2017年10月25日から11月5日にかけて、東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー2017」。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、この会場の自社ブースでプラグインハイブリッドカー「VW Passat GTE Advance」を展示していました。
やっとこのパサートで「東京モーターショー」に出典していたVWの車も終わりです。中々手が進まずにイライラしますがこれからも一台ずつ地道に紹介していきます。
エネルギー効率とドライビングパフォーマンスを高いレベルで融合した「Passat GTE」には、「Golf GTE」同様、1.4ℓのTSIエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドドライブシステムを搭載しています。
「VW Passat GTE Advance」の概要
2017年に発売されたMクラスの4ドアセダン。「Golf GTE」に続くVWで2番目となるプラグインハイブリッドカー(PHEV)です。
最近、欧州メーカーでこの手のプラグインハイブリッドカーが次々と開発されているのは、今後、2015年、2021年と厳しさを増す欧州のCO2排出量規制に対応するためです(この規制ではプラグインハイブリッドカーが有利)。
システムはゴルフGTEと共通。1.4Lツインカムターボに電気モーターが組み合わされますが、大きなボディを持つパサートに合わせて僅かにパワーアップされています(
システム総合出力で218馬力/システム総合トルク400Nm)。
走行モードは電気モーターだけで走行する「EVモード」とシステム全体を使って効率の良い走りをする「ハイブリッドモード」。スポーティな走りを演出する「GTEモード」を用意。
「VW Passat GTE Advance」のスタイリング
フロント
ロー&ワイドなフロントノーズにダブルフィングリル。ブラックベゼルを配したシャープなLEDヘッドライトが組み合わされ、精悍で落ち着きのある表情を形づくっています。
サイド
ふくよかなサイドパネルになだらかなルーフライン。短く切り詰められたフロントオーバーハング(前輪からボディ端までの距離)。シャープなキャラクターライン(フロントフェンダー上端からリアコンビランプへのライン)が相まって、重厚感あふれる伸びやかなサイドビュー。
18インチの大径ホイールが装備され、足元からボディ全体をスポーティに引き締めています。やっぱりホイールはちょっと大きめがカッコいいです。
リア
張りのあるヒップラインにワイドに広がるリアコンビランプ。適度に絞り込まれたキャビンによって、上質でエレガントな後ろ姿を表現。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 1394cc・直列4気筒DOHCターボ+電気モーター |
トランスミッション | 6速AT |
最高出力(エンジン) | 156ps/5000-6000rpm |
最大トルク(エンジン) | 25.5kgf・m/1500-3500rpm |
最高出力(電気モーター) | 116ps |
最大トルク(電気モーター) | 33.7kgf・m |
全長x全幅x全高 | 4785mmx1830mmx1460mm |
ホイールベース | 2790mm |
車両重量 | 1720kg |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) |
JC08モード燃費 | 20.9km/h |
ボディタイプ | 4ドア・セダン |
メーカー希望小売価格
5,829,000円(消費税込)。