プジョー 306 スタイル プレミアム【試乗評価】軽快感あふれる走りと、小粋な外観が魅力 [GF-N5XT]

今回の試乗レポートは「プジョー 306 スタイル プレミアム」。
1993年から2001年に渡って製造販売されていた、コンパクトな5ドア・ハッチバックです。日本市場では、翌1994年より販売されています。この他に3ドア・ハッチバック、4ドア・セダン、ステーションワゴン、カブリオレと豊富なボディバリエーションを抱えていました。

ライバル車種にはVWゴルフなど、欧州コンパクトハッチバック勢がひしめき合っていますが、カッコいいボディスタイルと実用性を併せ持ちながらも、ゴルフとは全く違う個性的な車に仕上がっています。

スタイルという廉価グレードを設定する事で、当時の日本国内では結構な人気車種となっています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をサクッと読んでください。

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外観

全長4040mmX全幅1695mmX全高1400mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2580mmとなります。

フランス車らしいオシャレさと、上品な軽快感が見事に表現された5ドア・ハッチバック。ピニンファリーナらしい、小気味いいスタイリングです。

フロント

薄くシャープなフロントノーズに、切れ上がった角型のヘッドライトが装備されます。シャープで小気味いい、スポーティなフロントフェイスに仕上がっています。

サイド

薄いノーズにしっかりと立ち上がったAピラー(一番前の柱)。前後ギリギリまで寄せられたタイヤ・ホイールと、ロングホイールベース(前後の車軸の間)が相まって、伸びやかなサイドビューを構成しています。

リア

なだらかに尻下がりとなったヒップラインに、ヘッドライトと同じ猫目のモチーフが反復され、上品でスポーティなリアエンドを形づくっています。細いタイヤを鳴らして、ワインディングをキビキビと走りたくなります。

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内装

プラスチッキーな樹脂を使いつつも、メリハリの効いたデザインが施され、外観同様、個性的でおしゃれなインテリアデザインです。眼前には大きな2眼メーターが装備され、視認性も良好です。シャープなラインで構成されたインパネと、ふっくらとしたステアリングパッドのデザインが美しい対比をみせます。

シート

前席は、やわらかな表皮パッドに、たっぷりとしたストロークとコシのあるクッションが組み合わされています。長距離ドライブでも苦にならない、快適なシートに仕上がっています。

後席は、やや足元が窮屈ですが、頭上空間には十分なスペースが確保されたおり、大人二人がなんなく座ることができます。やや平板なデザインですが、中距離(30km)程度であれば十分快適に移動することができます。

荷室

コンパクトハッチバックとしては標準的な荷室容量を備えます。家族4人で1泊2日旅行程度なら十分可能です。

静粛性

エンジン透過音、ロードノイズともに車内にそこそこ侵入しますが、エンジン音を気持ちよく聞かせることで不快感を抑えています。

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エンジンとミッション

1998ccの直列4気筒DOHCエンジンに、4速ATが組み合わされます。
エンジンは、132ps/5500rpmの最高出力と、18.7kgf・m/4200rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1190kg。10モード/10・15モード燃費は、–km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。低速からフラットなトルクを発生する扱いやすいエンジンです。アクセルを踏み込んでもスポーティに吹け上がり、キビキビとした活発な走りを楽しむことができます。

トランスミッション

トルコン式の4速ATを装備。スポーティなエンジンと組み合わされることで、そこそこ活発に走ってくれます。ただし、このエンジンの魅力を最大限に引き出すなら、5MTを選ぶしかありません。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトレーリングアーム式サスペンションが装備されます。

足回り

適度に引き締まったスポーティな乗り味。ゴツゴツとした不快な突き上げもありません。

目地段差ではよく動くスポーティなサスを最大限に活用して、ヒタヒタとしなやかに走り抜けます。まさに「猫脚」といったところです。

ハンドリング

軽快感あふれるスポーティなハンドリング。といっても神経質なところはありません。ドライバーの操舵に対して正確に反応して素直に曲がります。

最小回転半径も小さく、コンパクトなボディと相まって、狭い路地での取り回し性も抜群です。

試乗評価のまとめ

絶対的な数値に見るべきところはありませんが、実際にステアリングを握って運転することで、キビキビとした気持ちの良い走りに気づかされます。美しいスタイリングと、コンパクト5ドアハッチバックらしい実用性を併せ持つ使い勝手の良い1台です。

ライバルのゴルフがどっしりとした重厚感と安定性を特徴とするのに対して、このプジョー306はフランス車らしいしなやかで軽快感溢れる走りが魅力です。このあたりはどちらが優れているというものではありませんから、実際に自分で試乗して確かめるしかありません。

「おしゃれな欧州車に乗りたいが、ゴルフはちょっと骨太過ぎる」とか、「ゴルフではありきたりすぎて面白くない、もっと軽やかでおしゃれな車が欲しい」と考えていた人にピッタリな一台となります。

中古車市場では

最終モデルの販売が終了してからすでに15年以上が過ぎていますので、中古車市場で見かける機会も非常に少なくなっています。廉価版のプレミアムスタイルであれば、最終モデルで60万円前後となります。

価格

新車当時の価格 | 2,320,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

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