2代目 ホンダ ドマーニ 16G【試乗評価】ドマーニらしい個性は失われたものの、使い勝手の良さは健在 [GF-MB4]

今回の試乗レポートは「2代目 ホンダ ドマーニ 16G」。
1997年から2000年に渡って製造販売されていた、小型4ドアセダンです。

初代ドマーニは、コンチェルトの後継として開発された、スペース効率と使い勝手の良さを重視した、セダンらしい魅力にあふれる車でした。ベースにはシビックフェリオが使われていたものの、高いルーフが採用されフェリオより広い室内空間を実現していました。

これに対して2代目ドマーニでは、コストダウンの観点から多くの部分がシビックフェリオと共有化されています。ヘッドライトやリアコンビランプに差別化のあとが見られるものの、実質的には同じ車です。そのせいで、ドマーニらしい個性は殆ど失われています。

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外観

全長4480mmX全幅1695mmX全高1390mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2620mmとなります。

フロント

パッチリお目々のフェリオに対して、このドマーニのヘッドライトは細長く精悍なデザインが採用されています。多くの部品が共有化されているとはいえ、ヘッドライトが違うだけで随分とこの2車の印象は異なります。若々しい印象のシビックフェリオに対して、このドマーニはちょっと大人っぽい印象です。

サイド

ホイールベースの長いボディに、十分な空間を確保した大きめキャビンが載せられます。端正なシルエットを持つ、セダンらしいサイドビューです。

リア

ハイデッキ化されたヒップラインに、がっしりとしたデザインの大きなリアコンビランプが装備されます。「力強い大人の魅力」といった雰囲気です。

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内装

インパネの質感はプラスチッキーでそれほど上質なものではありませんが、清潔感あふれるシンプルなデザインです。エアコンやオーディオなどの操作系が高い位置に集められ、使い勝手も良好です。メーターナセル内には大きな3眼メーターが装備され、視認性も問題ありません。

思い切ってルーフを高くした初代ドマーニと比較すると、室内スペースは若干小さめです。

シート

フロントシートはサイズが小降りで、シートバックの厚みも薄めです。若干体圧が集中しがちですが、中距離(30km)程度であれば問題ありません。

リアシートの頭上空間には十分な余裕がありますが、足元はちょっと小さめです。クッションのコシが足りないので、長距離ドライブはきつそうです。

荷室

先代と比較すると若干物足りませんが、セダンらしい十分な荷室空間が確保されています。家族4人で2泊3日旅行くらいであれば、十分にこなせます。

静粛性

クラス標準レベルの静粛性。

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エンジンとミッション

1590ccの直列4気筒SOHCエンジンに、4速ATが組み合わされます。
エンジンは、120ps/6400rpmの最高出力と、14.7kgf・m/5000rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1080kg。10モード/10・15モード燃費は、14.6km/lとなります。

エンジン

1.6Lのシングルカムエンジンで前輪を駆動。若干高回転型のエンジンですが、良く出来たトランスミッションと組み合わされることで、街中など日常領域では十分実用的なパワーを発揮します。

トランスミッション

トルコン式の4速ATを装備。小さな1.6Lエンジンをしっかりと引っ張ることで、どの領域でも十分なパワーを発生させます。スムーズで実用的なトランスミッションです。

足回りとハンドリング

前後ともにダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。

足回り

適度に引き締まった快適な乗り味。若干ストロークが足りないため、大きめの段差を通過すると、ガツンと不快な底付き感があります。

ハンドリング

若干スポーティな印象のハンドリングです。ドライバーの操舵に対して素直に反応して、キビキビとよく曲がります。乗用車としては切れ味の良いステアリングフィールです。

最小回転半径が小さく、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

評価のまとめ

シビックフェリオ以上の室内空間が与えられた初代ドマーニと比較すると、2代目ドマーニはシビックフェリオとほとんど同じボディが与えられ、強い個性は失われてしまいました。

といってもシビックフェリオも実用的なセダンですから、使い勝手に問題はありません。十分な室内空間と荷室が与えられ、ファミリーカーとして使うには十分です。

足回りには若干底付き感を感じるものの、多くのシーンで十分快適な乗り心地が確保されています。乗用車としてはスポーティなハンドリングも、運転の好きな人には嬉しいポイントです。

「普段や通勤に使い、週末は家族とドライブに出かける」なんてニーズにはピッタリの車です。といっても最近はそういった使い方をする家族はほとんどありません。多くの人がミニバンへと流れてしまうためです。ただし、逆にそれが幸いしてこういったセダンの価格を大きく押し下げています。見た目はセダンでも気にならないという人にとっては、今は程度の良いセダンを安く変えるボーナスステージです。

ドマーニやシビックフェリオの場合は、程度の良い最終モデルでも30万円前後で買うことができます(2017年10月現在)。

価格

新車当時の価格 | 1,598,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)