4代目トヨタ・プリウスは、2015年にモデルチェンジした中小型の4ドアハッチバックです。
先代となる3代目プリウスは「燃費スペシャルモデル」といった色が強く、どうしても「燃費は良いけど、走りや質感はいまいちだね」という印象がありました。今回の4代目プリウスでは、このあたりのネガを丁寧につぶして、欧州ライバルと比較しても遜色の無いバランスの良い車になってます。
全方位で良い車に仕上がったプリウスです。どうせ乗るなら、自分好みのアクセサリーを付けてさらに完成度を高めちゃいましょう。
ということで今回は、そんなプリウスにオススメの用品アクセサリーを紹介していきます。
テーマはいつも通り「なるべく出費を抑えて最大限の満足と効果を得る」です。その上で、「自分だったら、この用品を装着するだろうなあ」という視点で選びました。
もちろん、お金に余裕のある人はこんな記事を読む必要はありません。好きなアクセサリーを思う存分オーダーして、日本経済に貢献してください。
スタイリングを引き締める「エアロパッケージ」
4代目プリウスは、先代よりスポーティになったといっても、所詮はエコカーです。エアロパーツでガチガチに固めるより、素のカッコよさをそのまま味わったほうが似合います。
といってもデザインの好みは人それぞれなんで、もうちょっとスポーティにしたいという人もいるでしょう。僕個人としても、「もうちょっと尖らせたい!」という中二病っぽい感情が抑えきれません。
そこでオススメなのが、純正アクセサリーの「エアロパッケージ」です。MODELLISTAやTRDからもプリウス用エアロが出てますけど、プリウスに付けるにはちょっと派手すぎるような気がします。これに対して純正の「エアロパッケージ」はほんのちょっとキリッと引き締めるだけなんで、元からあるプリウスの魅力を壊しません。
【トヨタ公式サイト】プリウス用純正アクセサリー「エアロパッケージ」
フロントスポイラーとサイドマッドガード、リアロアバンパーカバーの3つがセットになっていて、それぞれ別に頼むと合計で179,280円(税込み)ですが、エアロパッケージの場合はセット割引が適用されて166,320円(税込み)になります。
ドアミラーの視認性を高める「レインクリアリングブルーミラー」
ドアミラーの鏡面に水滴がビッシリと付着すると、視界が遮られて後ろの様子が見えにくくなります。ミラーは進行方向に対して後ろ向きに付いているため、水滴が風に吹き飛ばされるということもありません。
こんな時は、水滴が付着してもすぐに流れ落ちるように、ガラコ(ミラーコートZERO)なんかを使って撥水加工をするのが一番です。ただし、ガラコは一ヶ月か二ヶ月くらいで効果が薄れていきますので、定期的な施工を繰り返す必要があります。それから、普通のガラコは撥水性なんで、風の当たりにくいドアミラーには向きません。ドアミラー専用の「ガラコ ミラーコートZETO」を使ってください。
「そんなに何回も施工を繰り返すのは面倒くさい!」という人には、純正アクセサリーの「レインクリアリングブルーミラー」がオススメです。これなら鏡面に付いた汚れも光分解で除去してくれますし、ミラー自体が薄っすらとしたブルーになるんで外車っぽくてカッコいいってのもあります。
【トヨタ公式サイト】プリウス用純正アクセサリー「レインクリアリングブルーミラー」
価格は、12,960円(税込み)です。
リアバンパーを擦り傷から守る「プロテクションフィルム(リアバンパー)」
僕はかなり神経質な方なんで、人を乗せる時、バッグの金具や服のジッパーなんかでボディをスリスリされるのが気になります。良いカッコしたい時には我慢しますけど、家族や仲の良い友だちなんかの場合は「ちょっと!金具が当たってる」と注意をすることもあります。
特にトランクに荷物を積む時は、「重い荷物をリアバンパーの上に乗せてズリズリ擦りながら積む」なんて人もいるんで、そんな時は結構深い傷がついちゃうんですよねえ。
こんなトラブルを未然に防ぐには、純正アクセサリーの「プロテクションフィルム(リアバンパー)」がオススメです。頑丈な透明フィルムをリアバンパーの上に貼り付けてるだけなんで、目立ちませんし、フィルムが擦り切れてボロボロになれば、張り替えるだけで新品同然の状態に戻ります。
【トヨタ公式サイト】プリウス用純正アクセサリー「プロテクションフィルム(リアバンパー)」
価格は、10,800円(税込み)です。
見通しの悪いT字路で自車の存在をアピールする「LEDサイドライト(ナンバーフレーム付き)」
僕が住んでいるところは田舎の住宅街で、見通しの悪い十字路やT字路があちこちにあります。元気なお子さんも沢山住んでいるので、死角から急に子供が飛び出してくることも多いです。
ということで、見通しの悪い十字路やT字路を走る時は、最徐行でジワジワと進むしかありません。それでも、子供の方から飛び出して来るんで、年に何回かはヒヤッとすることがあります。
こんな時に役立つアクセサリーが、「LEDサイドライト(ナンバーフレーム付き)」です。これはナンバーフレームの左右にブルーのLEDラインが付いていて、横から見た時の視認性が高まるように工夫されてます。
例えば、見通しの悪いT字路でプリウスの鼻先をジワジワと出した時です。プリウスの鼻先にはブルーのLEDライトが輝いているんで、横方向の死角から接近する自転車や歩行者からはプリウスがT字路に進入しようとしているのがハッキリと分かります。
LEDの青い光は日中の視認性も高いんで、いつでも周囲に注意を喚起することができます。イグニッションのオン・オフに連動して点灯する他、専用のスイッチを使った点灯と消灯も可能です。スモールライトを点灯すると、LEDサイドライトはいらないんで自動的に消灯する仕様です。
【トヨタ公式サイト】プリウス用純正アクセサリー「LEDサイドライト(ナンバーフレーム付き)」
価格はフロントのみで、29,160円(税込み)です。
後退しながらの車庫入れをサポートする「リバース連動ミラー」
「狭い場所ギリギリに縦列駐車する」なんて時は、左側のドアミラーを下向きにして、左後輪付近をドアミラーに映しながらやるとやりやすいです。
それから、駐車場の輪止めに激しくタイヤをぶつけて停止すると、サスペンションを痛める可能性があるんで、「そっと当てるか輪止めに当たる寸前で停車するのがベスト」ってのもあります。こんな時も、左側のドラミラーを下向きにしていると便利です。ミラー越しに遠近感を掴むのは一見難しそうですが、なるべくドラミラーに顔を近づけてやると結構正確に分かります。
ただし、駐車する度にドアミラーを調整していたのでは面倒くさすぎます。「あらかじめドアミラーを下向きにしておく」という手もありますが、この場合は通常時の視界が若干制限されます。
こんな時に役立つのが、ATの「R」レンジ入れると同期して左側のドアミラーを動かし、左後輪付近を映し出す「リバース連動ミラー」です。ドライバーの好みに応じて微調整もできますし、「R」レンジを解除すればドアミラーも通常の位置に戻ります。
【トヨタ公式サイト】プリウス用純正アクセサリー「リバース連動ミラー」
価格は、16,200円(税込み)です。