3代目 トヨタ プリウス【中古車で買う時の注意点】(ZVW30) [2009年-2015年式]

2015年にモデルチェンジした4代目プリウスですが、その斬新なスタイリングには賛否両論が多く、まだまだコンサバティブな未来感を表現した3代目プリウスの人気も高いです。

ハイブリッドカーや電気自動車といった電動車は、内部の電気モーターやバッテリーを始めとする電子技術が、時代とともに急速に進化しています。逆に言うと、それだけ旧モデルの陳腐化も速いという事になります。

また、バッテリーやコントロールユニットなど、走行距離によって劣化が進む高価なパーツの存在も気になります。

今回は、こういったハイブリッドカーならではの特徴を加味しながら、プリウスを中古車で買う時の注意点について詳しく紹介したいと思います。

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同じ世代のプリウスでも、前期型と後期型がある

基本的にプリウスを含むハイブリッドカーや電気自動車は、電気制御による部品が多く、家電やスマホの様に年ごとの進化が著しいという特徴があります。逆にいえば、それは「時代遅れになりやすい」ということです。そのため、予算が許せば、あまり古いモデルよりも「5年以内の年式で走行距離が5万キロ未満」といった登録からあまり時間の経っていない比較的新しいモデルがオススメです。

さらに先代3代目プリウスの初期型は、コストダウンによる走行性能や乗り心地の悪さが顕著。メーカー側もその事に気づいており、2011年12月のマイナーチェンジで大幅な改良および改善を行っています。つまり先代の3代目プリウスを買うなら、2011年12月に行われたマイナーチェンジ以降の後期モデルがオススメという事になります。

ちなみに、3代目プリウスの初期型と後期型の見分け方ですが、ひとつには登録年月日があります。登録日が2012年12月から数ヶ月後なら、間違いなく後期型といえます。しかし、初期型の在庫を抱えて12月以降にも販売していることもありますので、12月近辺の見分けは困難です。

そこでオススメしたい一番簡単で確実な見分け方は、外装デザインの違いで判断する方法。フロントバンパー中央のエアインテイク(空気取り入れ口)がほぼ長方形なのが前期モデル。台形形に拡がり、エアインテイク内にフォグランプを配置しているのが後期モデルです。また、リアコンビランプ全面がクリアレンズで覆われているのが前期モデル。レンズの中央に緩やかなラインで赤いレンズが二本入るのげ、後期モデルとなります。

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プリウスのバッテリーやハイブリッドシステムの寿命について

プリウスの中古車を買う時に気になるもう一つのポイントは、バッテリーやハイブリッドシステムの寿命です。普通のガソリンエンジンなら、登場してから長い間使われている枯れた技術なので、知り合いや車に詳しい人に聞けばある程度平均的な寿命を知ることができます。
しかし、ハイブリッドカーは最近普及し始めたばかりの比較的新しい技術なので、その人の個人的な経験は聞けても平均的な寿命までは分かりません。

ただし、トヨタでは「新車保証」として、5年10万キロのバッテリーとハイブリッドシステムの保証を付帯。これがひとつの目安となります。といっても、これはメーカーが付ける保証ですから、かなり厳しめに期間が定められています。実際には車自体の寿命である20万キロ程度の耐久性が保たれると考えても良いでしょう(あくまでも設計上の目安で保証がつくわけではありません)。さらにトヨタ系中古ディーラーで買えば、これに一般部品に対する無料の1年保証と、プラス有償で2年の計3年保証が付けられます。中古車ディーラーでもこれに準ずる保証が付けられていたり、有償で保証の延長が可能な場合もあります。ハイブリッドカーや電気自動車を中古で購入する際は、値引き交渉だけでなく、こういった保証についてもしっかりと交渉して書面に残しておきましょう。

保証期間以外でハイブリッドシステムやバッテリーの交換が必要になったときは、コントロールユニットの交換でおよそ30万円+工賃、バッテリー交換で20万円の部品代+工賃が掛かります。中古バッテリーの再生品を使うと、整備費込みで13万円以内で済ますことも可能ですが、その場合はバッテリー寿命が新品より短くなります。その中古バッテリーの寿命があとどれくらいあるのかは、それぞれバッテリーの状況によって異なりますので一概には言えません。

ただ、バッテリーが弱ったからといってすぐに走れなくなるわけではなく、劣化した分燃費が落ち込みますが走行自体は可能です。
つまり数年だけ乗って乗り換えるつもりで古いプリウスを買うなら、バッテリーを交換しない方がランニングコストは安くなる場合もあります。ただ、その場合は無理にプリウスに乗る必要はないのかなとも思いますが(コストメリットだけを考えた場合)。

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プリウスのハイブリッドシステムはトヨタでしか整備できない

プリウスのハイブリッドシステムは、トヨタ系のディーラーでしか整備を受けられません。しかし、それ以外の中古車ディーラーで買った場合も、直接トヨタ系ディーラーに持ち込めば普通に整備を受けられます。意地悪をされたり、ぞんざいに扱われるなんて心配もありません。

プリウスの新古車

プリウスは比較的人気の高い車です。それは中古車市場でも同じで、旧型の先代モデルであっても高い価格を維持しています(白、黒、銀の人気カラー)。そのため、年式の新しいモデルの場合は、ランニングコストやコスパを考えると新車の方がお得になる場合も多いです。ただし、中古車ディーラーでは「新古車」といって、ほぼ新車と同じ条件の車を販売している事があります。

※新古車とは、ディーラーが営業成績を維持、もしくは向上させるため、新車を自社で登録してすぐに中古車市場へと流した車の事です。

この新古車は、色やメーカーオプションを自由に選べないという不自由はありますが、内容自体はまったく新車と変わりませんので、少しでも安く新しいプリウスを買いたいという人にはオススメの車です。

プリウスを中古車で買う時の「チェックポイント」

中古車のプリウスを買う時のポイントをまとめると、

(1)点検簿のチェック
(2)年式
(3)走行距離

となります。

(1)点検簿のチェックは、前のオーナーが丁寧にプリウスを扱っていたことの証明にもなりますし、定期点検をしていればハイブリッドシステムが不具合を抱えている可能性も低くなります。

(2)年式は、プリウスのような人気車は年式が新しいと値段が高くなり、中古で買う意味が薄れます。ただ、新古車はほぼ新車と同じ条件の上に、多少でも安くなっているのでこの限りではありません。また、古すぎる場合はハイブリッドカーとしての劣化と、技術の陳腐化という二つの理由から避けた方が懸命です。つまり、中古でプリウスを買うなら、3年〜5年くらいのものか、新古車がオススメという事になります。

(3)ハイブリッドカーは走行距離で劣化が激しく進みますので、過走行車は避けた方が無難です。古ければそれだけ普通の車に比べて修理費が高くなりますので、目安としては5万キロ以内がオススメです。

プリウスを中古車で買う時の「注意点」まとめ

新車のプリウスについても言えることですが、走行距離が相当多い人でないとプリウスの燃費で元をとるのは難しいです(ガソリン価格にもよりますが走行距離が10万キロくらいでトントン)。コスパだけで考えるのなら、ヴィッツやフィットなどのコンパクトカーが一番です。

それでも、プリウスのパワーや所有感、スタイリングが気に入ったなどの理由で乗るなら、新車か新古車のプリウスをオススメします。初期費用を抑えつつ、ランニングコストもある程度安くすませたいというバランス派の人には、5年5万キロ以内の比較的新しい中古車が良いでしょう。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

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現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)