アウディA4 2.0 TFSI quattro(B8系)【試乗評価】モデルチェンジ間際の熟成された極上の一品 [DBA-8KCDNF]


アウディA4前面画像

今回は「アウディA4 2.0 TFSI quattro(B8系)」を試乗レポートいたします。
この先代アウディA4 2.0(B8系)は、4代目のモデルとなります。

新型の5代目アウディA4(B9系)は、こちら「新型アウディA4 2.0 TFSI(B9系)」をご覧ください。

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外観

全長4720mmX全幅1825mmX全高1440mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2808mmとなります。

知的でクール、かつ高品質なイメージのスタイリングです。他のドイツ車とは全く異なるデザインで、独特の存在感があります。
シンプルな面と線によるデザインでありながら、各要素のバランスが絶妙で、張りと緊張感のある精密な造形美を感じます。

フロントは、大型シングルフレームのグリルが印象的です。アウディA4以降、このデザインの亜種が市場に溢れるほど影響力のあったデザインです。

サイドビューは、FFベースの自動車ながら、FRのようなロングノーズショートデッキの優美なスタイリングです。
限界まで切り詰められた、フロントオーバーハングのせいで整備性は最悪ですが、A4を買う程のお金のある人にはさして大きな問題ではないでしょう。

リアビューはハイデッキで切り上げられたスポーティなスタイリングです。ヘッドライトと同じモチーフのリアコンビランプが、トランクリッドに掛かる絶妙な位置にレイアウトされています。

アウディA4後部画像

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内装

かつてはアウディの独壇場だった内装の仕立てですが、最近ではメルセデスベンツも力を入れて来ており、圧倒的な優位性を失いつつあります。
しかし精度や品質感、素材選びから全体のデザインまで、いまだに完成度はとても高く、内装だけのためにA4を選んだという人がいても、さして不思議には思いません。

大きな2眼タイプのメーターがレイアウトされ、使い勝手は良好です。

他のドイツ車の例に漏れず、シートの出来は素晴らしいです。サイズが大きくクッションの厚みもたっぷりで、適度な固さとコシがあり身体をしっかりと支えてくれます。これなら長距離の移動も快適です。

遮音材がしっかりと詰め込まれており、ガラスの厚みもたっぷりとしているので、ロードノイズや風切り音の侵入は最小限です。

アウディA4内装画像
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エンジンとミッション

2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンと、7速Sトロニックが組み合わされます。
エンジンは、211ps/4300-6000rpmの最高出力と、35.7kgf・m/1500-4200rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、13.6km/lとなります。

パワフルなターボエンジンで、低速からたっぷりとしたトルクが沸き上がり非常に運転しやすいです。1680kgのボディをキビキビと走らせてくれます。
エンジンサウンドは控えめながら、アクセルを踏み込めばクォーンとスポーティなサウンドが響きます。上質な大人のターボエンジンといった印象です。

7速Sトロニックトランスミッションは、このターボエンジンとの相性も良く、スムーズでリズミカルな変速制御を行います。
アクセルオフで若干エンジンブレーキがかかるのですが、そういった演出も含めてスポーティです。多くの日本車の場合は燃費効率を重視するため、アクセルオフで抵抗感の無い滑走状態になります。

足回りとハンドリング

前輪に5リンク式サスペンション、後輪にはトラペゾイダル式サスペンションが装備されます。また前後ともにスタビライザーで強化されています。

ハンドリングは決してクイックなものではありませんが、適度な重みのあるしっとりしたステアリングフィールです。
ロードホールディング性が高く、うねりのあるコーナーでも安定して走り抜けることができます。

圧倒的な直進性で路面に吸い付くように走ります。高速ではさらに直進安定性が高まり矢の様に突き進みます。フラットライドな乗り味です。
適度に引き締まった足回りで、低速では路面の段差を拾いがちですが、速度を上げるとフラットで上質な乗り味に変化します。

評価のまとめ

A4のスタイルや内装を手軽に楽しみたいという人には、クワトロはオーバースペックですが、走りの質感や圧倒的な動力性能をたっぷりと味わいたいと考えている人は、クワトロを選択しないと後悔します。

特にこのモデルは、フルモデルチェンジ間際の熟成されつくした極上の一品です。中古車市場で状態の良い物件が見つかれば、迷わず買うことをオススメします。

価格

価格(新車当時) | 5,540,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

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