2017年10月25日から11月5日にかけて開催されていた「東京モーターショー2017(東京都江東区有明)」の会場で、ルノー・ジャポンは新型「ルノー メガーヌ R.S.」をジャパンプレミア(日本初公開)していました。
今回はモーターショー当日、ルノー・ジャポン・ブースで撮影した写真とともにレポートします。
2014年6月にメガーヌ R.S. トロフィーRがニュルブルクリンクサーキット北コースの当時のFFラップレコード7分54秒36を記録してから3年。ルノー・スポールが最新のテクノロジーとパッションを注ぎ込んだ新型メガーヌ R.S.が、第45回東京モーターショーで日本初披露。
「ルノー メガーヌ R.S.」の概要
「ルノー メガーヌ R.S.」は、ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」が手がけるメガーヌのホットバージョン。ドイツ・ニュルブルクリンクでは、FF市販車最速ラップを2回も叩き出した歴史あるモデルです。
今回、メガーヌⅣの発売に合わせて開発された新型は、「パリ・モーターショー2017」でワールドプレミア(世界初公開)されたばかりです。
開発テーマはキープコンセプトのまま、最高速よりもコーナリングスピードを上げるための設計が行われ、「4コントロール」と呼ばれる四輪操舵システムやサスペンション制御技術「4HCC」が採用され、高速コーナーでの安定感を高めています。
新開発された1.8L直噴ターボは、F1のエンジニアと共同開発した生粋のスポーツユニット。ワイドトレッド化(フロント60mm、リア45mm)されたボディと相まって、レーシーな走りを実現しています。
その他には走行モードを任意に切り替える「マルチセンス」や、良好な視界を確保する「LEDヘッドライト」も装備。
「ルノー メガーヌ R.S.」のスタイリング
フロント
張りのあるフロントノーズにC字型の特徴的なヘッドライト。R.S.専用フロントバンパーが装備され、レーシーな特別感を演出しています。
サイド
硬質感のあるボディに、薄く長いキャビン。前後ギリギリまで切り詰められたオーバーハング(タイヤからボディ端までの長さ)が相まって、力強い軽快感を生んでいます。
鋭くえぐり取られたようなサイドリフレクションが、小気味いいです。
リア
張りのあるヒップラインに小さく絞り込まれたキャビンを対比。R.S.専用リアバンパーが組み合わされ、スポーティな安定感を感じさせます。
リアバンパー中央には、二本出しされたエキゾーストフィニッシャーをレイアウト。ノーマルグレードには無い凄みを表現。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 1789cc・直噴ターボ |
トランスミッション | 6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)/6速MT |
駆動方式 | FF(前輪駆動) |
最高出力 | 280ps/6000rpm |
最大トルク | 39.77kgf・m/2400-5000rpm |
ホイールベース | 2669mm |
ボディカラー | オランジュ トニック M |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
発売予定
欧州では2018年1月から2月にかけて、その後2018年中に日本でも発売予定。