとした基本構造に、上質なクッションが装備されおり座り心地は快適です。また、ロングホイールベースを生かして、たっぷりとした室内空間が確保されており、長距離の移動でも安心です。

トランクルーム内にはハイブリッド用のバッテリーが搭載されており、ガソリン仕様車と比べると容量は小さめです。

車内にはたっぷりと遮音材が詰められており、ハイブリッドならではの静けさと相まって驚異的な静粛性を誇ります。

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エンジンとミッション

3500cc V型6気筒DOHCエンジン+電気モーターに、7速ATが組み合わされます。
エンジンは、306ps/6800rpmの最高出力と、35.7kgf・m/5000rpmの最大トルクを発揮します。
また電気モーターは、68psの最高出力と、29.6kgf・mの最大トルクを発揮します。JC08モード燃費は、17.8km/lとなります。

電気モーターと組み合わされたV6エンジンは、合計でシステム出力374psの大パワーを発生させ、6リッター自然吸気エンジン並みのトルクを持ちます。
そのため、低速域から高速域までスムーズで余裕のある加速を行い、1880kgの重量級ボディを軽快に走らせてくれます。

前期型では、組み合わされるエンジンが高回転型のため、ゼロ発進からある程度の速度域まで達すると、エンジンがトルクを得ようと盛大に回り始める事がありました。
そのため、この速度域を多用するようなドライブモードだと、車がギクシャクしてスムーズな運転が難しいという特徴がありました。

そこで今回のマイナーチェンジでは、この速度域でのエンジンの静粛性が高められ、ギクシャクとしたトルク変動も解消されています。

このハイブリッドシステムは、トヨタやホンダなどのハイブリッドシステムと異なり、「2クラッチ1モーター式」のハイブリッドシステムを採用しています。
エンジン+電気モーターによる走行はもとより、状況に合わせてエンジンのみ、電気モーターのみといった柔軟な運用が可能です。
またこのシステムに特有の、クラッチの断続による不快なトルク変動は、マイナーチェンジによりほとんど解消されました。

足回りとハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

ステアリングは、しっとりとした重さのある自然なフィールで、ドライバーの意図に沿った素直な挙動に終始します。

足回りはしなやかで重厚感のある動きです。細かな振動はしなやかに吸収しつつも、大きな入力に対してはしっかりとしたダンピングを効かせで受け止めてくれます。
低速域で段差を通過する際は、「トンッ」と軽やかに段差を通過し、上質なサスと高剛性ボディにより、不快な振動は完全に遮断されています。

さらに速度を上げていくとボディの挙動はフラットさを増し、矢のように直進していきます。ドイツ高級車勢も真っ青の超スムーズな直進安定性です。

評価のまとめ

アメリカンな雰囲気たっぷりの優雅でアグレッシブなスタイリングです。後期型では「2クラッチ1モーター方式」独特の癖も完全に解消され、どこへ出しても恥ずかしくない上質なプレミアムカーに生まれ変わりました。

ヨーロッパや日本の高級車では少し物足りないという人にオススメしたい、パワフルかつ上質なアメリカンプレミアムカーです。

価格

価格 | 6,939,669円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)