独フォルクスワーゲン車は、2017年6月。ベルリンでに行われたプライベートイベントで、第6世代VWポロを発表しました。現行型が発売されたのが2009年ですから、実に8年ぶり(発売が来年にずれ込めば9年ぶり)のモデルチェンジとなります。
販売時期に関しては、2017年の10月以降。2018年1月くらいが予想されます。
But having witnessed the reveal of this all-new, sixth-generation Polo at a fancy standalone event in Berlin, we can tell you it now really does look like a miniature Golf .
第6世代ポロの外観
第6世代ポロの外観は、まさにキープコンセプト。車に興味の無い人からみれば、全く同じ車に見えるはずです。
ただし、細部をじっくりと眺めてみればその違いは明らかです。やわらかな印象のある第5世代ポロに対して、新型は陰影のハッキリとしたメリハリのある面でスタイリングが構成されています。
詳細は明らかにされていませんが、ボディサイズも一回り大きくなった印象を受けます。それは実際に室内スペースやラゲッジスペースが拡大されている事からも明らかです(ラゲッジは280Lから351Lに拡大)。
様々な新しいディティールが与えられる第6世代ポロですが、その中でも特にカッコイイのがヘッドライトと新形状のアルミホイールです。
ヘッドライト内には、多角形をモチーフにしたメカニカルなデザインのLEDライナーがレイアウトされ、ちょっとランボルギーニにも共通するようなカッコよさがあります。
新形状のアルミホイールは、複雑な直線が巧みに組み合わされた、中世の紋章のようなデザイン。同時に近未来的な要素も感じさせ、カッコよさと美しさの両立した大人っぽい趣があります。
第6世代ポロの内装
インテリアはポップで明快なデザイン。現行型と同様にクラス標準以上の質感が与えられています。外観と同様、多角形がモチーフとして繰り返されています。
メータークラスターには、アウディにも搭載されるバーチャルコックピットが装備され、見やすさと使い勝手の良さ、新鮮な魅力を同時に満たしています。さらにセンターパネルにも、大型のインフォメーションディスプレイが装備されます。また、この「タッチスクリーン・インフォテインメント」は全てのグレードに標準装備されます。
エントリークラスでここまで作り込まれると、ライバル他車はどう立ち向かったらいいのか分からなくなるはずです。
メカニカルなスペックは?
ホイールベースは旧型から95mm延長され、快適な乗り心地を予感させます。
用意されるガソリンエンジンは、1.6Lの79bhp版と94bhp版。これにディーゼルエンジンが加わります。その他のグレードについての発表はありませんでしたが、いつも通り順次追加されていくはずです。
GTIは用意されるのか?
この会場では、同時にポロGTIについても発表がありました。エンジンは2.0Lのターボで、189bhpを発揮。
シートには赤のタータンチェックが施され、赤いラインの専用エアロにアルミホイール。二本出しのリア・マフラカッター、赤い専用ブレーキ・キャリパーが装備されます。
コンパクトなボディに、パワフルな2.0Lエンジンが搭載され、これまで以上に楽しい車になりそうです。