前回の「車の車内は家庭用掃除機で掃除する(車内掃除編1)」に続いて今回は車内の本格的な汚れの落とし方を解説します。
手順1「準備」
「バケツ」に奇麗な水を1Lほど入れておき、「家庭用中性洗剤」を薄く溶かしておきます。
洗剤の代わりに「内装用ルームクリーナー」を用意しても良いです。
拭き掃除に使う「奇麗なタオル」を2、3枚と細かい部分の掃除に使う「小さいブラシ」や「綿棒」を用意しておきます。
「インパネ用の保護つや出し剤」とメーターパネルなどの透明アクリルパネルを磨くための「アクリルプラスチック用の超微粒子ポリッシュ」及び「ウェス」を用意します。
手順2「家庭用中性洗剤で天井を拭き掃除する」
天井部分はタバコの煙や排ガス、ホコリなどが溜まり以外に汚れています。
まずは、バケツに1L程の水を溜め、薄く家庭用洗剤を溶かします。この水に清潔なタオルを浸け固くしぼっておきます。
このタオルで天井の汚れを軽く擦りながら落としていきます。
または「内装用ルームクリーナー」があれば天井に吹き付けて、固くしぼったタオルで軽く拭き取っていきます。
手順3「インパネのホコリを掃き出す」
次に小さく柔らかいブラシでインパネの隙間のホコリや汚れを掃き出していきます。
奥まって汚れが取れにくくなっている場所には、綿棒などを使って奇麗にしてください。
手順4「インパネの拭き掃除」
再び奇麗なタオルを中性洗剤を溶かしたバケツの水に浸け、固くしぼってインパネを拭いていきます。
ドアの内張やグローブボックスも同じ要領で拭き上げていきます。
水やクリーナーが残っている場合はきれいな乾いたタオルで拭き上げておきます。その後は保護つや出し剤でインパネ表面に保護層を形成しておいてください。
この時メーターやオーディアなどの透明アクリルパネルは絶対に拭かないでください。タオルでこすると細かな傷が付いて、透明感が失われてしまいます。
すでに傷がついてパネルの透明感が無くなっている場合は、「アクリルプラスチック用の超微粒子ポリッシュ」をウェスに少量つけてパネルを軽く磨いてください。そうすることで簡単に透明感が回復します。
手順5「仕上げ」
一連の作業が終わったらドアをしばらく開けて、乾燥と同時に洗剤やクリーナーの匂いを飛ばしておきます。