新型 VW ゴルフ ヴァリアント TSI Comfortline(5代目)【評価レビュー】使い勝手の良い小型ステーションワゴン [DBA-AUCJZ]

VW ゴルフ ヴァリアントのイメージ

今回の【評価レビュー】は「新型 VW ゴルフ ヴァリアント TSI Comfortline(5代目)」。
2013年にフルモデルチェンジした、Mクラスのステーションワゴン(5ドア)です。

5ドアハッチバック「ゴルフ(7代目)」をベースに、リアオーバーハング(後輪から後)以降をストレッチ。ゴルフのスタイリングを活かしながら、伸びやかなステーションワゴンボディを構築しています。

ステーションワゴンが追加されたのは、ゴルフ3からなので今回のモデルでワゴンとしては5代目となります。ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)は、ゴルフ(7代目)と同じ新世代モジュラープラットフォーム「MQB」を採用。軽量高剛性ボディによって、高い安全性と優れた燃費性能を実現している美点もゴルフと同じです。

その「ゴルフ ヴァリアント」の中でも今回の「Comfortline」は、1.2LTSIエンジンを搭載するベーシックなグレード。この他に1.4LTSIエンジンを搭載する豪華版の「TSI Highline」、スポーティな「TSI R-line」とホットバージョンの「R」。最低地上高をアップしたクロスオーバーSUV「Alltrack TSI 4MOTION」があります。

2017年にマイナーチェンジを実施。内外装の小変更と先進安全機能の充実、装備品の見直しなどが行われました。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

スポンサーリンク

外観

全長4575mmX全幅1800mmX全高1485mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2635mmとなります。

フロント

VW ゴルフ ヴァリアントのフロント

※写真はマイナーチェンジ前のモデルです。

重厚なフロントノーズにがっしりとした多角形型ヘッドライト。ワイド感を強調するフロントバンパーが組み合わされ、優等生感たっぷりの真面目なフロントフェイス。

サイド

肉厚なサイドパネルになだらかなルーフ。短く切り詰められたフロントノーズが相まって、力強くも伸びやかなサイドビューを構成しています。

リア

VW ゴルフ ヴァリアントのリア

張りのあるヒップラインに小さく絞り込まれたキャビン(居住空間)、重厚感を強調するリアコンビランプが装備され、どっしりとした安定感を感じさせます。

スポンサーリンク

内装

肌触りの良い樹脂にピアノブラック調パネル、鈍く輝くメタリックパーツがセンス良く配置され、上質で機能的な室内を作り上げています。基本的なデザインはゴルフ(ハッチバック)と同じ。

メーターナセルには視認性の高い二眼メーター。ナビゲーションモニターはセンタークラスター中段で、やや設計の古さを感じさせます。エアコン(マニュアル)は、手探りでも確実な操作を約束するダイヤル式。

適切なポジションと見切りの良いボディによって、取り回しも楽々。運転がしやすいです。

シート

フロントシートは、ストロークのたっぷりとしたアンコに、肌ざわりの良いファブリックが組み合わされた快適なシート。肩まわりから腰、太ももにかけて包み込むようにホールドします。

リアシートは、座面長、背もたれの高さともに適切で、表皮にも十分な柔軟性があります。足元および頭上空間にも広々とした空間が確保され、大人二人で座っても快適です。

荷室

荷室には箱型の大きなスペース(605L)があります。家族4人であれば、荷物の嵩張るキャンプ遊びも余裕です。

さらにリアシートを4:6で倒せば、自由に容量を拡大することができます。

静粛性

室内には十分な遮音材がほどこされ、クラス標準以上の優れた静粛性を実現。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1197cc・直列4気筒DOHCターボエンジンに、7速ATが組み合わされます。
最高出力105ps/4500-5500rpmと、最大トルク17.8kgf・m/1400-4000rpmを発揮。

車両重量1300kg。JC08モード燃費は、18.6km/l。

エンジン

1.2Lツインカムターボで前輪を駆動(FF)。低速からフラットなトルクを発生して、1.3tピッタリの軽量ボディを軽快に加速。アクセルペダルのフィールも軽めで、軽く足を乗せるだけで必要なトルクがしっかりと湧き上がります。

急な坂道や合流ポイントでも、力不足を感じることはありません。スムーズで扱いやすいエンジンです。

トランスミッション

デュアルクラッチ式7速ATを装備。ダイレクト感溢れる歯切れの良いトランスミッション。フラットなトルクを活かして、低回転を保ちながら次々に変速。スムーズで上質な走りを支援します。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトレーリングアーム式サスペンションを装備。

乗り心地

装着タイヤは205/55R16。

重い荷物の搭載を想定して、リアサスは若干硬めのセッティング。ドイツ車らしい重厚感あふれる乗り味です。

その分、目地段差や橋脚ジョイントでは、コツコツと路面の衝撃を拾いがちですが、ボディがしっかりと固められているため不快な印象はありません。

高速域での安定性は高く、少々のわだちや横風くらいでは、進路を乱されることもありません。フラットな姿勢を維持して真っ直ぐに進みます。

ハンドリング

軽やかで自然なステアリングフィール。ある程度のロールを許しますが、ロール速度や変化が予想しやすいため不安を感じることはありません。

操舵に対する反応も正確で、ドライバーの意図したラインを外しにくいです。穏やかな運転の楽しさがあります。

最小回転は5.2mと小さく、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

その他

先進安全技術は最新の「Volkswagenオールイン・セーフティ」を搭載。

このパッケージには予防安全技術として「プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付き)」や「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)」、「ESC(エレクトロニック・オキュバント・プロテクション)」を。

運転支援技術として「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)」や「レーンキープ・アシスト」、「渋滞時追従支援システム」といった機能を装備。

【評価レビュー】のまとめ

「VW ゴルフ ヴァリアント TSI Comfortline」は、小型5ドアハッチバックの名車「ゴルフ」をベースに設計されたステーションワゴン。

ゴルフの優れた資質はそのままに、ストレッチされたボディによって広々とした荷室(605L)を実現しています。エンジンはトルクフルで扱いやすく、素直なハンドリングと剛性感溢れる乗り味も魅力です。

「手頃な価格で荷物のたくさん積める、使い勝手の良いステーションワゴンが欲しい」とか、「ゴルフでは荷室がちょっと狭い」といった人にピッタリです。

中古車市場では

2017年式「VW ゴルフ ヴァリアント TSI Comfortline」で260万円前後。2014年式で100万円台後半(2018年3月現在)。

価格

価格 | 2,939,000円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)