初代 日産 ノート 15X Vセレクション【旧型レポート】同クラスライバル車種よりも、広々とした室内とお値打ち価格が魅力 [DBA-E11]

今回の【旧型レポート】は「初代 日産 ノート 15X Vセレクション」。
2004年から2012年にかけて製造販売されていた、コンパクトな5ドア・ハッチバック。

どんどん需要の広がるコンパクトカー市場に向け、日産が提案する「使い勝手の良さと広々とした室内」を実現した世界戦略車です。

オーソドックスなコンパクトカーの「マーチ」と、スペース効率に優れる「キューブ」の中間車種として設計。日本の機械式立体駐車場(タワーパーキング)にギリギリ入る絶妙な高さ(1535mm)が与えられます。

直接的なライバルは、コンパクトカーでありながら比較的スペース効率に優れる「ホンダ・フィット」や、「トヨタ・イスト」。

クルマの基本構造となるプラットフォームには、マーチと同じ「Bプラットフォーム」を採用。1.5リッターエンジン+CVT搭載車としては、比較的安価な価格設定が行われています。

2008年にマイナーチェンジを実施。内外装の小変更とグレード体系の見直し、燃費効率の向上などが行われています。

※最新型ノート(2代目)についてはこちらの記事を御覧ください↓

日産・ノート e-POWER NISMO

※じっくりと読む時間の無い人は、文末の「【旧型レポート】のまとめ」をどうぞ↓

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「初代 日産・ノート 15X Vセレクション」の外観

ボディサイズ、全長4020mmX全幅1690mmX全高1535mm。ホイールベース、2600mm。

ユーモラスでのんびりとした雰囲気のスタイリング。ライバルとは異なるアプローチによって、存在感を際立たせています。

フロント

肉厚のフロントノーズに、ゆったりとしたデザインのヘッドライト。全高の高さと相まって、大らかで優しい表情を醸し出しています。

サイド

ロングホイールベースに、大きなキャビン(居住スペース)。垂直に切り立ったリアウィンドウ。ミニバンとハッチバック、2つのスタイルを合わせたようなサイドビューです。

ボディサイドにはふっくらとした面が与えられ、暖かな温もりを感じさせます。

リア

垂直に切り立った大きなリアエンドに、大きくルーフに回り込むV字型リアコンビランプ。

全体を包むゆったりとした雰囲気に対し、キリっとした形状のリアコンビランプが組み合わされ、スタイリング上の絶妙なアクセントとなっています。

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内装

プラスチック感丸出しのシンプルな室内。設計が古いので最近のコンパクトカーと比較すると質感は物足りません。

メーターナセルには大型二眼メーターが装備され、視認性は良好。文字盤はスポーティなホワイトパネルです。

センタークラスター最上段には、ナビゲーションなどを表示する大型ワイドディスプレイ。中段にはエアコンのコントロールユニット。手触りのハッキリしたスイッチが装備され、手探りでの操作性もまずまず。

アップライトなポジションと見切りの良いボディによって、快適な運転環境が確保されています。

同じプラットフォームを使うマーチと比較すると、ホイールベース(前輪と後輪の間)が長く高さもあるので、室内はかなり広いです。

シート

フロントシートは、たっぷりとしたストロークと柔らかなタッチを持つ快適なシート。クッションの芯に適度なコシがあるため、長時間ドライブも苦になりません。

ロングホイールベースによって室内長が拡大され、リアシートの居住性はマーチよりも上。座面の前後長、背もたれの高さともに適正で、角度の問題もありません。複雑なシートアレンジを排除して、十分なクッションの厚みを確保。長距離ドライブでも疲れにくいです。

荷室

コンパクトカーとしては、かなり大きめの荷室。荷室形状もスクウェア(四角)で、家族4人くらいなら荷物のかさばるキャンプも余裕です。フロアボードを上げれば、底の浅いサブトランクが出現。細々とした物を整理して収納するのに役立ちそうです。

リアシートの背もたれを6:4で分割して折りたたむと、さらに大きくフラットな荷室となります。

静粛性

ロードノイズが少々大きめですが、風切り音は標準的なレベルに抑えられています。

アクセルを踏み込むとエンジンノイズを高めますが、巡航時や街中では気にならないレベルです。

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エンジンとトランスミッション

1498cc・直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、最高出力109ps/6000rpm、最大トルク15.1kgf・m/4400rpmを発揮。

車両重量1100kg。10モード/10・15モード燃費、20.0km/l。JC08モード燃費、18.0km/l。

エンジン

ティーダにも搭載される1.5Lのツインカムエンジンで前輪を駆動(FF)。低速トルクを重視した扱いやすいエンジン。出足からフラットなトルクを発生して、ティーダよりも軽量なボディをスーと滑るように走らせます。

街中など平坦な道であれば必要十分な力強さ。加速を必要とする場面でもアクセルを強く踏み込めば、エンジン回転を高めて必要なパワーを生み出します。ただし、エンジンノイズは少々大きめとなります。

トランスミッション

ベルトとプーリーの組み合わせによって無段階に変速するCVTを装備。トルコン式ATのようなダイレクト感はありませんが、スムーズで効率の良い変速を行います。CVT特有の高周波音も小さいです。

低速トルク型エンジンの特性を活かして、街中では低めの回転を中心に制御。静かでスムーズな走りをサポートします。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にトーションビーム式サスペンションを装備。

乗り心地

芯のある柔らかな乗り味。低速では路面の衝撃を拾いがちですが、快適性を損なうほどではありません。

ロングホイールベースを活かして、高速域での安定性もまずまず。フラットな姿勢を維持して走り抜けます。

ハンドリング

素直でスッキリとした印象のステアリングフィール。実用車らしい中庸なセッティングで、ドライバーの操舵に対して素直に反応します。

電動パワステにしてはレスポンスが良く、舵角の制御がしやすいです。

コーナーでは緩やかなロールを伴うものの、変化が自然で予測しやすいため不安な印象はありません。

最小回転半径は、4.7m。小回り性能が高く、狭い路地でも簡単に要り返すことができます。

【旧型レポート】のまとめ

「初代 日産・ノート 15X Vセレクション」は、マーチとキューブの間、ライバルとなる「ホンダ・フィット」のポジションを埋めるため、日産が開発したコンパクトカーサイズの5ドア・ハッチバック。

兄弟車であるマーチと比較すると、価格の安さや室内空間の広さにアドバンテージがあります。

搭載される1.5Lエンジンは低速トルクを重視した扱いやすいエンジン。組み合わされるCVTもスムーズで効率の良い制御を行います。

ステアリングは素直で運転がしやすく、乗り心地も柔らか。ロングホイールベースによって室内や荷室も広く、使い勝手が良いです。

のんびりとした癒し系のスタイリングは、男女の違いや年齢差を選びません。

若者用の通勤車から子育て世代の足車まで、幅広いニーズにピッタリと合う車です。「実用的なコンパクトカーを探しているが、マーチやヴィッツではちょっと室内が狭い」といった人にも最適な車となります。

中古車市場では

2012年式「初代 日産・ノート 15X Vセレクション」で40万円前後(2018年7月現在)。

新車価格

1,499,400円(消費税込み)

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)