新型 アバルト 595 コンペティツィオーネ【試乗評価】大人っぽい内外装と、ゴーカートのようなダイレクトな走りが魅力 [ABA-31214T]


今回は「新型 アバルト 595 コンペティツィオーネ」を試乗レポート。
これまでこのモデルは「アバルト500」と呼ばれていましたが、2017年のマイナーチェンジにより全グレードが「アバルト595」に統一されます。

フィアット500をベースに、アバルトによるチューンが施された3ドア・ハッチバックです。

アバルト595のフロント

※写真は、「アバルト 595 TURISMO」です。

マイナー前のモデルについては下の記事をご覧ください↓

新型 アバルト 500(MT)【試乗評価】活発でキビキビとした走りが楽しいちょいワル車 [ABA-312141]

ベースとなっている「フィアット500」についてはこちら↓

新型フィアット500【試乗評価】大人の鑑賞に堪えうるレトロなかわいさ [ABA-31209]

スポンサーリンク

外観

全長3660mmX全幅1625mmX全高1505mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2300mmとなります。

マイナーチェンジにより、ボディ各所に施されたクロームメッキがガンメタリックに変更されています。

フロント

かわいらしいフィアット500をベースにしながらも、ディティールにアバルトならではの意匠がこらされ、迫力ある大人の雰囲気を感じさせます。

マイナーチェンジによって、バンパー形状の変更とヘッドライトのLED化が行われています。

サイド

特徴的なトライアングル形状に、前後に短く切り詰められたオーバーハング。アバルト専用の大径アルミホイールが組み合わされ、独特の暑苦しさとキビキビとした軽快感が同居しています。

リア

アバルト595のリア

小さく絞り込まれたキャビンと大地を踏みしめるようなリアフェンダー。重心の低さが相まって、力強いブルドックのような後ろ姿です。

マイナーチェンジにより、リアバンパー形状の変更とリアコンビランプのデザイン変更が行われています。リアコンビランプは中心部分がボディ同色になる面白いデザインです。

スポンサーリンク

内装

アバルト595の内装

※写真は、「アバルト 595 TURISMO(AT仕様)」です。

しっとりとしたブラック樹脂に鈍く輝くメタリック。本革シートが相まって成熟した大人を感じさせるスポーティなインテリアです。

シート

アバルト595のシート

スポーティな形状のフロントシート。適度なホールド感があるため、安心して身体を預けることができます。

後席周辺の居住空間は、小さく絞り込まれたキャビン形状によって窮屈です。成人男性の場合はルーフに頭が当たりそうです。

荷室

ボディがコンパクトなため、ラゲッジスペースもそれなりです。といっても、恋人と二人で1泊旅行くらいなら充分可能です。

静粛性

スポーティなエンジンサウンドが車内に響きますが、不快な印象はありません。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1368ccの直列4気筒DOHCターボエンジンに、5速MTが組み合わされます。
エンジンは、180ps/5500rpmの最高出力と、23.5kgf・m/2200rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1120kg。JC08モード燃費は、13.1km/lとなります。

エンジン

1.4Lのツインカムターボで前輪を駆動します。従来モデルより20psのパワーアップがはかられ、エンジンを回せば回すほど伸びやかなパワーが湧き上がります。

現代的なダウンサイジングターボと違い、高回転まで回していっても出力が頭打ちになる事はありません。

低速域の野太い重低音から、高回転域の抜けるような快音。スポーティなエンジンサウンドをともなった、切れ味の良いパワーユニットです。

トランスミッション

ダイレクトで剛性感のあるトランスミッション。短いストロークと相まって、コクコクと気持ちの良いシフトフィールを味わうことができます。

ただし、マニュアルトランスミッションを選ぶなら、足元に余裕のある左ハンドルがオススメです。コンパクトなFFモデルはレイアウトに余裕が無いため、左ハンドルで設計された車を右ハンドルに変更すると、どうしてもペダル周りが窮屈になるからです。これはATモデルも同様ですが、ATに左ハンドルは設定されません。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。前後ともにスタビライザーで強化されます。

足回り

引き締まったハードな足回りですが、高剛性ボディとよく動くサスの御蔭で不快な印象はありません。不快な振動もしっかりと遮断されます。

ただし、スポーティに引き締められたサスと短いホイールベースによって、ある周期の連続する凹凸では小さく跳ねるような挙動が現れます。

ハンドリング

自然なロールを伴ったリニアなステアリングフィール。ワインディングではミズスマシのようにキビキビと軽快に駆け抜けます。

新たに搭載されたブレンボ製ブレーキを駆使して、前輪にしっかりと荷重を乗せたクイックなコーナリングも可能です。

評価のまとめ

かわいらしい「フィアット500」をベースとしながらも、ボディ各所にアバルト専用パーツが使われ、アバルトならではの迫力あるスタイリングです。

内装にも大人の男を感じさせるスポーティなデザインが施され、アバルト独特の世界観を存分に味わう事ができます。

といってもこの「アバルト595」の最大の見どころは、やはりアバルトによって施されたエンジンや足回りへの専用チューンです。

ゴーカートのようなダイレクトなハンドリングに、スポーティなサウンドを伴った切れ味の良いパワフルなパワーユニット。走らせるだけでニヤついてしまう程の楽しさに溢れています。

コンパクトな欧州車が大好きで、キビキビとしたダイレクトな走りが味わいたいのなら、このアバルト595をオススメします。

価格

価格 | 3,650,400円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

最近は気温の上昇とともに体調も除々に回復!長い冬でした(2018年4月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月)