2017年10月25日から11月5日まで(一般公開は10月28日から11月5日まで)、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されていた「東京モーターショー2017」。
ポルシェジャパンはこの会場の自社ブースで、「新型 カイエン(3代目)」をアジアプレミア(アジア初公開)していました。今回も会場で撮影した写真とともにお伝えします。
大幅に刷新したパワートレインと、ドライバビリティを向上する前後異径タイヤを採用し、ドライバーだけではなく、カイエンに乗る人すべてがスポーツカーを感じられるダイナミックなSUV。
「新型 カイエン(3代目)」の概要
2002年に発売された初代ポルシェ・カイエンは、ポルシェ初となるLクラスのクロスオーバーSUV。当初ポルシェがSUVを作ることに対しては賛否両論があったものの、今ではポルシェを代表する車種のひとつにまで成長。弟分として「マカン」というMクラスSUVも登場しています。
今回アジアプレミアされた「新型 カイエン」は、そのカイエンの3代目となるモデル。ポルシェ911をモチーフにしたスタイリングコンセプトはそのままに、より伸びやかで上質なデザインが与えられています。
先代カイエン(2代目)は、ハイブリッドやプラグインハイブリッド仕様を早期に導入したモデルで、今回の3代目モデルもポルシェ電動化計画におて中心的な役割を担います。
開発コンセプトは「サーキット走行もこなすスポーツ性能と、快適性の両立」。
アルミを始めとする軽量素材の使用で200kgの軽量化を実現。車輌全体でギリギリ2t以内に収まっています。搭載されるパワーユニットは、最高出力340馬力、最大トルク45.9kgf・mを発生する3.0リッターV6ターボエンジン。
ポルシェ911にも使われる「リアアクスル・ステアリング」や「ポルシェ・ダイナミック・シャシーコントロール」といった最新技術も惜しみなく投入されています
日本市場専用として「アダプティブクルーズコントロール」を標準装備。マーケット事情に合わせたきめ細かい作り込みが嬉しいです。
「新型 カイエン(3代目)」のスタイリング
フロント
伸びやかなフロントノーズにおにぎり型のヘッドライト。ワイドに広がる格子グリルが相まって、ダイナミックで上質なフロントフェイスを構成。
サイド
厚みのあるサイドパネルに19インチ大径アルミホイール。傾斜のキツイ前後ピラー(柱)が組み合わされ、ポルシェ911を彷彿とさせるスポーティなサイドビュー。
リア
重厚感あふれるヒップラインにワイドに広がる薄型リアコンビランプ。大地をがっちりと掴むように広がるリアフェンダーと小さく絞り込まれたキャビン(居住空間)が対比され、安定感のある後ろ姿を形づくっています。
主要スペック
項目 | スペック |
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パワーユニット | 2995cc・V型6気筒DOHCターボエンジン |
トランスミッション | 8速AT |
最高出力(エンジン) | 340ps/5300rpm |
最大トルク(エンジン) | 45.9kgf・m/1340rpm |
全長x全幅x全高 | 4918mmx1983mmx1696mm |
ホイールベース | 2895mm |
車両重量 | 1985kg |
駆動方式 | 4輪駆動(4WD) |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格
9,760,000円(消費税込)。