プリウスに掛かる税金(自動車税や重量税、自動車取得税)はいくら?減税額や税制の変更についても

プリウスは、トヨタが誇る量産車初のハイブリッドカーです。ハイブリッドカーはエコカーの一種なんで、環境に対する悪影響が少なく、普通のガソリン車に比べれば一部の税金が安く優遇されてます。要は、減税によって環境に優しい車の普及を促進しているわけです。

トヨタ プリウス Eのフロント

新型 トヨタ プリウス E(4代目・50系)【評価レビュー】プリウス最良の燃費性能を持つ廉価グレード [DAA-ZVW51]

2018年2月26日

税金の内訳は、購入の時に掛かる「自動車取得税」と「自動車重量税」、「自動車税」。この中で「自動車税」は1年毎に、「自動車重量税」は車検ごとにも掛かります。その他には、ガソリン税や消費税もあります。

今回は、そんなプリウスにかかる税金について調べてみました。サンプルに使ったモデルは、4代目プリウスの「Sツーリングセレクション(FF)」です。

※税額については、サッと流し読みしても分かるように赤字で表記してます。

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プリウスの購入時にかかる「自動車取得税」

「自動車取得税」は、「課税基準価格(車両本体価格の9割程度)」に「オプション価格」を足した合計額に、税率3%を乗算して求めます。「4代目トヨタ・プリウス Sツーリングセレクション(FF)」の車両本体価格は、2,530,000円ですから、オプション無しで計算すると「自動車取得税」は68,300円です。

ただし、プリウスは「エコカー減税」によって「自動車取得税」が100%減額されますから、実際に必要となる税金は驚きの「0円」になります。

ちなみに「自動車取得税」は「消費税導入」と同時に廃止され、かわりに「環境性能割」が導入される予定です。

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プリウスの購入時と車検の時にかかる「自動車重量税」

「自動車重量税」は1年ごとにかかる税金ですが、支払いは新車購入時と車検の時に数年分をまとめて払います。つまり、購入の時は3年分。車検の時は2年分をまとめて払うわけです。

税額は車両重量が0.5t増えるごとに上がる計算で、新車登録から12年目までは「0.5tごとに4,100円」。13年目から17年目までが「0.5tごとに5,700円」。18年目以降で「0.5tごとに6,300円」となります。

自動車重量税には2つの優遇措置が適用される

プリウスの車両重量は1,360kgなんで「4,100円x3(1.36t分)x3年分」となり、通常なら新車購入時の「自動車重量税」は36,900円です。ただし、プリウスには「本則税率」というエコカーの優遇措置があるんで、実際の「自動車重量税」は22,500円になります。加えて「エコカー減税」も適用されますから、新車購入時と初回車検時に限り「自動車重量税」は「0円」になっちゃいます。

その後、2回目以降の車検では「エコカー減税」の適用が無くなりますから、「本則税率」のみが適用された22,500円が課税されます。

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毎年かかる「自動車税」

「4代目トヨタ・プリウス Sツーリングセレクション(FF)」の排気量は1,797ccなんで、「自動車税」の「種別」は「総排気量1.5リットル~2.0リットル」になります。

ということで、1年(12ヶ月)に掛かる「自動車税」は、39,500円です。ただし、プリウスは「グリーン化特例」によって登録の翌年度だけ優遇されますので、その年だけ29,500円減額されて10,000円が課税されます。

登録初年度と翌々年度の税額は

また、登録初年度は登録した月によって、1年分を月割りにした残りの税額が課税されます。つまり、登録月が4月なら11ヶ月分となる36,200円、5月なら10ヶ月分となる32,900円という具合に減額されていくわけです。

その後、登録の翌年度は先程も書いたとおり、「グリーン化特例」が適用されて10,000円。翌々年度はその「グリーン化特例」が停止されるんで、通常の39,500円に戻ります。

プリウスを購入する時にかかる「消費税」

消費税は10月1日に増税されて、8%から10%になる予定です。

ただし、課税の基準日は自動車の登録日なんで、2019年の9月までにディーラーで予約を済ましていても、登録が10月以降にズレこむと「消費税10%」が適用されちゃいます。

加えて、消費税の導入とともに自動車関連の税制も複雑に変更されます。基本的には増税の影響を受けないように微調整されてますが、燃費の悪い車については税額が上がる場合もあるんで9月中に購入して登録するのがオススメです。

逆にプリウスは燃費が良すぎて元々免税になる項目が多いんで、消費税の増税分だけ損することになります。このあたりの詳しい税額については、早めにディーラーで見積もりをして確認しておいてください。

燃料を補給する度にかかる「ガソリン税」

ガソリンにかかる税金は正確にはプリウス自体にかかる税金じゃありませんが、払う分には同じなんで一応触れておきます。

基本となる「ガソリン税」は、1リッターにつき28.70円です。これに「暫定税率」として1974年に導入された25.1円が加算されて、合計で53.8円。さらに「石油税」の2.8円が加算。ついでに8%の消費税まで加算されて、最終的にはガソリン価格の半分くらいが税金という状態です。もちろん2019年10月に消費税が10%になると、その分も容赦なく加算されます。

このように「ガソリンにかかる税金」は訳のわからない項目が何重にも加算されてますが、これが道路の整備やメンテナスに使われるならまだ納得できます。しかし、残念ながら「ガソリンにかかる税金」は全部「特定財源」から「一般財源」へと付け替えられ、財務省の意向で自由に使われる状態です。ほんと、何のために払ってるんだか分かりませんね。

2019年10月、消費税の増税(10%)と共に、自動車関連の税制も変更!

2019年10月に実施される消費税増税(10%)とともに、「自動車税」や「自動車取得税」、「自動車重量税」の制度も変更されます。

基本的には消費税で増税される分をそのまま相殺するように微調整されてますが、燃費の悪すぎる車の場合は増税となることもあります。

「自動車税」の税額引き下げ

2019年10月1日以降、新規登録された自家用の乗用車(登録車)は、自動車税の税額が引き下げられます。同時に名称も変更されて「自動車税」から「自動車税(種別割)」になります。

プリウスの場合は

プリウスの排気量は1,797ccなんで、現行制度では39,500円の自動車税が課税されます。これに対して新制度の場合は36,000円に引き下げられます。

ただし、現行の「グリーン化特例」が2019年4月から2021年3月までありますから、75%減税が適用されて、2019年9月までは10,000円。2019年10月から2021年3月までは9,000円が登録の翌年度にかかる計算です。

「自動車取得税」が廃止されて「環境性能割」に

2019年10月1日。「自動車取得税」は廃止されて、新しく「環境性能割」が導入されます。

これは燃費性能に応じて税率が変わる制度で、当然ながら燃費が良いほど税率も優遇されて低くなる仕組みです。

期間を限定して税率を引き下げる「臨時的軽減」

ただし、「環境性能割」をそのまま適用すると、一部の車の税金が高くなってしまいます。そこで導入されたのが、期間を限定して税率を引き下げる「臨時的軽減」です。

具体的な期間は2019年10月1日から、2020年9月30日まで。自家用の乗用車(軽自動車と登録車)に限って、「環境性能割」からさらに1%が軽減されます。

プリウスの場合は

プリウスの場合は、「★★★★」で「2020年度燃費基準+90%達成車」、かつ「登録車」なんで、「環境性能割」は全額免除です。元々税額が0円ですから、「臨時的軽減」の影響はありません。

「自動車取得税」にかかわる「エコカー減税」は軽減率が引き下げられる

2019年4月1日から9月30日までの間。購入する乗用車(軽自動車と登録車)の燃費性能によって「自動車取得税」を減税する「エコカー減税」が見直されました。一部軽減率が引き下げられて、課税額が上がってます。

2019年10月1日以降は、「自動車取得税」が廃止され「環境性能割」という新しい制度に移行されます。同時に「自動車取得税向けのエコカー減税」も廃止される予定です。

プリウスの場合は

プリウスの場合は燃費性能が高いんで、従来の「自動車取得税」の場合は「エコカー減税」が適用されて100%減税になります。さらに、2019年10月1日以降、新しい「環境性能割」になっても非課税のままです。

「自動車重量税」にかかわる「エコカー減税」も見直し

2019年5月以降、「自動車重量税」にかかわる「エコカー減税」も見直され、一部の軽減税率が引き下げられました。

プリウスの場合は

プリウスの場合は、100%減税のままです。

「自動車税」にかかわる「グリーン化特例」も見直し

2019年4月から2021年3月まで、「自動車税」にかかわる「グリーン化特例」が消費税増税に配慮して延長されました。

プリウスの場合は

プリウスの場合は、「グリーン化特例」によって75%の減税が適用されます。ただし、元となる「自動車税」が2019年9月30日までは39,500円ですが、2019年10月1日以降は36,000円に引き下げられます。

つまり、それぞれに75%の減税が適用されて、2019年9月30日までの税額が10,000円(登録の翌年度のみ)。2019年10月1日以降は9,000円(登録の翌年度のみ)ということになります。

2021年4月以降、プリウスは「グリーン化特例」の軽減措置を受けられない

さらに、2021年の4月になると「グリーン化特例」が見直され、その後、2023年の3月まで「自動車税(種別割)」の税率軽減措置が「電気自動車等」のみに限定されます。

「電気自動車等」とは、電気自動車を始めとする、燃料電池車やプラグインハイブリッド車、天然ガス車、クリーンディーゼル車のことです。プリウスはこれに含まれないので、2021年4月以降、「グリーン化特例」の軽減措置が受けられないことになります。まあ、最近はそこらじゅうをハイブリッドカーが走り回ってるんで、税制の優遇が受けにくくなるもの仕方ありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)