2017年10月25日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー2017」。
ホンダは「東京モーターショー2017」の会場で、マクラーレン・ホンダの2016年モデルをベースに、2017年型モデルの塗装を施したレプリカマシン「MP4-31 ’17カラーモデル」を展示していました。
この他に、メルセデスベンツやルノーもF1マシンを会場に持ち込んでいました。本物のF1マシンを間近に見れるチャンスはそうそうありません。東京モーターショーでは、実際にこういった本物のレーシングマシンを見られるのも大きな楽しみの一つとなっています。
Hondaは、東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」(プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月27日~11月5日)に、コンセプトモデルを含む四輪車・二輪車などを出展します。
引用:ホンダ公式サイト
「MP4-31 ’17カラーモデル」の概要
マクラーレンとホンダが共同で開発したF1マシン「2016年型MP4-31」をベースに、2017年型モデル「MCL32」のカラーリングを施したレプリカマシンです。
レプリカといっても実際にサーキットを走っていた本物のF1マシンをベースにしているわけです。昨シーズンのカラーリングをそのまま持ち込めば、レプリカと言わなくてもすんだのに・・・なんて思いますが。スポンサーがらみなど、何か大人の事情があるのかもしれません。
2017年型モデルに搭載されるエンジン「RA617H」。
「MP4-31 ’17カラーモデル」の外観
マシンのボディにはブラックをベースに鮮やかなオレンジが塗装され、2017年型マシンの雰囲気を十二分に再現しています。フロントノーズには、フェルナンド・アロンソのゼッケンナンバー「14」が刻まれています。
2016年型モデルの真っ黒なボディカラーも渋くてカッコいいのですが、2017年型の鮮やかなオレンジも結構良いですね。本物のF1マシンはなんともいえない凄みのようなものがあります。
マクラーレンとホンダの契約は今季限りで終了です。来季からはトロロッソとホンダが協力してF1に挑むことになります。対するマクラーレンはルノーのパワーユニットを得て新しいマシンを開発します。この3年間でホンダのパワーユニットは評判が大きく下がっています。トロロッソと組む事で急に上位に食い込むようにでもなれば、「なんだあ、結局はマクラーレンがしょぼかったのか」なんて展開になるかもしれませんが、実際にはシャシーとのすり合わせなどがあるため、そう簡単にはいかないでしょう。まあ、3年後を楽しみに長い目で応援するしかありませんね。
モーターショー当日はマシンに搭乗しての撮影会も
当日の会場では、F1のコックピットに座って記念撮影をするイベントが行われていました。秋ろーもやってみたかったのですが、小さなお子さん限定の撮影で、仕方なく諦めました。まあ、一人で来ていたのでどっちにしろ撮影は無理ですが・・・。