新型 トヨタ C-HR G ハイブリッド【試乗評価】欧州車的乗り味を備えたスタイリッシュなコンパクトSUV [DAA-ZYX10]

今回は「新型 トヨタ C-HR G ハイブリッド」を試乗レポートいたします。
トヨタ C-HRは、2016年にデビューしたコンパクト・クロスオーバーSUVです。

プラットフォームには、現行型プリウスと同じTNGAが使われており、ライバルとなるベゼルやCX-3などとはひとクラス上の質感とサイズ感があります。

1.8リッターエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド(FF)と、1.2リッターのダウンサイジングターボ(4WD)が用意されます。

今回の「G」グレードは、ハイブリッドカーです。

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外観

全長1800mmX全幅1455mmX全高1210mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2640mmとなります。

欧州の「Toyota Motor Europe」で開発されたスタイリングは、斬新で近未来感溢れる個性的なデザインです。

トヨタC-HRの前面画像

フロント

少し離れてみると、ロボットのブルドックが座っているようにも見えてちょっと微笑ましくなりますね。

フロントフェイスがブルドックのように見えるのは、ヘッドライト(目)、フロントバンパー(口)、エンブレム(鼻)の関係性が絶妙なためです。

C-HRのスタイリングについては「新型トヨタC-HRの「ブルドック感」を消す!【カスタマイズ】」のページで深く触れていますので、興味のある方はごらんください。

サイド

前後の大型ホイールを起点とした、彫りの深い立体的でシャープなスタイリングが与えられています。グラスエリアの小さなキャビン、ブラックアウトされたCピラー、なだらかに傾斜するルーフによって、軽快でスポーティな印象のスタイリングを形作っています。

リア

CH-Rコンセプトのスタイリングを上手く市販車に継承した、斬新なリアエンドが与えられています。ただ、リアコンビランプとテールエンドに、ちょっとがちゃがちゃしたアンバランスさが残ります。

トヨタC-HRの後部画像
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内装

質感はコンパクトクラス標準レベルで、外装と比較するとちょっと平凡なインテリアデザインです。

トヨタC-HRのステアリング画像

室内空間には頭上、足元空間ともに十分な余裕がありますが、グラスエリアが小さいため少し後席は薄暗い印象です。同時に後方視界もかなり制限されているので、興味のある人は一度試乗をしてみた方がいいでしょう。

トヨタC-HRの内装画像

ナビやエアコンなどの操作系がドライバーの方に傾けられているため、使い勝手は良好です。

シート

Gグレードには、本皮とファブリックの上質なコンビシートがあつらえられてえおり上質な印象です。

トヨタC-HRの前席画像

シート全体的にしなやかなパッドが詰められているものの、腰回りにはしっかりした剛性感が確保されており、長距離ドライブで腰回りが痛くなる心配はありません。

トヨタC-HRの後席画像

傾斜したルーフ後端と、太くがっしりとしたCピラー(前から3番目の柱)の影響によって、後席には閉塞感があります。ただ、大人二人がぎりぎり座れるだけのスペースは確保されているので、中距離(30km)程度の移動なら十分に使うことができます。

荷室

スタイリッシュなボディスタイルのわりに、荷室にはそこそこのスペースがあります。4人で1泊旅行くらいなら十分にこなすことができます。もちろん後席を倒せばさらに広いスペースを確保することができます。

静粛性

プリウスに搭載される高性能なハイブリッドシステムが搭載されるため、コンパクトSUVにしては静かな車内です。

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エンジンとミッション

1797ccの直列4気筒DOHC+電気モーターに、電気式無断変速機が組み合わされます。
エンジンは、98ps/5200rpmの最高出力と、14.5kgf・m/3600rpmの最大トルクを発揮します。
また電気モーターは、72psの最高出力と、16.6kgf・mの最大トルクを発揮します。
車両重量は1440kgで、JC08モード燃費は、30.2km/lとなります。

エンジン

プリウス譲りのストロング・ハイブリッドシステムにより、低速から重厚な低速トルクを得ることができます。そのため、街中など日常域でパワー不足を感じることはありません。

坂道や合流地点でも、グイグイと周りの流れをリードして力強く加速することが可能です。

トランスミッション

プリウスに搭載されるハイブリッドシステムと同様のシステムが搭載されているため、エンジンの立ち上がり、パワーアシスト、アイドリングストップなど全ての制御が自然で違和感はまったくありません。

エンジンと電気モーターの特性を上手にミックスして、スムーズに力強く走ります。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備され、前後ともにスタビライザーで強化されています。

足回り

名門ダンパー製作メーカーとして知られるザックス社製のダンパーを採用しています。

しなやかかつ剛性感と厚みのある乗り心地で、ダブルウィッシュボーンサスペンションと組み合わされて快適な乗り心地を提供します。キビキビとした印象のプリウスに対して、リアの接地性が高く穏やかで奥行きのある乗り心地です。

ハンドリング

車高の高いSUVボディながら、自然でニュートラルなステアリング特性を持ちます。ロールはあるものの動きが自然で穏やかなため、ドライバーに不安を感じさせることはありません。同じプラットフォームを採用するプリウスよりもバランスの良いステアリングフィールです。

その他

プリクラッシュブレーキを搭載する「Toyota Safery Sense」が前車に標準装備されています。

評価のまとめ

欧州車的な乗り味、ハンドリングを持つスタイリッシュなコンパクト・クロスオーバーSUVです。

ハイブリッドシステムや基本プラットフォームには、プリウスと共通のものが使われているため自動車としての完成度も高いです。

対象となるユーザー

スタイリッシュなコンパクト・クロスオーバーSUVというジャンルは、日産ジュークを皮切りに世界中で高い人気となり、各社が同じコンセプトの車を続々と販売してくる激戦区となっています。

その中で、このトヨタC-HRは、プリウス譲りのプラットフォームを活かした高い完成度と、ザックス社製ダンパーを使った欧州車的乗り味、近未来的で斬新なスタイリングが大きな特徴です。

そのため、「かっこいいSUVが欲しいが、燃費が悪いのは嫌だ」と考え、加えて「どっしりとした欧州車的乗り味が好き」といった人にピッタリの一台となっています。

価格

価格 | 2,905,200円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)