車のトランクルームには道具箱やスペアタイヤなど、車がトラブルに見舞われた時、最低限のメンテナスや応急処置をするための基本セットが入っています。
この中に是非加えてほしいのが、今回ご紹介する「LEDハンディライト」や「LEDヘッドライト」などのライト類です。
参考:トランクに必ず常備しなければならない「基本セット」とは?【運転のコツ】
LEDヘッドライトの優れた機能
「LEDハンディライト」があれば、夜間に車が故障した時、エンジンルームを照らしたり、タイヤ交換時の照明として利用したり、道に落ちたパーツを探すためにも使えます。夜間の作業には、「これが無いとどうにもならない」というくらい大切な道具です。
現在販売されている「LEDハンディライト」には、昔の電球による懐中電灯と違って、大幅な照明機能のアップとともに、様々な便利機能が追加されています。
例えば、ズーム機能により光の届く距離を数百メートル単位で調整したり、光の強さを強中弱の三段階から選択できたり、フラッシュによる点滅で「SOSサインを発生させる」事もできます。
電源には昔ながらの乾電池式の他に、充電池による電源供給を行うものもあります。また、多くの機種で当然のように生活防水機能が施されています。
自動車で使う場合は、雨天の野外作業も想定されますので、この防水機能は是非チェックしておきたいポイントです。
充電機能は付属の充電池とともに、普通の乾電池も両方使えるタイプが便利です。普通の乾電池が使えれば、万が一の時に電池を入手すやすくなるからです。
ハンディライトは1,000円前後から、かなり高性能のものを購入することができます。
「LEDハンディライト」を購入する時は、大型のものと小型のものを2つ同時に
また、「LEDハンディライト」を購入する時には、大きなサイズのライトと小さなサイズのライト、両方揃えておいた方が便利です。
大きなサイズのライトは、遠くの物を照らしたり、離れた相手にこちらの位置をアピールしたり、短時間であればヘッドライトの代わりとしても使う事ができます。
これに対して小さなライトは、エンジンルームなど入り組んだ場所を照らす時の補助ライトとして使えます。
確実な光で手元を照らす「LEDヘッドライト」
車外に出て作業をする時は、地面にライトを固定して作業する事になります。しかし、やってみれば分かりますが、これが中々適正な位置にライトを固定する事が難しくイライラさせられます。
同乗者がいればライトを持ってもらうのが一番ですが、一人の時はそうもいきませんね。こんな時に便利なのが、自分の頭に巻いて固定する「LEDヘッドライト」です。このライトがあれば、自分の目線の位置から光を照射できます。ただ、右を向いたり左を向いたりしていると、光で対象物がチラつきますので、普通のハンディライトと併用するのがオススメの使い方です。
手元を小さく照らす「マップランプ」
この他には、シガーソケットに装着して使うマップランプも、常備しておきたいアイテムの一つです。
マップランプは、光が小さく手元に集中しているため、走行中に使用してもドライバーの目を眩惑する事がありません。地図や書類を見て調べ物をする時には、車内に常備してあると便利です。