英国ホンダは生産の終了した現行型シビックTYPE-Rに、最後の特別モデル「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」を100台限定で設定しました。この限定版TYPE-Rは、すでに英国中のディーラーに向けて発送されています。
この限定モデルは、以前日本において750台で限定発売された「現行型 ホンダ シビック TYPE-R」とほとんど同じ内容のモデルです。
※動画は、2016年9月に公開された「次世代型 HONDA CIVIC TYPE-R」のプロトタイプです。
シックなブラックボディが特徴的
その名の示すとおり、限定版「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」は、漆黒のブラックボディに、赤いアクセントが施された精悍なカラーリングのモデルに仕上げられています。
差し色となる鮮やかな赤は、リップスポイラーとリアウィング、アロイホイールに控えめにペイントされ、全体の印象をぐっと引き締める効果があります。
内装デザインもブラック基調
この鮮やかな赤色と、しっとりした黒のコンビネーションは車内でも反復され、「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」のイメージを巧みに演出しています。
TYPE-R標準モデルの赤い内装とは、ちょうど逆となるシックな内装デザインです。秋ろーの個人的な好みで言えば、せっかくTYPE-Rを買うなら赤いレカロで決めたいところですが、限定100台といわれるとちょっと心惹かれるものがありますね。
速攻!売り切れ必至!
この限定版「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」が欲しい人は、今すぐに行動する必要があります。というのも、英国ホンダの予想では、用意された限定100台はすぐに売り切れるとみているからです。まあ日本の消費者にはあまり関係の無い話しですが。ただし並行輸入で買い付ける事に成功すれば、日本でも高値が付く可能性があります。
最後の限定モデルを買うことのできる、イギリス人がちょっとばかりうらやましいですね。次世代型シビックは日本市場でも販売するそうですから、是非TYPE-Rもカタログモデルとして復活して欲しいものです。
「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」のエンジン
「HONDA CIVIC TYPE-R Black Edition」には、2.0リッター4気筒DOHCターボエンジンが搭載され、306馬力の出力と295pdftのトルクを発生します。
次世代型 HONDA CIVIC TYPE-Rでは、このエンジンと同様の「2.0リッター4気筒DOHCターボエンジン」が搭載される可能性があります。これは、2017年に発売が予定されている次世代型が楽しみになってきました。
次世代型シビックTYPE-Rは?
現在、英国ホンダ・スウィンドン工場では、次世代型シビック・ハッチバックの生産準備に入っており、その後に追加される次世代型「HONDA CIVIC TYPE-R」の発売については今年後半が予定されています。
加えて次世代型シビック・ハッチバックは、北米や日本で販売される事も決まっています。
(参考:MOTOR TREND)