新型 ポルシェ 718 ケイマン(982)【試乗評価】911には無い、ミッドシップならではの楽しさ

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今回は「新型 ポルシェ 718 ケイマン S(982)」を試乗レポートいたします。
ケイマンは2013年のモデルチェンジで2代目となりました。

また、2016年には後期モデルに切り替わり、名称も「ケイマン」から「718ケイマン」に変更されています。
それに伴い、搭載されるエンジンも水平対向6気筒自然吸気エンジンから、水平対向4気筒ターボエンジンに換装されています。

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外観

全長4379mmX全幅1801mmX全高1271mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2475mmとなります。

前期型からは、よく見ると細かなディティールが随分と変更されていますが、全体の印象は大きく変わりません。

フロントマスクは、ポルシェ911を彷彿とさせるような、スポーティで軽快な印象です。911よりはカジュアルで若々しいスタイリングで、うまく差別化がなされています。
前期型からはフロントバンパーの形状が大きく変更され、水平基調の端正なデザインが与えられています。

サイドビューは、ミッドシップらしい軽快で軽やかなスタイリングです。これに比べて911はより伸びやで重厚感のあるスタイリングです。
また、前期型からの大きな変更点はありません。

リアビューも、911と良く似たどっしりと大地を踏みしめているような力強いデザインです。ただ。911にはより上質さと重厚感が感じられます。
リアコンビランプ間にブラックアウトされたガーニッシュがはめ込まれ、前期型のクラシックなデザインから一転して、よりモダンでスポーティなデザインに変更されています。

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内装

内装デザインも全体のレイアウトは大きく変わりませんが、各部のディティールが細かく変更され、外装以上に大きなイメージチェンジがなされています。

ステアリングは、前期型のおとなしいデザインから、メッキパーツを多用した上質で緻密なデザインに変更されています。

メーターは、前期型と大きくレイアウトの変わらない、3眼タイプで視認性の高いデザインです。

全体としては、質感が高く、メッキパーツを多用していることもあり、ポルシェというよりもアウディTTに近い印象です。

シートは、前期型より少しクッションが厚くなり、適度な硬さとコシのある快適なシートです。サイドサポートもしかりとしており、ロングドライブを楽しむというよりは、スポーツドライビング用シートといったつくりですが、中距離(50km程度)の使用であれば問題ありません。

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エンジンとミッション

2.5L水平対向4気筒DOHCターボエンジンと、7速PDKが組み合わされます。
エンジンは、350ps/6500rpmの最高出力と、42.8kgf・m/1900-4500rpmの最大トルクを発揮します。

これまでの水平対向6気筒自然吸気エンジンに変わり、新開発の水平対向4気筒ターボエンジンが搭載されています。
合わせてこの「ケイマンS」の場合は、3.4Lから2.5Lへのダウンサイジングが行われ、燃費とCO2排出量の向上と共に、35psのパワーアップを実現しています。

42.8kgf・mの最大トルクを1900rpmというごく低回転から発生しているため、1460kgのボディを力強く軽快に走らせることができます。
また、パワーの出方もスムーズで、まるで大排気量自然吸気エンジンに乗っているような感触です。アクセル操作に対しても遅れのないリニアでスムーズなフィールです。

エンジンサウンドは、かつての自然吸気6気筒エンジンとは違う、低音を響かせる重厚な音質です。

足回りとハンドリング

前後ともに、マクファーソンストラット式サスペンションが装備され、同時にスタビライザーで強化されています。

後期型では、サスペンションの横剛性がアップし、ステアリングも10%クイックな設定に変更されています。

ステアリングは、ポルシェらしい素直でシャープなフィールです。特に中立付近の応答性が高められており、ドライバーと車が一体になったようなリニアな操舵感が得られます。

硬めに引き締まった足回りながら、段差の衝撃はしっかりと角が丸められ、不快な振動や衝撃は完全に遮断されています。

また、エンジンの強化に伴い、ブレーキの制動力も向上しています。

評価のまとめ

ポルシェ911の廉価版といった印象のある718ケイマンですが、実はそう単純なものではなく、意外とミッドシップレイアウトならではのバランスの良さという、このケイマンにしかない大きな魅力を持っています。

ただ、当然911はポルシェのフラッグシップであり象徴的なモデルですので、値段ならではの質感やデザインの完成度等では大きな差別化がなされています。

この718ケイマンは、911より安価で、ミッドシップならではの楽しさがあり、しかもポルシェというステイタスも欲しいという人にピッタリな一台です。

これに加えて、オープンスポーツの楽しさも味わいたいという人には、オープンモデルの718ボクスターがオススメです。

価格

価格 | 8,654,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

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