「トヨタ・アルファード(3代目)」のおすすめグレード

トヨタ・アルファード(3代目)のおすすめグレード

トヨタ・アルファードには、「2.5リッターの直列4気筒」と「3.5リッターのV6」、2.5リッターエンジンと電気モーターを組み合わせた「ハイブリッド」の3モデルがあります。

グレード構成はこの3モデルを中心に、エアロを付けたり快適装備を充実させたり、シート構成を変化させたりとあれやこれやで結構種類が多いです。

「アルファード」を購入しようとしている人の中には、この種類の多さに困惑している人も多いでしょう。ということで今回は、秋ろーの独断と偏見にはなりますが、アルファードのおすすめグレードをピックアップしてみたいと思います。

ピックアップするポイントとしては、「コストパフォーマンス」と「快適性」、「動力性能」など。それぞれのポイントについて、3つのグレードを紹介する形にしてます。

ちなみに、今、僕が個人的に購入するなら「ハイブリッド」のベーシックグレード「X(7人乗り)」でしょうか。理由は、元々乗り心地が良く静粛性の高いハイブリッドに、柔軟性の高い16インチタイヤが付いているからです。

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一番コストパフォーマンスが高いグレードは「2.5 X」

まずは、アルファードの中で「一番コストパフォーマンスの高いグレード」について考えてみます。

今、アルファードで一番売れているグレードは、2.5リッターの直列4気筒エンジンを搭載する「2.5系」なんですが。「2.5系」はエンジンパワーこそ上級モデルにかないませんが、アルファードらしい迫力のある外観と、高級ミニバンにふさわしい上質さでは上級モデルとそんなに遜色はありません。価格もアルファードシリーズの中では最安です。

要するに、多くの人はアルファードに有り余るパワーなんか求めてないんですねえ。「値段が安くてカッコいいならそれで十分」という感じでしょう。

ということで、値段の割に満足度の高いのは「2.5系」ってことになります。安いといっても「2.5系」には、アルファード最大の魅力「迫力のある外観」と「高級ミニバンらしい上質さ」がありますからね。

16インチを装着する「2.5 X」は、乗り心地が良い

「2.5系」の中でさらに「柔軟な乗り味」とか「快適性」を追求するなら、16インチタイヤを装着する「2.5 X」が一番です。

タイヤは一般的に、同じ外径を保ったまま扁平率を高くすると乗り心地が柔軟になります(タイヤの縦方向に厚みが増えるんで)。つまり、タイヤの外径が同じなら、16インチの方が18インチよりも乗り心地が良いんです。

「2.5 X(FF)」なら価格も「2.5系」の中で最安なんで(3,438,600円)、アルファードの中で一番「コストパフォーマンスの高いグレード」ってことになります。

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快適性なら「ハイブリッド X」

アルファードを購入する人の中には、「高級なアルファードで快適に移動したい」と考えている人も多いでしょう。とういうことで、2つめのテーマーは「快適性の高いグレード」です。

もちろん、アルファードは高級ミニバンなので、どのグレードを選んでもクラス標準以上の快適性はあります。さっきも書いた通り、最廉価グレードの「2.5X」ならタイヤが柔らかいので上級グレードよりも乗り味が柔軟です。

ただし、いくら遮音性が優れているからといっても、2.5リッターの直列4気筒じゃあ、坂道や追い越し加速でガーガーと低品質なノイズを発生しちゃいます。

「ハイブリッド」はとっても静か

そこでオススメしたいのが、直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせた「ハイブリッド」です。ハイブリッドなら嫌な低周波ノイズも最小限に抑えられますし、走り方によっては完全な無音状態となることも多いです。たかがノイズと思うかもしれませんが、こいつが曲者で、同じ足回りでも「ノイズのあるなし」で大きく印象が異なります。長距離ドライブの場合はさらに影響が大きく、目的地に着いた時の疲れが全然違うんです。

さらにハイブリッドの中で最廉価グレードとなる「ハイブリッド X(8人乗りで4,547,000円、7人乗りで4,590,000円)」を選択すれば、タイヤサイズが「2.5 X」と同じ16インチになります。つまり、ハイブリッドの中で一番まろやかな乗り味なんです。しかもガソリン仕様と違ってハイブリッド仕様は車重が重いので、適度な重厚感まで併せ持ってます。まさに快適性なら「ハイブリッド X」の右に出るものは無いって状態です。

ガソリン仕様の「2.5X」は「8人乗り」だけですが、「ハイブリッドX」は「7人乗り」も選べるってのもポイントです。違いはセカンドシートで、「8人乗り」が3つの席が横につながる「チルトアップシート(通称ベンチシート)」なのに対して、「7人乗り」は2つの席が左右に独立する「ベンチシート」になります。

「キャプテンシート」の方がゆったりと座れるんで、「8人で乗ることが多い」なんて特別な事情が無いかぎり「7人乗り」の方が快適です。

最上級シートが付くのは「エグゼクティブラウンジ」

ただし、「ハイブリッド X」に装着されるキャプテンシートは、スタンダードな「リラックスキャプテンシート(7人乗りの場合)」になります。まあ、このあたりは好み次第ですが、中級クラスの「エグゼクティブパワーシート」やさらに上級の「エグゼクティブラウンジシート」を選ぶなら上級のグレードを選ぶしかありません。その場合、タイヤが16インチよりはちょっと硬い17インチになりますが。

最上級シートの「エグゼクティブラウンジシート」は至れり尽くせりでシート幅もアームレストの分(10cmくらい)広くなってますが、快適性という点で考えるなら普通の「リラックスキャプテンシート」で十分だと思います。

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動力性能を求めるなら「3.5 S C」

三番目に紹介するのは、動力性能に一番優れているグレードです。

ハイブリッドは2.5リッターエンジンに電気モーターを組み合わせるため、当然ですが、素の2.5リッターエンジン搭載車よりはパワフルで低速トルクもあります。

ただし、3.5リッターV6エンジンを搭載する「3.5系」は、それに比べてもあきらかにパワフル。低速からモリモリと湧き上がるトルクを使って爆発的な加速を見せます。高速域におけるレスポンスもバツグンで、ちょんとアクセルを踏み込むだけでスルスルと加速していくんです。しかも、ただパワフルなだけじゃなくて、高級ミニバンにふさわしい上質な回転フィールも併せ持つんですから言うことありません。

「3.5系」のエンジンは、レクサスGSと同じ!

実はこの3.5リッターV6エンジン。2017年のマイナーチェンジで、レクサスGSにも搭載される最新の直噴エンジンに換装されてます。まさにレクサスのためのエンジンなんで、緻密なパーツが正確に噛み合っている感じがして最高です。

ここまでパワフルなら足回りも多少硬いほうがバランスが良いんで、17インチタイヤを装着する最上級グレード「3.5エグゼクティブラウンジS(FF/7,310,600円)」や、18インチタイヤにエアロを装着する「3.5 SC(FF/5,061,100円)」あたりがベストでしょう。

アルファードのおすすめグレード【まとめ】

ここまで3つのポイントから、それぞれオススメのグレードを紹介してきましたが、最後にその中でも一番オススメのグレードを紹介してまとめたいと思います。

コストパフォーマンスのところでも書いた通り、多くの人がアルファードに求めているのはなんといっても「迫力のある外観」と「大きなボディ(室内空間も)」、「高級ミニバンにふさわしい上質さ」です。

もちろんお金が有り余るほどあるなら、「3.5系」や「ハイブリッド系」の最上級モデルでも良いんですけど、普通の人にとって700万円超となると高すぎます。

ということで秋ろーが独断と偏見で決定する「アルファードのおすすめグレード」は、コストパフォーマンスの高いベーシックグレード「2.5 X」です。

ただし、「2.5X」にはゆったり座れる「キャプテンシート」の設定がありません。まあ、どんなものでも100%完璧なんてことは無いんで、このあたりを重要視する場合はちょっと値段は高くなりますが「2.5S」とか「2.5G」の「7人乗り」を選ぶしかありません。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)