小さな補助部品の交換(ボンネットステー・クランプとナンバープレートのネジ)【メンテナンス】

自動車のメンテナンスというと、とにかく大型部品の交換を想像しがちですが、自動車にはその他に小さな部品もたくさん使われており、大型部品と同じように経年劣化でだんだんと機能や見栄えが悪くなってきます。

ただ、こういう小さな部品の「ネジ」や「樹脂パーツ」は走行性能や安全性に直結しないものも多く、めんどくささもあってそのまま使っている人が多いのではないでしょうか。

こういった小さな部品は自分で部品を取り寄せてDITで組みつければ、費用も安くて済みますし作業もそれほど面倒なものではありません。

また、簡単な作業の割に仕上がりの効果や見栄えの改善効果が高い部品も多いので、メカに自信が無い人が最初に手がけるメンテナンスとしては打って付けです。

そこで今回は、こういった小さな補助部品の交換を自分で簡単に行うための方法をご説明します。紹介する部品は「ボンネットステー・クランプ」と「ナンバープレートのネジ」ですが、そのほかの部品も同じ要領で簡単に交換できますのでぜひ挑戦してみてください。

スポンサーリンク

ボンネットステー・クランプを交換する

ボンネットステー・クランプが経年劣化でガタ付いていたり割れて破損している場合は、ステーがボディにしっかりと固定されず、ガタガタと嫌な異音を発生させてしまいます。こんな時は思い切って新しい「ボンネットステー・クランプ」と交換してしまいましょう。

ボンネットステー・クランプの場所を確認する

設置されている場所は多くの場合、エンジンルーム前側、ボンネットフードの先端の下側です。太い金属製のステーが「ボンネットステー」で、それをボディに固定している樹脂製のクリップが「ボンネットステー・クランプ」です。

ボンネットステー・クランプを取り外す

「ボンネットステー・クランプ」はクランプ自身の裏側にあるクリップ構造によってボディに固定されていますので、ペンチやニッパーなどを使ってボンネットステー・クランプを引っ張って取り外します。クランプ自体は破損しても問題ありませんが、ボディ側の穴にダメージを与えないように注意してください。

新しいボンネットステー・クランプを取り付ける

次に新しい「ボンネットステー・クランプ」を用意して、ボディ側の穴に「パチンッ」という音がするまでしっかりと押し込んでください。

最後に「ボンネットステー」を「クランプ」に固定して問題がなければ作業は終了です。

スポンサーリンク

ナンバープレートのネジを交換する

ナンバープレートのネジに経年劣化でサビが発生してしまうと、目立つ部分だけに車が実際以上に傷んでいるように見えてしまいます。ここは新しいネジに交換して一気にリフレッシュしましょう!

ナンバープレートのネジを外す

サビの原因となっているネジを外します。サビでネジが固着している場合は、液体状のサビ落としを流し込み、力の入れやすいソケットレンチなどでネジを回して外します。

ナンバープレートのサビを落とす

液体状のコンパウンドを使いナンバープレートのサビを落とします。サビの発生源はネジですので、軽い力で簡単に除去できるはずです。サビが落ちたら、綺麗なウェスで残ったコンパウドをしっかりと除去しておきます。

新しいネジをはめる

最後に新しいネジをナンバープレートにはめ込んだら作業は終了です。念のためナンバープレートにガタつきがないか確認しておいてください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)