【試乗レポート】日産セレナ ハイウェイスター Vセレクション+SafetyⅡおしゃれで控えめ [daa-hfc26]

国内同クラスナンバーワンの売り上げを誇った日産セレナもモデル末期を迎え、最近はヴォクシーにその座を明け渡しています。
じわじわと、ホンダステップワゴンにも追い上げられつつありますが、車自体は王道の作りで熟成も進んでおり、なんら見劣りのするものではありません。
今回はそんな「日産セレナハイウェイスターVセレクション+SafetyⅡ」を試乗レポートします。

(追記)最新型のセレナについては「新型 日産 セレナ (C27)2016年式【試乗評価】近未来の自動運転技術を搭載! [DAA-GFC27]」のページをご覧ください。

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外観

試乗車の「ハイウェイスターVセレクション」は専用装備として、「LEDヘッドランプ」と「専用16インチアルミホイール」が装着されています。
その他に専用グリルやエアロバンパー、モールドなどが各所に施され豪華でスポーティな印象です。
今やこのハイウェイスターの方が標準仕様よりも売れているということで、充実した装備を誇ります。
よく売れているという事もあり、全体の印象は「ミニバン」といわれて一番はじめに頭に浮かんでくるようなデザインです。
ライバルの角張った印象のヴォクシーに比べると、ゆったりしたラインでデザインされ、おおらかで優しい印象の外観です。

フロントドアのグラスエリアは、サイドミラーのところで一段下に切下げられ、視界を広げる効果を得ています。
この切り下げされたグラスエリアのラインと、緩やかでふくよかなAピラーのライン、後部Dピラーの軽やかに跳ね上げられた曲線との調和がなんともいえない気持ち良さです。
また、このAピラーは細い二本の柱に分割され、死角を減らす効果を得ています。しかし、外から見ると内側の柱はブラックアウトされているので、外観上の違和感はありません。

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内装

ウェストラインが全体的に低く設定されており、窓も大きいので明るく開放的な室内です。
とくにフロントウィンドウが大きく前方の視界は広々です。
室内に目を移すと、妙な形のステアリングが目に付きますが、インパネのデザインはフランス車的なポップで楽しい形で、このインパネとステアリングが調和していることに気付きます。
メーターの形はユーモラスで上品なものですが、背の低い人には位置が高すぎるかもしれません。
この楽しいデザインに合う、明るいツートンやビビットな色彩の内装が欲しいと思いました。
質感は価格なりですが、セレナ独自の世界観のある、楽しい内装デザインです。

シートの質感はジャガード織でざっくりした感じのいい生地です。
シート自体も厚みがありコシとストロークも十分で、もっちりとした座り心地です。長距離でも疲れないでしょう。
フロントドアにUVと熱を遮断するガラスが、二列目シートにはロールサンシェードが装備されており、夏のドライブも快適になります。

この車で面白い仕組みだなと、思ったのが、二列目シートに装備された「スマートマルチセンターシート」です。
セットすると普段は3人乗りシートとして機能し、外すと2人乗りシートになるのですが、
これを一列目にスライドさせると「物入れ」として使えるという機能まで備えています。
また三列目シートは畳むと広大な荷室として使えます。

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エンジンとミッション

2Lエンジン+CVTの組み合わせです。スムーズな加速性能でノイズも低めです。
坂道では若干パワー不足を感じます。エンジンノイズも高めとなります。
スマートハイブリッドと呼ばれる、簡易ハイブリッドが装備されていまさすが、坂道での恩恵はさほど感じられません。
このシステムは、アイドリングストップの電気モーターを改良し、出力を上げてハイブリッドに転用したものです。
若干の出力向上と、燃費改善効果があるようです。また簡易型の為、重量増や室内空間へのデメリットはほとんどありません。
価格は従来のアイドリングストップ搭載車に比べて、5万円高です。

足回りとハンドリング

ハンドリングはスローですが、リニアで素直な設定なので違和感はありません。セレナのキャラクターにも合っています。
ハイウェイスターは標準モデルより、足回りが引き締められていますが、乗り心地は不快ではなく、むしろちょうどいいという印象です。
若干のロールも許容する設定で、乗り心地もいいです。後ろの席への突き上げも無く快適です。

しかし、郊外に出て少しスピードを上げると、段差や荒れた路面での衝撃をバタバタと伝えてきます。
低速域ではスムーズですので、あえて街乗り主体のセッティングにしているのでしょう。
コストとの兼ね合いもありますので、この車の使われ方を考えるとこれでもいいのかなと思います。

評価のまとめ

ぱっとに普通のミニバンですが、よく見るとおおらかでやさしい表情をしています。
内装もフランス車的なおしゃれなしつらえで、落ち着きます。こういう事はじっくり乗ってみないと気付きません。
モデル末期となり、特別仕様車はオプション満載でお買い得です。
上手くヴォクシーなどと競合させれば、大きな値引きも期待できます。
もともと、しっかりした作りの良い車ですし、この時期は熟成も進んでいるのでおすすめです。

主要諸元と価格

全長X全幅X全高 | 4770mmX1735mmX1865mm
JC08モード燃費 | 15.4km/l
価格 | 2,810,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)