ルノー・ジャポンは「東京モーターショー2017」の会場で、2017年11月から販売する「メガーヌ GT Ⅳ」をジャパンプレミア(日本初公開)していました。
今回も会場で撮影した写真とともにレポートします。
※「東京モーターショー2017」の会期は2017年10月25日から1月5日まで。会場は東京都江東区有明にある「東京ビッグサイト」。
“4CONTROL”テクノロジーによる革新的なコーナリングレスポンスと、高性能パワーユニットが生み出す力強い走り。ヨーロッパの様々なワインディングを走り込み、鍛えられたルノー メガーヌ GT。スポーツドライビングの魅力を知るすべてのドライバーのために。
「メガーヌ GT Ⅳ」の概要
「メガーヌ GT Ⅳ」は、2016年に欧州で発売されたMクラスの5ドアハッチバック。今回東京モーターショーでジャパンプレミアを行った後、2017年11月に日本市場でも販売されることになります。
プラットフォーム(基本骨格)は日産自動車と共同開発した「CMF-CD」。全長と全幅が拡大され、逆に全高は縮小。ロー&ワイドな趣を強めています。
剛性感を増した「GTシャシー」に、4輪を電子制御で独立操舵する「4 CONTROL」を装備。60km/h以上では後輪が前輪と同じ方向に操舵して高速コーナリングの安定性を高め、60km/h以下では逆方向に操舵してステアリングの切れ味を高めます。狭い場所での取り回しにも有効で、最小回転半径は5.2mとなります。
今回のメガーヌⅣにはスポーツに特化したイメージが与えられ、価格の安い廉価グレードは設定されません。そのため標準となるグレードは、ルノー・スポールが手がけたスポーツグレード「メガーヌGT」です。1.6Lターボエンジンに専用サスやアンチロールバーなどが組み合わされます。
先進安全技術はセンサーとカメラ、ミリ波レーダーを組み合わせた「ルノー運転支援システム」を搭載。「車線逸脱警報」や「エマージェンシーブレーキサポート(衝突時被害低減自動ブレーキ)」、「後側方車輌検知警報」、「車間距離警報」、「オートハイ・ロービーム」などが装備され安全装備も万全です。
「メガーヌ GT Ⅳ」のスタイリング
フロント
ボリューム感のあるノーズに、C字型に切れ下がるLEDデイライト。四灯式ヘッドライトが組み合わされた上質感あふれるスポーティなフロントフェイス。他の何者でもない独特の個性を表現しています。
サイド
短く切り詰められた前後オーバーハングに、筋肉質な盛り上がりをみせるリアフェンダー周り。張りのあるサイドパネルが相まって、キビキビとした軽快感と力みなぎる剛性感を持つサイドビュー。
リア
張りのあるリアエンドに小さく絞り込まれたキャビン。不敵な表情をたたえたリアコンビランプが対比され、どっしりとした重厚感を感じさせます。
主要スペック
項目 | スペック |
---|---|
パワーユニット | 1618cc・直列4気筒DOHCターボ |
トランスミッション | 7速AT(EDC) |
駆動方式 | FF(前輪駆動) |
最高出力 | 205ps/6000rpm |
最大トルク | 28.6kgf・m/2400rpm |
全長x全幅x全高 | 4395mmx1815mmx1435mm |
ホイールベース | 2670mm |
車両重量 | 1430kg |
ボディタイプ | 5ドア・ハッチバック |
メーカー希望小売価格
3,340,040円(消費税込み)