「トヨタ・アルファード」がカッコいい理由を徹底解説!

「トヨタ・アルファード」は、2015年にフルモデルチェンジしたトヨタが誇る高級ミニバンです。

日本市場では、軽自動車やコンパクトカー、中型以下のミニバンなどの「こじんまりした車」がよく売れます。そんな日本において「アルファード(兄弟車のヴェルファイアも含め)」は、LLクラスの高級ミニバンでありながら年間10万台以上(2018年)も売り上げる超人気モデルになってます。

トヨタ・アルファードのイメージ

新型 トヨタ アルファード 3.5 SC(3代目・30系)【評価レビュー】マイナーチェンジによって、走りの質感が向上 [DBA-GGH30W]

2018年2月2日

人気の秘密は「広々とした室内および荷室」や「上質な乗り心地」、「クラウンを超えるステータスの高さ」、「パワフルな走りと燃費の両立(特にハイブリッド)」、「大柄なボディの割に素直なハンドリング」など色々あるんですが、なんといっても一番は「押し出しの強い外観デザイン」でしょう。

デザインというのは見る人によって好き嫌いがあるんで、「アルファード」のアクの強すぎる外観に拒否反応を示す人もいますが、その反面「この外観がかっこいい」と感じて憧れる人も多いです。

ということで今回は「アルファードのカッコよさ」について、詳しく分析しながら解説していこうと思います。購入段階で奥さんとかに「ちょっとアルファードは苦手」なんて反対されている人は、説得材料の一つとして参考にしてみてください。

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ド派手なフロントマスク

アルファードを初めて見た時、誰でもビックリするのが、そのド派手なフロントマスク(顔)でしょう。

中でも一番目立つのは、フロントマスクの半分以上を覆うド派手な「大型グリル」です。しかも縦と横にシルバーメッキが何本も交差されてるんで、「竜の鱗」とか「戦国武者の甲冑」のようも見えます。

ド派手なのになぜか上品

ただし、「ド派手」といっても決して下品な感じはありません。組み合わされるパーツの工作精度が高く、メッキや樹脂の質感も良いものが厳選して使われてるからです。

「アルファード」になんともいえない「威風堂々とした重厚感」を感じるのは、全体のド派手なデザインと細かな工夫が、上手いこと取り合わされてるからなんですねえ。

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美しいサイドビュー

大柄なボディにアクの強いフロントマスクのせいで「ド派手」な印象の強い「アルファード」ですが、横にまわってじっくり眺めてみると、重厚感の中にも意外とエレガントな佇まいがあります。

傾斜の強いAピラー

その理由は、まず、ボディ先端から立ち上がってなだらかにルーフにつながる「傾斜の強いAピラー(一番前の柱)」です。小さめのミニバンで室内を広く取ろうとすると、ここまでAピラーを強く傾斜させることはできませんが、「アルファード」はボディサイズが大きいのでこれくらいやっても大丈夫。そのおかげでノーズが長く見えるんで、ミニバンにしてはサイドビューがエレガントになります。

短いフロントオーバーハング

あとは短いフロントオーバーハング(前輪からボディ先端までの距離)も結構効いてます。アウディなんかもこの手法を使ってますが、人間で言うところの「八頭身美人」的な効果で、プロポーション自体がとても美しく見えるんです。

逆スラントしたBピラー

逆スラント(傾斜)したBピラー(前から2番目の柱)も目を引きますねえ。普通のBピラーは、根本が前でルーフ(屋根)に向かって少し後に傾斜するように伸びるもんですが、「アルファード」は全く逆。これによってスポーティな力強さと、「アルファード」ならではの個性を表現してます。

ブラックアウトしたDピラー

車のピラー(窓の柱)は、A、B、Cの3本構成と、A、B、C、Dの4本構成となることが多いです。

アルファードの場合は4本構成で、Bピラーの後にCピラーがあって、ボディ後端がDピラーになってます。Bピラーから後はスモークガラスでブラックアウトされてるんですが、これに合わせてCピラーとDピラーもブラックアウトしてます。要は目の錯覚を使って、ピラーが見えなくなってるんです。

これとさっきの「逆スラントしたBピラー」の効果もあって、ミニバンの所帯じみた感じが消えました。スポーティな印象がさらに強調されてますねえ。

うねりのあるサイドパネル

最後はうねりのあるサイドパネルでしょう。質感の高い塗装と相まって、しっとりとした表情を大きなサイドパネルに与えてます。この手の車はサイドパネルの面積が大きいので、ここがのっぺりとした感じだと非常に安っぽく見えちゃうんです。

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重厚感のあるリアエンド

「アルファード」のリアエンドは、「大きく四角いボディ」に「S字型の極太リアコンビランプ」、左右のリアコンビランプをつなぐ「分厚いシルバーガーニッシュ」で構成されてます。

しかも、サイドパネルほどじゃないけど、ゆったりとしたうねりがリアパネルにあるんで、押し出しの強さと共にどっしりとした重厚感や高級ミニバンにふさわしい高級感もあるんです。逆に小さめのミニバンだと、どうしてもこのあたりは物足りない感じになっちゃいます。大柄なボディを活かしながらたっぷりとしたコストをかけられる、「アルファード」ならではのデザインって感じです。

直線基調のデザイン

今まで日本市場でヒットした車は、「スズキ・ワゴンR」や「フォード・フェスティバ」、「ホンダ・N-BOX」など直線を基調にしたボクシーなデザインが多いです。

特に最近人気の高い「軽ハイト系ワゴン」や「ミニバン」は、限られたスペースを最大限に使うため、好き嫌い以前にどうしても直線基調の四角いデザインになります。

逆にLLクラスのミニバンは、ボディサイズが大きいので曲線を主体にしたデザインにしても室内をそれほど圧迫しません。ただし、今回の「アルファード」は別です。Aピラーこそ強く傾斜させてますが、全体のデザインはボディサイズをギリギリまで活かした直線基調のボクシーなデザインになってます。

そのおかげで、広々とした室内空間とともに、日本人受けしそうな直線基調のカッコいいデザインを手に入れたんです。

大柄なボディ

その直線基調のデザインと組み合わされることで、さらに押し出し感を強めているのが「大柄なボディサイズ」です。たとえボディサイズが同じでも、「曲線を主体にした有機的なデザイン」と「アルファード」のような「直線基調のデザイン」では、圧倒的に後者の方がひと回り大きく見えるんです。

しかも、アルファードにはド派手なフロントマスクやリアエンドもあります。「アルファード」が他の車には無いとてつもない押し出し感を持っているのは、こういった特長的な要素を効果的につなぎ合わせているからなんですねえ。

他の誰にも似てない、唯一無二のデザイン

最後に、「アルファード」のデザインがすごいところをもう一つ言わせてください。

それは、なんといっても「他の誰にも似てない、唯一無二のデザイン」です。これまでの日本車は外国コンプレックスが強くて(特にドイツ)、メルセデス・ベンツやBMW、アウディが先行してチャレンジしたデザインをなんとなく翻訳して使うことが結構ありました(というか多かった)。

ところがこの「アルファード」は、前から見ても後から眺めても、どこからどうみても「アルファード」にしかない唯一無二の形になってます。このあたりも、目の肥えた最近のユーザーにはかっこよく見えてるんだと思います。近頃はネットで世界中の情報が簡単に見れますからね。

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)