ロサンゼルスモーターショー2017においてワールドプレミア(世界初公開)が予定されている「BMW i8 Roadster」ですが、この度、公開に先立って短いティーザー映像が先行公開されました。
BMW is warming up to the new 2018 i8 Roadster ahead of its world debut at the 2017 Los Angeles motor show – and to accelerate interest has released this short teaser video of its new soft-top range-topper.
「BMW i8 Roadster」のスタイリング
こちらは、2012年に公開された「BMW i8 Concept Spyder」のイメージ映像です。
わざわざ「Spyder」から「Roadster」へと名前が変更されているのですから、スタイリングもある程度変更されるはずです。ティーザー映像を見ると「Roadster」にはルーフトップがありますが、「Spyder」にルーフトップはありません。その代わりBピラーとCピラーが残されています。
クローズドボディの「i8」に見飽きたせいか、こうしてあらためてイメージ映像を見ると、「BMW i8 Roadster」の軽快感あふれるスタイリングはカッコいいですね。
「Roadster」にもある程度この「Spyder」の軽快なスタイリングが踏襲されれば嬉しいのですが。
「BMW i8 Roadster」のルーフ構造
ティーザー映像をよく見ていると、「0:07」あたりで、電動トップが取り付けられています。マツダ・ロードスターのようなルーフからCピラーまでが一体となった幌タイプではなく、ルーフトップが分割して稼働するタイプのようです。リアウィンドウの場所には小さな隙間がありますが、これだと後方視界は相当悪そうです。
また、「0:01」あたりの映像では、ルーフトップの後方に白い柱が連結されています。まあ、この映像は実験映像ですから、市販車ではボディカラーかブラックに塗装されるはずですが、このルーフ形状をみると「メルセデスベンツCLK」のバリオルールや、「ダイハツ・コペン」の電動ルーフのような途中で2分割されて収納するルーフ構造となる可能性が高いです。
ライン行程の前には、大きなハッチバックを持つ「i8」が並んでおり、クローズドボディとロードスターを同じラインで製造していることが分かります。
同じく「0:01」あたりの映像を見ると、リアエンドにリアウィンドウの大きな楕円形状が残されています。ガラスをこの場所に残すかどうかは分かりませんが、何らかのデザイン要素としてクーペのスタイリングが踏襲されるのでしょう。
市販車の販売時期
詳しい仕様や詳細、外観写真は2017年11月29日の「ロサンゼルスモーターショー2017」で公開されます。
また、市販車の販売時期は2018年を予定していますが、日本市場への正確な導入時期は分かりません。