フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、東京モーターショー2017の会場(東京都江東区有明)で「Golf R Performance」をジャパンプレミア(日本初公開)していました。
今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。
※東京モーターショー2017の会期は2017年10月25日から11月5日まで。そのうち一般公開は10月28日から11月5日までです。
最高出力228kW(310PS)の高性能2.0 TSIエンジンとフルタイム4WDの4MOTIONを標準装備したトップオブスポーツモデルの「Golf R」をベースに、よりパフォーマンスを磨き上げたモデルです。
「Golf R Performance」の概要
「Golf R Performance」は、Golfのホットバージョン「Golf R」をベースに専用パーツを装備した特別限定車。日本市場への割当は100台だけです。
Golfのスポーツバージョンといえば「Golf GTi」が有名ですが、「Golf R」はその「GTi」のさらに上位に位置するモデルです。最高出力310馬力を誇る2.0Lツインカムターボを搭載し、エンジンパワーは「GTi」の230馬力を大きく上回ります。駆動方式も「GTi」の前輪駆動に対して「Golf R」は「4MOTION」と呼ばれるフルタイム4WDシステムを搭載しています。
特別装備の詳細
「Golf R Performance」には特別装備として、ドイツのエキゾーストメーカー、アクラポヴィッチ社製のエキゾーストシステムや、制動力を増したブレーキディスクとブレーキパッドを装備。銀色のブレーキキャリパーには「R」の文字が誇らしげに染め抜かれています。さらに専用デザインの19インチアルミホイールが装備され、ボディ全体を足元からスポーティに引き締めるとともに走りのスタビリティも高めます。
室内には、カーボン調パターンでデザインされた上質な専用レザーシートを装着。レーシーな雰囲気を高めています。
「Golf R Performance」の外観
フロント
張りのあるフロントノーズにブラックベゼルを組み込んだLEDヘッドライト。ウィング形状をモチーフにしたスポーティなフロントバンパーが組み合わされ、彫りの深い精悍なフロントフェイスを構成。
サイド
重厚感あふれるサイドパネル。前後ギリギリにレイアウトされたブラック仕上げの専用19インチアルミホイール。ゴルフらしいがっしりとしたDピラー(一番後の柱)が相まって、力強くスポーティなサイドビュー。
さらに特別装備として、カーボン仕上げのサイドミラーも装備されます。
リア
グラマラスなヒップラインに端正なLEDリアコンビランプ。アクラポヴィッチ社製の4本出しエキゾーストシステムが装備され、抑制のきいたダイナミックさを演出。まさに「羊の皮をかぶった狼」といった感じです。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
エンジン | 1984cc・直列4気筒DOHCターボ |
トランスミッション | 7速DSG(湿式) |
最高出力 | 310ps/5500-6500rpm |
最大トルク | 40.8kgf・m/2000-4500rpm |
全長x全幅x全高 | 4275mmx1800mmx1465mm |
ホイールベース | 2635mm |
車両重量 | 1510kg |
駆動方式 | フルタイム4WD |
JC08モード燃費 | 13.0km/l |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格
5,999,000円(消費税込)